奥様は、取り扱い注意 (第2話・2017/10/11) 感想

奥様は、取り扱い注意

日本テレビ系・水曜ドラマ『奥様は、取り扱い注意』公式
第2話『着付け教室』の感想。



優しい夫・勇輝(西島秀俊)と暮らす、一見平凡な主婦の菜美(綾瀬はるか)は、優里(広末涼子)、京子(本田翼)と共にカルチャースクールの「着付け教室」を受講する。そこで出会った夏希の着こなしは、不器用な菜美とは対照的に見事で、しかも色っぽい。そんなある日、夏希の過去を記した中傷ビラが町内中に投函され、自宅の壁には落書きが。町内会が、夏希を追い出そうとしていることに憤慨した菜美たちは、犯人を捕まえると宣言する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

法律的な問題もあり、アクションもキレがない第1話だったが…

第1話で、DVの夫に腹を刺されて完全に刑事事件なのに、世間に内緒にしたいからと言う被害者妻の言い分を聞いて、軽く暴力を振るってビデオ撮影して終了と、まあ法律的にも問題アリだし、物語はアクションと同じでパンチは無いし、お目当ての広末涼子さんが出演していなければ、第1話で離脱していた本作の第2話を見た。

「200人に1人はAV嬢」と言う時代に時代錯誤のような…

原案・脚本は金城一紀氏で、演出は猪股隆一氏と第1話と同じ。まあ、今回も詰めが甘いと言うか何と言うか。まあ、夫婦の夜の生活をコミカルに描くのが、本作の見所でもあるから、AV女優をネタにするのも分かるが…

町内会の会合での議決権が夫婦で参加したら「2人=2つ」と計算されるとか、今や毎年新人のAV女優が2,000~3,000人誕生し、既に日本には15万人にもおり、成人女性に限れば日本人女性の200人に1人はAV嬢と言う時代に、何とも時代錯誤のお話と思ってしまうのだが…

ここ一番が、主人公が "ただ暴れているだけ" では困る

それに、詰めが甘いと言えば、原案・脚本を担当する金城氏自らアクション監督を務めるアクションシーン、あれ、もう少し何とかならないだろうか?実際の演技が無理なら撮影や編集技術でもう少し詰めて頂きたいのだ。言っちゃ悪いが、今作は “ただ暴れているだけ” にしか見えない。

まあ、最近の刑事ドラマにしても時代劇にしても、諸事情によって最後の見せ場が一番しょぼいのは、もはやお約束とも言えるのだが。でも、本作の見せ場である終盤の主人公のアクションシーンが “ただ暴れているだけ” にしか見えないのには理由がある。

主人公が "ただ暴れているだけ" に見える2つの理由

理由の1つ目は、上↑で書いた通り、アクションシーンの演出がしょぼいから。もう1つの理由は、「悪」がきちんと「悪」に描けていないから。これは、前回でも、DV夫が警察に捕まらずに終わったこととも共通する部分でもあるが。

本作は、特殊能力を持った新米主婦がご近所トラブルを解決するドラマだと認識している。と言うことは、古今東西で言うところの「勧善懲悪モノ」だ。弱きを助け、悪を懲らしめる…やつだ。

「弱気を助け」は良いが、「悪を懲らしめる」が弱過ぎる

本作は「弱気を助け」の部分は主人公を中心に主婦3人が協力して頑張る姿がコミカルに可愛らしく描かれており、楽しいし問題は無い(細かなエピソードは問題アリだが)。

しかし、「悪を懲らしめる」部分が弱過ぎる。殺陣の貧弱さはもう書くのは止めておくとして。これを言ってはおしまいかも知れないが、分かり易いから敢えて書く。どうせ最後に主人公が暴れて倒すのだから、「もっと分かり易い悪党」にすれば良いだけの話。前回も今回も悪さが中途半端なのだ。

倒す相手を「もっと分かり易い悪党」に仕立てるべき

今回の犯人も、最初は1,000万円と言っていた口止め料を、途中で500万円に値下げしたし。乗っている車もピンピカな新車の超高級外車でなく、型落ちの外車だったり。私なんて見ていて「意外といい人だな」と失笑してしまった。

やはり、ここはきちんと倒す相手を「もっと分かり易い悪党」に仕立てて、主人公の正義感に拍手を送る程度で甘んじずに、視聴者自らの正義感を掻き立てて、主人公たち3人にエールを送れるような境地にまで行かないと、本当の面白さは創出できないと思う。

あとがき

個人的には、『痛快TVスカッとジャパン』内の笹野高史さん演じる老婆が大活躍する『スカッとばあちゃんシリーズ』を目指せば良いと思うのですよ。悪党が分かり易くて頑張って倒したいけれど倒せないのを正義の味方が成敗してくれる。

この放送枠なら、以前に会社内のトラブル解決のドラマで、『花咲舞が黙ってない』が上手いこと悪党に仕立ててやっていましたから、勿体ないです。そこさえ上手く行けば間違いなく、みんなが水曜日の夜にスカッとできるホームドラマに昇格すると思いまます。次回に期待します。

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【これまでの感想】
第1話

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