わろてんか (第4回・10/5) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第1週『わろたらアカン』 『第4回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(新井美羽)は祭りで出会った藤吉(松坂桃李)のことを思い出すと、胸のドキドキが止まらない。さらに「笑いの色は何色?」という藤吉から出された謎かけの答えを考えるがわからず、てんは兄・新一(千葉雄大)に助けを求めた。ある日、台所の酒が夜な夜な減っていくという事件が起こる。犯人と疑われた風太(鈴木福)は疑いを晴らすため、てんと二人で夜中に台所で張り込むことにした。すると現れたのは意外な人物だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

ほぼ全てのナレーションが "内容を先走っている上に煽り気味"

こんなところに違和感を覚えてどうするの?と言われそうだが。アバンタイトルで、てんと藤吉の会話を遮るように風太の「てん どこにおるんや」に反応して「帰らんと」のシーン。前回はそのあと風太と藤吉らの会話に自然に繋がったのに、今回は藤岡屋の店先に直結した。

語りで「運命の人との出会いを果たしました」とわざわざ印象付けをしたのなら、申し越し藤吉の扱いを丁寧にしたらどうだろう?あの編集の後に、母親らとの会話のてんを見ていると、楽しいひと時を過ごしたようには見えないし、この↓ナレーションが言ったような心情に、てんがなっていたなんて到底見えないのだが…。

N「てんは まだ ドキドキが止まらないようです」

それにしても、第1回からそうなのだが、特にこの第4回の「語り」に注目して頂きたい。ほぼ全てのナレーションが “内容を先走っている上に煽り気味” になっているため、実際の映像から受け取る物語の内容や展開の速度とマッチせずに、“全体が空回り” している印象を強めているような?

そう感じてしまったシーンがあとで登場するから、またその時に。

新一には笑顔を見せるのに、母親や風太にも見せない

なぜ、てんは父親以外(新一は除く)に笑顔を見せないのだろう?そこがずっと気になってしょうがない。父親の前では笑わないように緊張して、父以外の会話では笑顔ばかりと言わないまでも、ニコニコしていても良さそうだが。だって、笑い上戸と言う設定なのだから。

新一の前では笑うが、笑い上戸の笑いとは違うような

そして、毎回不思議に感じるのが、てんと兄の新一の会話のシーンだ。今回も、確かに「笑いの色」が何色かを悩んでいるから、序盤に笑顔が無いのは分かる。しかし、前半の楽しそうな想像を巡らせている場面でも、てんが笑うような、笑顔の演技も無い。そんなてんを見て新一は声を出して笑っているのに…だ。

でも、後半の「茶」の話になると笑顔もあるし笑い声もある。ただ、これは「おかしい(楽しい)」からの「笑い」であって、笑い上戸から来る「笑い」とは違う。前回の感想にも書いた通り「好奇心旺盛な女の子」の印象を強めているだけ。今後の展開を考えればそれも大切だが、今は「笑い」「笑顔」で無いのかな?

脚本と演出で「笑い上戸の女の子」を強調した方が良い

とは言え、9分頃のてんの笑顔のカットのような部分を増やした方がいい。印象付けと言うのは大事だから。とにかく、今のところ、これと言った特徴のないヒロインであることは間違いないから、とにかく、一貫性のある脚本と演出(演技指導)で「笑い上戸の女の子」を強調した方が良い…と思う。

筆、ノート、ランプ、辞書で儀兵衛の性格や時代を描くのは良い

夜中、「ディアスターゼ」を調べる儀兵衛のシーンは良かった。てんがいるシーンでは、時代が分かり難い作品だから、このように筆でノートに書く仕草や、ランプのほんわかした灯りや、辞書への几帳面な書き込みなどで、儀兵衛の性格を描きつつ、時代も描くのは良いこと。

ついでに、柱時計や懐中時計で時間も描いたらよかったかな(高価で無い設定なのか?)。

先走るナレーションが、物語が空回りしているのを強調している

さて、11分過ぎにやっと「化け猫」の話が再開。早朝のシーン→雲が掛かる満月→夜と、かなりあっさりとして時間経過の表現だが、無いよりはマシ。ドキドキした旅芸人にまた会えるかも知れないのだから、むしろ嬉しくて笑いが止まらないと言うのもアリのような気もするが、ここはこの類の定型で怖がった。

こう言う部分も、てんと言うキャラクターがイマイチ定まって来ない原因なのだがしょうがない。なんて考えていると、大きな風呂敷?をてんと風太が被るカットが、被った後とオーバーラップする。時間経過したと言う意味だろう。しかし、どの位の時間が経過したのか全く分からない。その上、こんな↓語りが入る…

N「けれど バケ猫は一向に現れず…」

このナレーションも、“空が白々と明るくなってきた頃” に、てんたちが欠伸でもしているカットに被ればそれなりの意味を持つが、どの位の時間経過をしているのか明瞭でないから、先述のように “内容を先走っている上に煽り気味” だから、“全体が空回り” している印象を強めてしまった。なんか、なんかなぁ。

あとがき

正直、今回も特筆すべきことは何もありませんでしたね。家の酒を家族の目を盗んで父親が飲んでいたと言うだけの話。第1回での “おてんば” な女の子ならば、ここで父親を言及しても面白かったと思います。

どうも、主人公がどんな人物で何を考えているのか見えて来ません。物語そのものもどこへ進もうとしているのかも見えません。とにかく、俳優以外の印象的な部分を魅せて欲しいです。

最後に。前回の感想に 67回のWeb拍手と、たくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。お酒が無くなって子どもを疑うと言うのもどうかなぁと思いました。今の所、芸人と同じ気持ちになって身を粉にして働いた笑いの王国「吉本」の創業者のお話には見えないです…

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