コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON (第9話/15分拡大・2017/9/11) 感想

コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON

フジテレビ系・月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』公式
第9話/15分拡大『運命の1時間』の感想。
なお、過去の2008年放送の『1st SEASON(便宜上こう呼ぶ)』、2009年放送の『新春スペシャル』、2010年放送の『2nd SEASON』はすべて鑑賞済み



車椅子ラグビー選手・両角(成田瑛基)ら急患3人が搬送された。藍沢(山下智久)ら救命の皆が迅速に対応し、全員命を落とすことなくICUへ。橘(椎名桔平)から「いいチームになってきた」と言われ、白石(新垣結衣)は喜びを隠しきれない。一方、優輔(歸山竜成)の心臓移植を待つことに限界を感じる橘らに、移植ネットワークから連絡が。そんな中、開通前の地下鉄線路内で崩落事故が発生。消防からドクターヘリ要請が入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

私の知らぬ時に『第8話《番外編》』でも放送されたの?

これまでも「こんな、THE THIRD SEASON を見たかった訳ではない」と散々綴ったし、前回の感想で『3』の総括も済んでいるから、今回の感想は見送るつもりでいた(どうせ書いても前回のコピペになるから)のだが、書かざるを得ない理由が出来た。その理由は…

恐らく劇中では1週間程しか時間経過していないはずなのに、フェローたちが見違える、いや別人のよう動きがテキパキと “デキるフェローたち” に変身しているから。まさか、私の知らぬ所で、『27時間テレビ』の中で『第8話《番外編》』でも放送されたのか?と疑ってしまったほどの違和感。

これね、フェローの横峰の成長ストーリーなら、こう言うのも時にはアリだが、本作、特に『3』は完全な群像劇。そう言う類の作品でフェロー全員が1週間で別人になるのは一番やってはいけないこと。数名が一緒に技術も意識も向上するなんてドラマ以外ではあり得ない事なのだから(苦笑)

『運命の1時間』について、思いのままを書いてみる…

さて、前回で総括もしたし、今回の感想で言いたいことも済んだから、もう書くことはない…。それだと、先週の Web 拍手だけでも 62 回を押してくれた読者さんに申し訳ないから、今回の15分拡大をしてまで描こうとした『運命の1時間』について、思いのままを書いてみる…

7年間で成長した "5人の今の姿" を観たいだけ!

要するに、私は『2』が放送された 2010年当時の藍沢、白石、緋山、冴島、藤川ら “5人の若き救命医療従事者たち” の “7年後の成長した姿” を観たいだけ。こう言っては元も子もないが、敢えて書けば、それ以外の話はどうでも良い。

そして、『3』は、私が最も観たい所を、おざなり(その場しのぎで済ませる)にして、見たくもない部分にばかり注力した。だから、私だけでなく。『1』と『2』を観て来た9年来の『コード・ブルー』のファンの心の乱れは鎮まらないし、落胆も治まらない。

橘親子も新人フェローがどうなろうと、どうでもいいの!

最終回直前だから書いてしまおう。正直、橘と三井と息子の話なんてどうでも良い。『3』から登場した新たなフェローたちもどうでも良い。だって、そうでしょ?私と同じ気持ちの読者なら、橘親子がどうなろうと、フェローが育とうと興味ないでしょ?

興味があるのは、もはや藍沢1人が主人公ではない『コード・ブルー』と言う名作に登場する “5人の主人公” の “2017年の夏の生きている姿、生き様” だけだから。

父が登場! 名取を「白石2号」的な "6人目の主人公" に?

脚本家が稚拙で、『1』と『2』の作家の思いを引き継げないなら、もう少し新たなフェローたちや橘親子のストーリーに “5人の主人公” を上手に巧みに絡ませるべきだった。それを完全に怠った上に、今回の名取なんて、父親まで登場させて、まるで「白石2号」みたいに “6人目の主人公” のように描いてしまった。

ジャニーズ所属のタレントさんを批判するつもりはない(のは当blogの読者さんなら承知だと思うが)が結果的に、“奇跡の5人集結” とジャニーズ事務所の新人登用で、『月9』の視聴率が上がりさえすれば良いと言う、フジテレビの経営、編成の思考回路を嘆くと共に、失笑しかない。

この事は、先日に最終回を迎えた『警視庁いきもの係』の感想でも触れた通りなので、興味がある方は読んで欲しい。

なぜ、緋山と冴島を "あんな設定" に変更したの?

更に『1』『2』を通して見て来たファンからすると、藍沢と白石はともかく、恋バナ担当になった緋山と、不幸の運命を背負わされ家族思い担当になった冴島の、各役割に対する違和感と失望感は半端が無い。これだけは言える。緋山と冴島の現状は “7年後の成長した姿” とは受け取り難い。いや、受け入れる訳にはいけないレベル。

それを、今回でも、堂々と緋山は冒頭と中盤で、冴島は後半にぶち込んで来た(汚い表現で失礼…)。もう、本作をどう捉えれば良いのか、脚本家に教えて欲しい位だ。なぜ、緋山のあの事故を、そして周産期への思いを、簡単に「医局長昇進」で済ませるのか?冴島を患者の命よりも家族を優先するナースにする必要があったのか?と。

藍沢と緋山が,"救命復活要員"で,3か月常勤になっただけ?

蒸し返して恐縮だが。今回で急成長したフェローたちが活躍している状態で、藍沢と緋山が抜けても「救命センター」が何とか回っていると言う状態の描写だよね。だとすると、『3』の第1話で藍沢と緋山が加わる前の「救命センター」はきちんと機能していなかったと同意だよね、ね。

そう言うどん底状態の「救命センター」を立て直した立役者たちが、今回の終盤では、藍沢も緋山も「救命センター」からいなくなりそうだし、藤川もフライトドクターを辞めそう。一体『3』は何を描こうとしているの?みんな抜けて、ドクターヘリも廃止になって、「救命センター」も無くなるの?

結局、ボロボロ状態の「救命センター」を復活させるために、藍沢と緋山が3か月間常勤になっただけと言うお話なの?

「時間の大切さ」を殆ど描かなかったツケが回って来た

最後に、第9話の構成について書いておく。今回はサブタイトルの『運命の1時間』をテーマにした物語だったが、まともにこのサブテーマで因数分解されて綴られたのは、橘の息子の臓器移植決定までの1時間だけ。あとは、ピンと来なかった。

これは今回が悪い訳でなく、これまで「救命センター」のドラマなのに、「命の大切さ」は多少言及されても、「時間の大切さ」については殆ど描いて来なかったことのツケが回って来たからに他ならない。普通なら医療ドラマで『運命の1時間』と言うテーマならいくらでも面白く描けるのに…

だから、最終回の予告編のために白石がナレーションで「運命の1時間」を連呼しても、「藍沢先生は死んじゃうの?」としか感じない。結束力の固いチーム医療を描いてきた名作の、それの3作目の最終回の予告編としては残念で仕方がなかった…

あとがき

都合良く前作の設定を引き継いで始まったものの、後は基本的に改悪と無視。橘先生親子の移植の件も、やる気がないのに2か月目のある日突然デキる医師になる話もどうでもいいです。緋山のラブ展開と冴島の不幸展開も見たいと思いません。

この稚拙な脚本と勘違いしている増本Pの下で、俳優さんたちは頑張っていると思います。意味不明な台詞を言わされ、過酷な災害現場のロケ地で必死に演じているのは伝わっています。もう、そこを見るしかありません。どうか、次回の最終回では大風呂敷の回収だけは忘れずにして頂きたいです。

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「コード・ブルー 2nd season」ロケ地@千葉県八千代市
「コード・ブルー 2nd season」ロケ地@千葉県八千代市 (その2)
「コード・ブルー 2nd season」ロケ地@千葉県八千代市 (その3)
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【『THE THIRD SEASON』の感想はこちら】
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