ひよっこ (第136回・9/7) 感想

連続テレビ小説「ひよっこ」

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』公式
第23週『乙女たちに花束を』 『第136回』の感想。


 本作は、9/4 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


記者に自宅を囲まれた世津子(菅野美穂)を、無事救出したみね子(有村架純)と秀俊(磯村勇斗)。裏の広場に帰り、赤坂の人たちにどう切り出すか話し合っていると、突然辺り一帯が停電してしまう。真っ暗闇の中、世津子のことを何も知らない鈴子(宮本信子)や一郎(三宅裕司)ら近所の人たちが集まってくる。みね子が慌てて事情を説明しようとするが、タイミング悪く電気が点灯!世津子の姿を見た一同は、騒然となってしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

いつも制服を着ているみね子が気になってしょうがない…

冒頭の汗だくで逃げて来たみね子で感じたこと。みね子の制服、こうして仕事以外でも着ていると、いつ洗濯しているのか?とても気になる…

それに、以前にも書いたが、みね子は結構な確率で夜に活動しているから、銭湯にもちゃんと行けているのか?とかね。最近のみね子は、騒動ばかりに巻き込まれていて生活感がないから、飲食関係の接客業だからいろいろ心配になるのだ(困)

脚本と演出の「停電」の扱いが、不自然極まりない…

今回の15分間の “引き延ばし” のために重要な要素であった「停電」の、脚本と演出の扱いが気になったので書いておく。まず、昭和42年頃の東京では、確かに今に比べると停電は多かったが、今回のような停電では無かったように記憶している。これは、もう私はその時代に東京で生きていたから分かること。

N「あらあら 停電ですね。
  この頃 東京では停電 今に比べるとかなり多かったです」

だから、この↑語りは間違っていないのだが、今回の映像にあった連発するような停電と噛み合っていないと言いたいのだ。これね、劇中の時代の赤坂界隈では、あんな感じの停電が頻繁に起きていると言う設定なのでしょ?だよね。あんなに頻繁に停電していたんだよね。

停電に慣れた人の "日常" は「家の中で待つ」でしょ?

だとしたら、全員が停電に “慣れっこ” になっているはず。東日本大震災の時に、我が家が数日間だけ「計画停電」エリアに入った時も、驚いたのは最初だけ。あとはすぐに “停電も日常” になって騒ぎもせず、家の外に出ずにロウソクと懐中電灯でじっと停電が終わるのを待ったが…

私の幼少期もそう。停電はあったが、外に出ると危険だから家の中でじっと回復を待つと言うのが「停電に慣れた人の日常」なの。だから、今回の鈴子ら大人たちは、停電の頻発する中でビアガーデンみたいに、大勢で外に集まるなんて不自然極まりないって思うわけ。

やりようで「あかね坂商店街人情物語」になったのに…

だから、本来は、「世津子が来たから」を理由に、みね子や秀俊たちが、停電の回復を家の中で待っていたり、停電なんて気にせず家の中にいる人たちを、呼びに行ったり、遅れて参加する人がいるような脚本や演出にするべきだった。

そうすれば、大女優・川本世津子をみんなで助けようとする「あかね坂商店街人情物語」になった訳だ。長くなったが、要は、脚本にあった「語り」と、演出家の作り出した「停電」が、完全に噛み合っていなかったと言うこと。

こう言うズレは、ここ最近目につくが、今回のズレは良くない。「停電」を使った引き延ばしにしか見えなかったし、菅野美穂さんの存在感がなければ、ただの「停電コント」で終わっていたから。困ったものだ。

世津子もキャラ変更で「ひよっこ劇団」にすぐ馴染んだね

さて、前回で強引に語りやナレーションで「世津子の人生」を描いてしまったため、更に “お節介みね子” が世津子に馴れ馴れしく接するために、今の世津子には当初の頃の “大女優のオーラ” は見当たらなくなり、良くも悪くも(めでたくと言っておこう)「ひよっこ劇団」の一員になった。所謂 “キャラ変” と言う訳だ。

しかし、菅野美穂さんの出演は岡田恵和氏の熱烈なプッシュがあったとされているから、脚本は当然に「当て書き」だろう。だとすれば、本来は、今回のような庶民的なキャラクターで「ひよっこ劇団」に登場させたかったのかも知れない。そして、菅野美穂さん自身の演技も、庶民的な川本世津子に近づけている感じ。

とにかく、菅野美穂さんの演技と存在感に救われた、15分間だったのは間違いない。

みね子はすずふり亭へ就職し、すぐに実が見つかれば…

そうなると、何度も書いて恐縮だが、みね子が上京して最初に就職するのが「すずふり亭」で、入社1週間程度で、路上でケガして倒れていた実を世話していた世津子が「すずふり亭」に実さんを連れてくれば良かったなあと。そうすれば、実と世津子の不適切な関係もないし、実の記憶喪失もないし。

最初から、今回のメンバーにヤスハルと邦子を加えた「ひよっこ劇団-赤坂編-」で物語を作り込んだら良かっただけのこと。

既にクランクアップしているから、敢えて書くが、「ひよっこ劇団-奥茨城編-」のあのほのぼとのした人情と笑いの物語を、今回の「ひよっこ劇団-赤坂編-」なら間違いなく引き継いでくれたと思うと残念で仕方がない。

あとがき

あれこれ書きましたが、最近の本作の中では、今回の15分間は、『ひよっこ』らしい面白さもあって良かったと思うのです。だからこそ、「赤坂編」は最初からこれで良かったと…

「向島電機編」も決して悪くはないのですが、出演している俳優さんたちの幅の広さなどを考えると、「奥茨城編」と「赤坂編」が直結した方が自然だったかなって。残念と言うより、勿体なかったと言う感じでしょうか。

それと、8月24日(木)に放送された『SONGSスペシャル 桑田佳祐』を見逃した方へ。本日(深夜)9月7日(木)午前0:10 ~ 午前1:00 に再放送されます。SONGS「SONGSスペシャル 桑田佳祐」 (2017/8/24) 感想で簡単に予習をしておくと、更に楽しめると思います。
※放送は深夜に放送済みでしたね。私が既に視聴&録画済みなので、詳細を間違えました。すみません。(2017/09/07 15:10)

最後に。前回の感想に、103回ものWeb拍手とたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。やはり、世津子がキャラ変更したので「拍手コメントへの返信」に書いた通りに、新生世津子と時子で1週間分(6回)は割きますね。と言うことは来週火曜日までこんな感じでしょうか?

いよいよ、“いつもの朝ドラ” にまっしぐら、「お節介みね子の上京奮闘記」に突進ですね。もう、これまでの「奥茨城編」と「向島電機編」ことは一先ず忘れて、みんなで残りの3週間と2日間を楽しみましょう!

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【これまでの感想】
[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
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「ひよっこ」“異例”の9月ズレ込みでクランクアップ やはり騒動は現場でも起きていたのか?(2017/09/04)

第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に!』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ!』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう!』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』
103 104 105 106 107 108
第19週『ただいま。おかえり。』
109 110 111 112 113 114
第20週『さて、問題です』
115 116 117 118 119 120
第21週『ミニスカートの風が吹く
121 122 123 124 125 126
第22週『ツイッギーを探せ!』
127 128 129 130 131 132
第23週『乙女たちに花束を』
133 134 135

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昭和お笑い劇場>『ひよっこ』第136話

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