カンナさーん! (第8話・2017/9/5) 感想

TBS系・火曜ドラマ『カンナさーん!』(公式)
第8話『仕事も母としてもクビ?? パワフルママにリストラ宣告』の感想。
なお、原作:深谷かほる「カンナさーん!」(集英社クイーンズコミックス)は未読。
麗音(川原瑛都)がけがをした。居合わせた俊子(泉里香)は責任を感じ、カンナ(渡辺直美)と礼(要潤)に麗音の世話をしたいと頭を下げる。仕事が忙しい2人は俊子の提案を承諾する。そんな折、ブランドの今後についての会社の決定が通達される。沈痛な表情の美香(山口紗弥加)や翔子(トリンドル玲奈)を、明るく鼓舞するカンナ。一方、礼と俊子の仲を応援する柳子(斉藤由貴)は、2人を結婚させ、麗音を引き取ることをもくろんでいた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
斉藤由貴さんも、姑がウザすぎる!
不倫騒動があったから斉藤由貴さん自身を見ているのががウザく感じるのか、彼女の演技力のお蔭で柳子が超ウザいのか分からないが、離婚した元嫁に対して、あそこまで周到に関与するのはなぜ?
まあ、そう言う設定と言えばそれまでだが、姑がいなければ全てが丸くなると言うのが分かってしまう段階で、ウザいだけの登場人物を、こう言うホームドラマに配置するの私は嫌いだ。
カンナを初期の頃の共感できる主人公に戻した方が良い
カンナが、あんな映像と姑に言われただけで、どうして簡単に麗音を手放したのは解せない。これまで、親だ、私の息子だと散々偉そうに言っていたのに…。普段は演出の悪さを言及するのだが、本作は脚本が良くない。いや、仕事、家族、親子、子ども、礼、姑などそれなりに絡めて、面白おかしく描いているのは認める。
しかし、肝心なのはカンナと言う主人公が視聴者に共感されるキャラクターになるってことではないのかな?ウザい姑がいても、どんな辛い状況に遭っても、“全力で息子との生活を守るバツイチ女” を応援したくて見るんじゃないのかな?演出がどうこう以前に、カンナを初期の頃の共感できる主人公に戻した方が良いと思う…
母親として他人に言ってはいけない言葉でないのか!?
カンナ「何が大切か やっと気づいた。
私が麗音と一緒にいることじゃない。
一番大切なのは 麗音が幸せになることだって。
麗音が幸せになるには 私が諦めれば…
私が身を引けば それで全部うまくいくって。
私といるより 私といるより麗音が幸せになるなら、
私は それでいいから、
麗音を幸せにしてあげてください」
渡辺直美さんの涙の迫真の演技は認めるが、流石に俊子役を演じている泉里香さんも、こんな台詞を目の前で言われてリアクションに困った表情にしか見えないのだが。それにしてもこの↑カンナの台詞、母親として他人に言ってはいけない言葉だし、俊子に一番言ってはいけない言葉でないのかな?
これでは、感動どころか、母親としてのカンナに反発さえ感じてしまうのだが。それが脚本家の狙いなら大したものだが…
あとがき
カンナが0番でトン子が1番と言うオチで、何とかイライラからスッキリさせてもらいましたが、このオチを作るために、カンナに言わせるべきでない台詞を言わせるのは間違っていると思いますが…
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