ひよっこ (第122回・8/22) 感想

連続テレビ小説「ひよっこ」

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』公式
第21週『ミニスカートの風が吹く』『第122回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


漫画家の部屋で、自分がモデルになった漫画を見つけたみね子(有村架純)。時子(佐久間由衣)や愛子(和久井映見)に、教えてくれなかったことへ不満を漏らす。そんなとき、何も知らない啓輔(岡山天音)と祐二(浅香航大)が、のんきにあかね荘へ帰ってくる。偶然会ったヤスハル(古舘佑太郎)のギターに合わせて歌っていると、歌声に気づいた女性たちが広場に下りてくる。みね子は、漫画のことを問いただすが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まさか、ヤスハルが漫画家コンビを待ち受けるだけの役とは!

意味不明な漫画家コンビの歌を延々と聞かされた後、6分頃に愛子(和久井映見)がこんな↓こと言う…

愛子「どこ行ってたの?3日間も」

「何やってんの?3日間も」とこちらが言いたくなるような内容の第122回。まさか、ヤスハル(古舘佑太郎)が飲んで帰って来る漫画家コンビを待ち受ける役だったとは、呆れてものが言えない。

漫画家コンビの大合唱が、富さんたちに聞こえたって事は?

何回も書いて恐縮だが、多分これが最後だから許して欲しい。みね子(有村架純)の服装を見れば、みね子は仕事が終わって一度も自分の部屋に入っていない状態。富(白石加代子)と愛子(和久井映見)の服装を見れば、ほぼ寝る仕度。時子(佐久間由衣)と早苗(シシド・カフカ)は「月時計会議」で飲んだ帰り。

以前の描写で、すずふり亭の夜の部の営業終了が21時とあったから、「月時計会議」を2時間としても23時、3時間としたら24時と言うことになる。その少し前に、すずふり亭裏の広場にはヤスハルと鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)が歌っていた。帰ったとしても、鈴子と省吾の自宅はご近所の設定。

そして、今回で酔っぱらいの大合唱が、漫画家コンビの部屋の富さんたちに聞こえたってことは、やはり最低限ヤスハルが富さんたちの2回の悲鳴に反応しなかったのは不自然を通り越して、“いい人” とは決して言えないレベル。脚本も演出もどうかしてるとしか思えない。

富さんが漫画家コンビを叱るくだりの見(魅)せ方に不満

さらに、富さんが漫画家コンビを叱るくだりの見せ方にも不満がある。あれだけ女性5人が心配していたのに、叱ったのは富さんだけ。それも富さんのアップは2カットだけで、あとはず~っと寄りも引きも後頭部しか映っていないって、どんな演出なの?

まあ、演出はたった1カットで15分を台無しにする川上剛氏だから諦めるとして、演出以前に、以上に、もっと5人を活用して魅せる脚本でなければいけなかったのでは?確かに、普通の人たちの、普通の出来事を、普通に描いくのが、本作らしさなのだが、3日も続けたオチがこれ?怒りを超えて情けなくなる…

『とと』や『べっぴんさん』を思い出させたみね子の威嚇

そして、後半のみね子が漫画家コンビを威嚇するシーン。私には、みね子があそこまで強気で威嚇する理由が見えてこない。勝手に漫画の素材にされた怒りはあるとしても、自分の恋愛が世間に晒される恥ずかしさもあるだろうし、勝手に他人の部屋に入って物色して見つけた負い目もあるのでは?

だとしたら、もう少し複雑な心境で、漫画家コンビに感情をぶつけた方が、ドラマとして自然では?それに、有村架純さんの怒る演技も、最近はいつも同じ。『とと姉ちゃん』や『べっぴんさん』のヒロインと同じ傾向。騒動至上主義になってる点も似て来てる。

もう少し、笑顔に変化って付けられないものだろうか。あのふくれっ面を可愛いと思うのが一般的なのか?

秀俊のみね子への気持ちは、最初から周知の事だから…

ラストの、取って付けたようなみね子と秀俊(磯村勇斗)のくだりも、面白味もな~んにもない。秀俊がみね子を好きなのは、「由香がいい人」よりも最初から分かっていることなのだから、サクッと進めたら良いのに。

ここんとこ、回想シーンが多過ぎて話が前に進んでる印象はないし、みね子に至っては奥茨城から帰って来てから何もしてない。全部受け身の立場。せめて、ヒロインだけでも話を前進させて欲しい。それにしても、劇伴の選曲もセンスないなあ。

あとがき

今回、結構ショックだったのが、富さんが漫画家コンビを叱ったシーンでの、合計7人の描写です。私だけだと思いますが、誰一人 “いい人” に見えませんでした。言うならば、“いい人の皮を被った普通の人” って感じ。これは、ヤスハルも秀俊も同様。確かに俳優が “いい人” を演じているのですが、それとは違う感覚。

“いい人” だからこその、気遣いや温もりや優しさが、悲鳴に気付かないヤスハルに代表されるように、テレビの中の登場人物から伝わって来ないのです。奇しくも、由香が “悪い人” を演じていたと言うくだりもありましたしね。

これは俳優の責任でなく、明らかに4月の「奥茨城編」から劣化している脚本と演出の人間描写が原因です。何とか返り咲いて欲しいのですが…

最後に。前回も愚痴ばかりの感想なのに、100回ものWeb拍手とたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。まだ、「奥茨城編」の頃のような、笑えて泣けて登場人物たちみんなに共感できるような『ひよっこ』に期待を寄せている人が多いと言うことですよね。 まだ、諦めたくはないって。私も同じです。細々と応援するしかないですね。

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【これまでの感想】
[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた(2017/06/05)
「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい(2017/06/12)
ひよっこ 総集編(前編) (2017/7/8) 感想
奇跡のコラボ 「ひよっこ」の三男が「コード・ブルー2」に出演していた (2017/07/12)
「ひよっこ」のオープニング映像が、後半戦から一部変わってます (2017/07/20)

第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に!』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ!』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう!』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』
103 104 105 106 107 108
第19週『ただいま。おかえり。』
109 110 111 112 113 114
第20週『さて、問題です』
115 116 117 118 119 120
第21週『ミニスカートの風が吹く』
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