2008
Aug
31
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オリジナル脚本の映画がなくて映画業界は大丈夫なのか。
最近も『DMC|デトロイト・メタル・シティ』や『20世紀少年』など、大ヒットする映画の多くが漫画原作の作品が多い。漫画原作の映画が悪いとかでなくて、オリジナル脚本の映画が少ないのが気になります。
まずは観客の問題。人気漫画が原作になるのだから多くの人がそのイメージを持って映画館に来るはず。そして、その原作と映画の差を探したり、語ったりします。そういう観かたもあると思いますが、できれば何の先入観も持たずに、まっさらな気持ちでどっぷり映画の世界を楽しんで欲しいと思うのです。
そして、制作者の問題。これは深刻だと思います。一つは単純にオリジナル脚本を書ける脚本家が少なくなっているのではないかと言う不安。これは映画だけでなくテレビドラマにも共通します。そして、最近の脚本はセリフがダサい。変にキメ台詞ばかり連発したり、状況説明や感情まで説明する所謂『説明台詞』が多すぎます。感覚的にはテロップがずっと入っているような。まあ、これは観客が楽なのを選択するのと、俳優さんの演技力不足も原因です。
もう一つは、確実にヒットする作品しか制作できない経済的な問題。スポンサーにしても、小説や漫画で一度ヒットした作品の映画化のほうがリスクが無くて安心なのでしょう。これでは、いくらオリジナル脚本の企画を持っていっても弾かれるのは当然です。
日本の映画界、テレビドラマ界のこの先が心配です。
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