ひよっこ (第118回・8/17) 感想

連続テレビ小説「ひよっこ」

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』公式
第20週『さて、問題です』『第118回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


仕事帰りのみね子(有村架純)を待っていた由香(島崎遥香)は「私のこと忘れてない?」と不満な様子。話があるらしく、みね子を月時計へ連れて行く。そこで島谷(竹内涼真)との話を蒸し返す由香に、腹が立ってくるみね子。一方、嫌なことがあった時子(佐久間由衣)は、帰りがけに会った早苗(シシド・カフカ)を飲みに行こうと誘う。やってきた月時計で、2人はみね子の隣にいるのが“食い逃げ娘”の由香だと気づく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回の美代子の手紙の途中からのモノローグは美代子らしい…

今回の感想に入る前に、前回の感想で、序盤の美代子の手紙が途中から不自然にみね子のモノローグになった件だが、読者さんから「美代子のままでは?」との意見を頂戴した。私はその後の回想のみね子の声と似ていたからそう判断したのだが、録画も無いし確認するつもりもないので、気になる方はご自身でどうぞ。

さて、問題です。

さて、問題です。今回のアバンタイトルで、本作始まって以来、私が初めて感じたことは何でしょう?答えは、こんなに主題歌が流れるタイミングまでが、長く退屈だったのは初めてだってこと。犬の遠吠えまで約1分35秒。ホント、今週の松木健祐氏の演出はセンス良くないね。私の好みと合わないだけだが。

どうでも良いこと。あのピンク色のショート・カクテルは何だったの?

主題歌明け、超久し振りの邦子(白石美帆)が登場し、シェーカーからピンク色のショートカクテルをグラスに注いでいた。飲むのも作るのもカクテル好きな私としては、シェーカーの上1/3が冷えていないのが気になったり、カクテルが何なのか気になってしまった。

因みに「ピンク・レディ」ならレシピは、ジンとグレナデン・シロップと卵白だから、当時のスナックでも作れたかも知れないが、卵白がシェークされるから、見た目にもっとフワフワっとしなければいけない。そんなことにしか目が行かない第118話だ。なお、グレナデン・シロップは昭和50年代にはあったが、40年代は不明。

由香と時子の "ほぼ不必要なキャラ"で今さら何を描くの?

アバンで由香(島崎遥香)本人が言っていたが、由香って “忘れられたキャラ” と言うより、そもそも客寄せ&話題づくり用の本作に “ほぼ不必要なキャラ” なのに、そんな登場人物を使ってまで描く内容だっただろうか?今週から、これまでを一掃して本格的軌道修正じゃなかったのか?

それに、由香も由香だが、時子(佐久間由衣)も時子なのだ。「向島電機編」と「赤坂編」では “ほぼ不要なキャラ” になってる。まあ、「向島電機編」では騒動起爆係で何かを起こす役割はあったが、女優を目指すって話は完全にしょんぼり。

更に、「赤坂編」の時子は、皆さんご存知の通りに、あかね荘の面々にはそれぞれきちんとした人物設定と役割があるし、ドラマ上の面白さもあるにに、みね子(有村架純)の部屋に転がり込んで来てからは、ほぼ役割が無い。本来なら、ヒロインの幼馴染と言う物語上の重要な役割があるのに、全く脚本家は利用していない。

そんな由香と時子で、回想シーンをふんだんに盛り込んで、一体何を描きたいんだろ?それに「月時計会議」の議題が、まだ2つも残ってると言う事実。もう、観終えた感想は、一言、だから何だって言うの?しかなかった。

なぜ、邦子を活かして、面白味とテンポを加えなかった?

今回の15分間は、脚本と演出の両方の問題だ。最終回までに描くことはすでに決まっていて、それだけでは残りが埋まらないから、いろんな事情でこうなったに違いない。ただね、こんな内容でも演出次第で、もう少しマシに仕上げることは出来たのではないだろうか?

その1つが、カウンターの中にずっといた邦子。演技経験でも存在感でも白石美帆さん演じる邦子が、ほぼ横顔を後ろ姿で女子会に参加しなかったのは勿体ないし、むしろ不自然な位。オーセンティックなバーのバーテンダーならむやみに客に話しかけないが、邦子はお国訛りで話し掛けるキャラクターでしょ?

一方的且つ淡々と会議を進める早苗(シシド・カフカ)に対して、人間味溢れるキャラで「大人の女性」として割り込んだ方が面白かったのでは?いや、面白くなくても、ただの会話劇にそれなりのテンポは生まれたはず。演出家が邦子に撮影現場でちょこっと台詞や動作を加えたら良かったのに。やるべき時にやらないのね。

ヤスハルでは、邦子の代わりは務まらない

ヤスハル(古舘佑太郎)の演出的な使い方も意味不明だった。そもそも、Yahoo!テレビのあらすじにも登場しない位にこの15分には不要な登場人物。なのに、結構な出番があった。恐らく、あのギターと犬とヤスハルで、演出家は会議風景に面白さやテンポを生み出したつもりだろうが、それは最初から無理な話。

だって、ヤスハルってどう言う人物?子供に恵まれない柏木夫妻の養子で、和菓子屋の息子なのに餡子が苦手で、夜中にアコギの練習をしているが腕はイマイチってだけのキャラだよ。キャラと俳優の存在感から考えても、邦子には到底敵わない。

ヤスハルに強力キャラの愛子を絡めたら良かった

折角、終盤のために強力キャラの愛子(和久井映見)がスタンバイしていたのなら、ヤスハルに愛子を絡めたシーンを作って、バー月時計のシーンとカットバック(切り返す)したら、あっちはあっち、こっちはこっちで面白くなった可能性ある、きっと。だって愛子だもん、和久井映見さんだもん。

今週は、脚本と演出がチグハグなまま終わりだろうか。折角、期待しただけに、蓋を開けてみれば、夏季休暇用の演出家の練習台って感じなのが、残念過ぎる。

あとがき

由香が、鈴子と省吾に反発するようになった理由を、今さら知りたい視聴者がいるんですかね。それよりも、奥茨城で実がどうなっているのか、特にちよ子と進との父子関係は上手く行ってるのかの方が気になりますけど…。やはり、今週は過去の視聴率が取れそうな登場人物で人気取りしているだけに見えるのが残念です。

最後に。前回の愚痴と提案ばかりの感想に、88回ものWeb拍手とたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。まさか「月時計会議」と題して3つも議題があり、その1つ目で15分使い切るとは思いませんでした。「だから何?」って感じでした。今度こそ、次回に期待します。

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【これまでの感想】
[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた(2017/06/05)
「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい(2017/06/12)
ひよっこ 総集編(前編) (2017/7/8) 感想
奇跡のコラボ 「ひよっこ」の三男が「コード・ブルー2」に出演していた (2017/07/12)
「ひよっこ」のオープニング映像が、後半戦から一部変わってます (2017/07/20)

第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に!』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ!』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう!』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』
103 104 105 106 107 108
第19週『ただいま。おかえり。』
109 110 111 112 113 114
第20週『さて、問題です』
115 116 117

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内容話がしたいと由香(島崎遥香)に連れられ、みね子(有村架純)は“月時計”へ。そこに、時子(佐久間由衣)早苗(シシド・カフカ)がやってきて。。。 敬称略 だから、なに? 以上である。

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