ひよっこ (第103回・7/31) 感想

連続テレビ小説「ひよっこ」

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』公式
第18週『大丈夫、きっと』『第103回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


実(沢村一樹)に関する新たな事実を知ったみね子(有村架純)は、大きな衝撃を受けて外に飛び出すが、混乱のあまり大雨のなかに立ちつくす。そこにそっと傘を差しだしてくれる人物が…。みね子はその人に自分の悲しみとつらい気持ちをぶつける。。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今週は、あのビートルズ旋風でやらかした演出家です…

今週こそ、残り2か月のいろんな意味での軌道修正の最後のタイミングの1週目で、応援団としては期待の週なのだが、演出が田中正氏でがっかり。彼、第13週『ビートルズがやって来る』で5日分の脚本を6日分に演出・編集した、NHK朝ドラ史上初の演出家。まだ、描くべきことをだらだらやるのだろうか…

世津子は、みね子にも実にも互いの存在を伝えずに!?

あのね。記憶喪失の人に会ったことがないから、一般的なテレビドラマでの描写として言うのだが、自分が記憶喪失であると認識している人が、娘と言う人が目の前に現れて、あんなに冷静に、且つ冷たい態度で、見知らぬ若い女性に接するかって、初歩的な疑問。むしろ、「えっ、私結婚してたの?」とか言わない?

その上、この初対面(ってことだから)のシーンを見ると、実(沢村一樹)はみね子(有村架純)の存在を、再会の前に世津子(菅野美穂)が伝えていないように見える。と言うことは、世津子は、みね子にも実にも互いの存在を伝えずに、この “サプライズ再会” を仕組んだってこと?普通、そんな危険なことやる?

大雨の中、みね子の恨めしい目つきっておかしくない?

大雨の中、実が「手にもたくさん血が付いてて」と言っているのに、みね子の表情、、目線、いや目つきと言った方が良いかも知れない。あんな、恨めしい目つきでケガして記憶喪失になった父親を見るだろうか。前回のラスト(今回のアバンタイトル)の室内でのみね子と明らかに表情が違うのが気になってしょうがない。

世津子と実の "初対面" のシーンは無いの?

2年半前の大雨の日の回想シーン。実と世津子の最初の出会いと言う大切なシーンだと思って観ていたのが、世津子からこの↓とんでもない台詞が飛び出した。

世津子「昨日もそこに座ってましたよね」

これ、ドラマとして不自然だし、みね子と実の再会は無理矢理なサプライズにして、世津子と実の対面の場面は、初対面から1日時間経過したあとってなんか…。

出会いから2日目以降の時間経過が不鮮明過ぎる

そして、世津子が白い傘を実のそばに置いて立ち去る。次のシーンは雨の夜。あた世津子が実の下にやってくる。このシーン、直前のシーンと同日の夜の話かと思いきや、世津子の衣裳が違うから、またここで何日か時間経過が入ってる。「●日後」と言うテロップを入れたら済むはずなのに。

"怪し過ぎる男" を "大女優" が、マネージャーに相談もせず?

で、少なくとも、世津子は実と初めて会ってから最低3日目以上経って、自宅に招いたってことになる。事件に巻き込まれ警察にも行かず、あんなケガをしてるのに病院にも行かずに、大雨の中に3日以上いた見ず知らずの男を、4日目以降に自宅に招き入れるだろうか。

実「最初は、世津子さんは信じなくて驚いて、
  病院と警察に行こうって言いました。
  でも、私は断った。と言うか、嫌だと言いました」

それも、助けてくれた恩人にこんな↑ことを言う、明らかに “怪し過ぎる男” を “大女優” が、マネージャーに相談もせず、家に招き入れるだろうか。いくらドラマでも、フィクションでも、あまりに現実感が無さ過ぎやしないだろうか。

たったあれだけのみね子の言葉で、実は覚醒し始まるの?

そんな現実味の無い状況を11分間も見せておいて、切ない音楽に合わせて、みね子がこんな↓ことを言っても、説得力が無いと言うかみね子に感情移入できるはずがない。

みね子「誰かを傷つけたりしたんじゃない」

その上、この台詞のあとに、講釈師見てきたような嘘を言うとは言わないが、いつぞやの綿引(竜星涼)からの情報の想像シーンがインサートされた。直前の充血した実の表情の直後だから、みね子の心からの訴えに少し何かを思い出したよう。これさ、実は “想像シーン” は見てないのね。綿引の話は聞いていないから。

だとすると、私が感情移入できなかったみね子の訴えで、実の心が動いたってことになる。そうなると、実にまで感情移入できなくなるのだが。

ドラマチックにするために、脚本も演出もやり過ぎ!

で、13分過ぎに、唐突にインサートされた世津子の「ただいま」で始まる回想シーン。仲良く鯛焼きを食べていたが、その前後の世津子の表情を素直に受け取ると、折角の2人の生活が、みね子の登場で無くなってしまう寂しさに見えたのだが。だって、“サプライズ再会” を仕組んだのは世津子本人だから。

これ、ドラマチックにするために、やり過ぎてる。脚本家も演出家も。前後の繋がりも考えず…

今回の世津子さんは、これまでの世津子とは別人に見えた

あと、書き忘れそうだから追記しておくが、序盤で実に話しかける世津子が、どえらく軽率&軽薄な女性に見えるような演技になっているのが超違和感。演出家は、“大女優でも気さくな人” を演技指導しているつもりだろうが、全くそうは見えない。これまでの世津子とは別人くらいに見えてる。演出家、第14週から見てなかったとか?

あとがき

うーん、実の失踪を4か月も引き伸ばした弊害が出てるんじゃないでしょうか。“今さら感” が半端ありませんから。今回を見て、父親が失踪して上京せざるを得なくなったそのすぐあと位に、無事にどこかの病院にいることを綿引さんが探し当てて、記憶喪失のお父さんとその家族の関係修復のホームドラマにした方が感動作になったのでは?

前回の感想の上に、110回ものWeb拍手やたくさんのコメントを頂き、本当にありがとうございます。予告編によると、明日から「記憶喪失のお父さんとその家族の関係修復のホームドラマ」になるようですが、そうなると「向島電機編」や「ビートルズ旋風」「赤坂恋シリーズ」って何だったんでしょう?今日中に脳内補完しておきます。
と言う訳で、当blogは、まだまだ引き続き本作を応援します。

※いつもご愛読ありがとうございます。今回は(も)誤字脱字、表記や解釈の間違いがあると思いますが、修正やご返答は今夜遅くになります。

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【これまでの感想】
[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた(2017/06/05)
「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい(2017/06/12)
ひよっこ 総集編(前編) (2017/7/8) 感想
奇跡のコラボ 「ひよっこ」の三男が「コード・ブルー2」に出演していた (2017/07/12)
「ひよっこ」のオープニング映像が、後半戦から一部変わってます (2017/07/20)

第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
1 2 3 4 5 6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7 8 9 10 11 12
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『旅立ちのとき』
19 20 21 22 23 24
第5週『乙女たち、ご安全に!』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ!』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう!』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』
85 86 87 88 89 90
第16週アイアイ傘とノック』
91 92 93 94 95 96
第17週『運命のひと』
97 98 99 100 101 102
第18週『大丈夫、きっと』

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