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ごめん、愛してる (第3話・2017/7/23) 感想

ごめん、愛してる

TBSテレビ系・日曜劇場『ごめん、愛してる』公式
第3話『俺に子守唄を歌ってくれないか』の感想。
なお、原作:韓国KBSドラマ「ごめん、愛してる」は未見。



酔っぱらった凛華(吉岡里帆)を連れて日向家に戻った律(長瀬智也)は、麗子(大竹しのぶ)のマネジャーを務める凛華の父・恒夫(中村梅雀)から強い口調で追い払われる。律にある疑念を抱く恒夫は運転手として雇うことに反対するが、麗子はサトル(坂口健太郎)とウマが合う律を解雇する気はない。そんな折、凛華はサトルから、塔子(大西礼芳)へのプロポーズに協力してほしいと頼まれる。恋心を押し殺して協力する凛華に、律はあきれる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

"面白いと感じにくい部分" が3つある…

いろいろ言いたいことはあるが、いろいろ詰め込むと本作の脚本家・浅野妙子氏と同じになるから、出来るだけポイントを絞り込んで感想を書いてみる。やはり、どうしても本作を面白いと感じにくい部分が、大きく3つある…

"描く必要のない描写" が多過ぎる

1つ目は、描くべき必要があるとは思えない描写が多過ぎること。その上、その部分がやたらと、あちこちと繋がっていたり重なっているから、ついにこの第3話で何を描きたいのか全く見なくなってしまった。

"無駄に煽ったり引き延ばしたり" が多過ぎる

2つ目は、無駄に煽ったり引き延ばしたりが多過ぎること。原作が韓国ドラマだから、そんな風になっているのだろうが、ここは日本。週2回で全16話の放送が多い韓国ドラマなら、次々と放送されるし話も引っ張る必要もあるだろうし、そもそもそう言うのが好きな国民性だから、そう言う放送フォーマットがあるはずだ。

しかし、日本では週1回で全10話が基本フォーマットだから、1週間経って「まだその話?」って感じになるのは当然。それに、最近の人気連ドラは、煽りとか引き延ばしとかしない作品が多い。場面転換が速く、台詞のテンポも良く、話の先が読めない作品に人気がある。それにも本作は逆行しているのだ。

"主人公に関連する話" が極端に少な過ぎる

3つ目は、主人公に関連する話が極端に少な過ぎる。これは、律(長瀬智也)の人物設定が現代の日本ではあり得ないような浮世離れした設定だから、出番を増やし難いのもあるだろう。しかし、いろいろ重ねて書かれていても、今回の律の言動で記憶に残っているのは、風船を割ったのと膝枕で泣いたくらいだ。

むしろ、若菜(池脇千鶴)と魚(大智)の僅かなシーンの方が、余程印象的だった。物語の流れはそんなに悪くない。長瀬智也さんら俳優さんたちも概ね頑張って好演をしているのは認める。だから、こうして観ている。でも、煽ったり表面だけ波乱万丈みたいに描く脚本と演出は、即刻止めた方が良い。

ストーリー展開で魅せるのではなく、あくまでも主人公を中心として人間性を描くべき。そうでないと、多くの視聴者の共感や感情移入を得ることは出来ないはず。折角、これだけの俳優陣を揃えたのに、勿体ないと言うしかない…

あとがき

長瀬智也さんが演じる「律」の内面をもっともっと描いて欲しいです。それが、出来る俳優じゃないですか。これでは、長瀬智也さんの無駄遣いです。今回は、最後の添い寝で強引に次回に話の引導を渡しましたが、添い寝に至る過程をもっと観たかったです。ラストで猛スパートみたいなのは、終わりにして頂きたいです…

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【これまでの感想】
第1話 第2話

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ごめん、愛してる 「俺に子守唄を歌ってくれないか」

それにしても、凜華(吉岡里帆)の父・恒夫(中村梅雀)、律(長瀬智也)の指輪ペンダントを見て、何を思ったのでしょうね。何も娘をぶったり、律を毛嫌いすることないのに…また、律の父親違いの弟・サトル(坂口健太郎)、サックス奏者・塔子(大西礼芳)に求婚大作戦をしたのに、風船 in 指輪作戦は失敗。凜華が、仕込んでおいて飛び散った、婚約指輪を探すことに。そこに、麗子(大竹しのぶ)がやってきて、塔子、サ...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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