下北沢ダイハード (第1話・2017/7/21) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『下北沢ダイハード』(公式)
第1話『裸で誘拐された男』の感想。
選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保悟志)には、SM好きという秘密があった。この日、女王様・麗奈(柳ゆり菜)は修に全裸でスーツケースに入れと命令。そのまま下北沢を歩くというプレイが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生!なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう!しかもその人物(吉沢亮)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。全裸議員が入ったスーツケースは一体どこへ行く!?
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
1話完結の "人生最悪の1日" を描くパニック・コメディー
第1話の脚本は西条みつとし氏で、演出は関和亮氏。下北沢を舞台に、小劇場で活躍する人気劇作家が脚本を書き、人気MV等を手掛ける映像作家が演出する1話完結の全11話のオムニバス形式のドラマ。毎回、古田新太さんと小池栄子さんが案内人を務める。
内容は、劇場の聖地・下北沢を舞台に“人生最悪の一日”をテーマにしたパニック・コメディー。
国会議員と視聴者の心情を加速的に吸着させる秀逸な演出
冒頭のスナックでの、ママ(小池栄子)と常連客のジョン幕練(古田新太)の案内人のパートが終わった途端に、神保悟志さんの衝撃映像で始まった第1話。「延長」してからの映像の疾走感が半端無い。巧みな演出で、選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保悟志)と視聴者の心情をどんどん吸着させていくのは秀逸だ。
脚本×演出×名優の素晴らしい三位一体の映像作品
演出が秀逸なら、脚本もお見事。序盤のテンポの良さと大爆笑の連続から、徐々に物語はシリアスになり、その絶頂を迎える時にまさかのどんでん返し。まっ、それよりも何よりも全裸で熱演した神保悟志さんに最高主演男優賞を捧げたい。これぞ、脚本×演出×名優の素晴らしい三位一体の映像作品だ。
あとがき
Perfume等のMVを監督する関和亮さんのドラマ演出は、視聴者が「次に何が起こるか?」を想像する “間” が絶妙の尺で、とにかく最後まで演出が少しだけ先を行きネタを見せて前進していくのが良かったです。脚本も最後のオチまで手抜き無しの結果オーライの感動巨編とは驚きました。継続視聴は決定ですね。次回も楽しみです。
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