ハロー張りネズミ (第1話/初回15分拡大・2017/7/14) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』(公式)
第1話/初回15分拡大『代理娘』ラテ欄『亡き娘を探し出せ!余命少ない母の願いを叶える探偵物語』の感想。
なお、原作:弘兼憲史「ハロー張りネズミ」(漫画)は未読。
東京・下赤塚の古びた雑居ビルに事務所を構える「あかつか探偵事務所」。その所員・五郎(瑛太)とグレ(森田剛)は、事務所の下にあるスナックで、アルバイトの萌美(片山萌美)をナンパする日々を送っている。ある日、五郎とグレは所長・かほる(山口智子)に呼び出され、運送会社社長・川田(伊藤淳史)と面談する。川田の依頼は、余命いくばくもない妻・美保(安藤聖)のために「1カ月前に亡くした娘を捜してほしい」というものだった。謎めいた依頼に戸惑う五郎たちだったが、川田の話を聞き…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
四の五は言わない。分かる人だけ見てくれれば良い!
脚本と演出は、『湯けむりスナイパー』『モテキ』『まほろ駅前番外地』『リバースエッジ 大川端探偵社』等の大根仁氏。ハッキリと言う。いつもは「応援する」とか「期待する」とか書いているが、本作についてはズバリ言う。四の五は言わない「分かる人だけ見てくれれば良い」だけ。
ナンセンス、シュール、馬鹿馬鹿しさ、大真面目のセンスに完全に脱帽
これ、無理だわ。どこが良いとか、ここが好みに合わないとか言う次元の作品でない。良くも悪くも、深夜ドラマではお馴染みの脚本&演出の “大根仁ワールド” が金曜10時に来ちゃったんだから、好みの問題しかない。
この独特なシュールさ、個性的な社会批判、敢えて狙ってハズす演出など、どれも言葉で説明して、良いだの悪いだの言うドラマで無い。もちろん、私としては、重箱の隅を楊枝でほじくるように、全カットの良さを説明したいが、文字に出来るレベルで無い。
実況ツイートで、面白さを共有したいレベル
何せ、隣で一緒に観ていた妻が「もう、十分分かるから!」と私の解説を拒んだのは、最近では『逃げるは恥だが役に立つ』以来。その位。私がTwitterをやっていたら、実況ツィートしたくなるほどの満喫感だった。※当方、飲酒SNSは禁止しているが。
往年の松田優作さん主演のドラマ『探偵物語』を彷彿させるナンセンス、シュール、馬鹿馬鹿しさ、大真面目のセンスに完全に脱帽の第1話だった。最後にもう一度。分かる人だけ見てくれれば良い。
あとがき
緩さと本気度、シュールとナンセンス、映像的な遊びと本気度が、絶妙のバランスで調合された絶品料理って感じ。やはり、脚本家と演出家が同一人物だと、描かれる世界観が、断然に強固&強烈になりますね。あとは、視聴者の好みの問題。
土曜日が朝から仕事のことが多い私には、酒を飲みながら本作を観て眠くなったら、明日の仕事のために寝るって言うのが、日課(週課)になりそうです。今後は、第1話を観て、「面白い!」と思った読者さんと、この思いを共有したいです。SOIL&”PIMP”SESSIONSさんの劇伴と主題歌もお酒に合いますね。
まずは、暫く継続視聴してみます。本音は、もっと大根仁監督にもっと弾けて欲しいです。でも、瑛太さんと森田剛さんのスケベっぷりとお色気シーンが、民放の平日の夜に何気に復活したのは嬉しいです。スタッフもキャストももっとやっちぇえ!そして、今の混とんとしたテレビドラマ界を変えて下さい。
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