ひよっこ 総集編(前編) (2017/7/8) 感想

ひよっこ 総集編(前編) (2017/7/8) 感想
©NHK

まえがき

7/8放送された『ひよっこ 総集編(前編)』を観ました。内容は、「奥茨城編」「向島電機編」「赤坂編」がほぼ30分ずつ描かれていました。

毎日15分ずつ観ている私にとって、半年間(15分間×84話=1,260分=21時間)通して感じた今現在の本作への印象と、約93%を削ぎ落された約7%のエキスのような90分間の総集編(前編)の印象が違ったので、備忘録として書いておきます。

なぜこの日(7月8日)を放送時期をにしたのか?

まず、これはNHKの作為でないが、川上剛氏が演出した第14週(7/3~7/8)『俺は笑って生きてっとう!』が含まれていなかったこと。総集編が7/8の夕方の放送だから当然だが、やはり何か意図的なものを感じざるを得ない…が、あるとすれば、放送時期をなぜこの日にしたのか?に何か意図があるかも?

元警察官の綿引が、最重要人物として描かれていた

そして、総集編の演出及び編集の意図の一番大事な部分が、ヒロイン・みね子(有村架純)の成長と、父の実(沢村一樹)の失踪をとても重視して作られていたと思われる。

特に、元警察官の綿引(竜星涼)が本作の重要人物であるように描かれていたのが印象的。考えてみれば、みね子の身内以外で、「奥茨城編」「向島電機編」「赤坂編」に絡んでいるのは、綿引だけ(?)だから、当然と言えば当然だが。

綿引がいないと、みね子が東京にいる意味が分からない!?

また、総集編では、みね子が父親捜しをしている様子は殆ど無い。あったのは、上京早々にみね子が綿引と実が住んでいた部屋を訪れた時と、上京した宗男と飲み屋横丁で大声で叫んだ時だけ(多分)。いずれも、みね子が能動的に父親捜しをしているシーンと言うよりも、相手に連れられてと言う印象が強いシーンだ。

綿引はそんなみね子の代わりに実の消息を調査する人物だから、総集編で削除したら、みね子が何のために「向島電機編」で慎ましやかな生活を送っていたのか意味が分からなくなるから、綿引の出番はほぼカットされずに残ってるって訳だ。

実は、"奥茨城でのみね子" の印象的なエピソードは3つだけ

あと別の角度からの感想を。私の心の中に占める、「奥茨城編」「向島電機編」「赤坂編」の割合は、全体を10として「5:3.5:1.5」位なのだが、総集編では「2:4:4」って感じだった。

その理由は、「奥茨城編」はみね子を中心にした奥茨城村の人々との交流がメインだから、みね子の部分だけ抽出すると、
  ●父との思い出の部分
  ●父がいなくった悲しみ
  ●就職先決定
の3つしか残らないのだ。あの「聖火リレー大会」も、父に見せたいと言うみね子の思いは乗ってるが、話の中心は三男(泉澤祐希)だから。

「向島電機編」は、4つのエピソードにみね子が関わってる

その点、「向島電機編」は乙女寮シスターズの個々の話が中心だったが、総集編では、
  ●最初にみね子が失敗を続けるが仲間に助けられる話
  ●コーラスの思い出
  ●海水浴の思い出
と既に3つある。その上に「綿引との父親捜し」のエピソードがあるから合計4つ。こうなると「奥茨城編」より、みね子が関わってる話は多いってことだ。

「赤坂編」は、既に7つエピソードにみね子が関わってる

この視点で「赤坂編」を見ると…。
  ●すずふり亭への再就職
  ●あかね荘へ入居
  ●仕事の失敗とフルーツあんみつ
  ●省吾の娘・由香との喫茶店
  ●バー月時計での省吾の昔話
  ●綿引が持ってきた実の新情報
  ●宗男とビートルズ旋風
このように、既に7つもみね子が関わってる話があるから、どうしても、「赤坂編」が盛りだくさんの印象になる。

しかし、実際の放送は、「奥茨城編」→「向島電機編」→ 「赤坂編」の順番に、みね子はヒロインからその他大勢の1人になっていると感じており、それが「物足りなさ」や「今一つ」に繋がっているのではないだろうか。

あとがき

総集編(後編)も3か月後には放送されるでしょう。みね子のお古を嬉しそうにしていた妹・ちよ子(宮原和)と弟・進(高橋來)や、茂じいちゃん(古谷一行)との仕事の話がカットされたように、今日の同窓会もカットされるのだろうか?

実は、私はあまり総集編は観ません。その理由は、毎日毎日こつこつと積み重なっている私の心の中の総集編が一番良いと思っているからです。皆さんも、皆さんの心の中にある総集編を大切にして下さい。

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