ひよっこ (第85回・7/10) 感想

連続テレビ小説「ひよっこ」

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』公式
第15週『恋、しちゃったのよ』『第85回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


みね子(有村架純)と一緒に向島電機で働いた乙女たちの同窓会が、すずふり亭で開かれた。そこに、女優の川本世津子(菅野美穂)が来店。時子(佐久間由衣)は思わず叫んでしまう。世津子はみね子と時子のなまりが気になったのか、2人に話しかけてきて…。そして乙女たちが秀俊(磯村勇斗)と元治(やついいちろう)の特製料理を味わいながら近況報告をしていると、優子(八木優希)がある重大発表をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

期待通りに、演出家が川上剛氏から渡辺哲也氏へ交代

期待通りに、先週の川上剛氏から演出が渡辺哲也氏に交代した。向島電機編」で、乙女たちの夏の海の思い出を演出し、編集が巧みな渡辺氏らしい映像が、主題歌明けの女優の川本世津子(菅野美穂)の紹介映像に見て取れた。これで、今週の演出面は何とか心配はなさそうだ。あとは、脚本家次第ってことになる。

冒頭からだらだらと「同窓会」を描かぬ構成が良かった

さて、本編。先週は岡田恵和氏の体調不良の時に執筆期間が当たったかのように、ビートルズもストーンズもただの賑やかしで終了。宗男(峯田和伸)が巻き起こしたビートルズ旋風は、みね子(有村架純)にとって何だったのかも見えぬまま終了した。

しかし、今週は体調復活の兆しあり?冒頭から、だらだたと同窓会を描かずに、後半の重要な登場人物であり、岡田氏自ら菅野美穂さん当て書きだから、最初の登場シーンからしっかりとした描写。時子(佐久間由衣)との絡みも良かったし、茨城訛りに引っ掛かった辺りのフラグ立てもさり気なくて違和感なし。

まあ、2作連続朝ドラ出演、それも重要人物を演じる菅野美穂さんと、彼女が演じる大女優・川本世津子の存在感が大き過ぎて、ヒロインの影が薄くならないかが気になるほど。しかし、すぐに同窓会に話題を戻したお蔭で、その辺も無事に乗り越えた。どうやら、今週は大丈夫か?

優子の婚約発表で、2,3年後の設定が良かったは撤回する

前回の感想で、この同窓会は誰かが結婚でもしない限り、2,3年後の設定の方が良かったのでは?と書いたが、その点に於いても優子(八木優希)の婚約発表でチャラ。

それと、豊子(藤野涼子)が言ってた谷崎潤一郎の『細雪』だが、私が好きなのは1983年公開の市川崑監督の映画版。因みに三女・雪子を演じたのが吉永小百合さん。観たことない人は是非見てみて欲しい。

料理3品で、乙女寮シスターズらしさを引き出した

元治(やついいちろう)と秀俊(磯村勇斗)が腕を振るった1品目のオードブル「トマトのファルシ~乙女寮風~」。出席者の出身地の産物を使った料理とは、なかなかグッドアイデア。最近の結婚披露宴でも、新郎新婦の出身地の産物をホテルのシェフがフランス料理や和食メニューにあしらえるサービスが人気だ。

澄子(松本穂香)の「んうめ~」も久し振りだし、フィンガーボールを飲んじゃいそうになるのも澄子らしい。メイン料理を敢えて手を使って食べるローストチキンにしたのは、ナイフとフォークを巧みに使わなくても済むと言う元治と秀俊の心遣いか。どうやら、2人のシェフデビュー戦は大成功だったようだ。

こう言う "近況報告" が観たかった

そう言えば、「向島電機編」で石鹸工場の社長は原田(諏訪太朗)とだけ言っていたが、今回の石鹸の外箱の横に「原田石鹸」とあったし、外箱の男性のイラストが諏訪さんに似てるのは、美術さんのお手柄。因みに、現在深夜ドラマ『居酒屋ふじ』にレギュラー出演中。

おっと、話を戻そう。自分の居場所がなくて集団就職で上京してきた澄子が、原田社長夫婦に我が子のように可愛がられていると言うのはいい話。と言うか、こう言う近況報告が観たかったのだ。

これが、「お父さん…」の正しい使い方

今回は「お父さん…」がこれ↓1つで良かった。きちんと、この同窓会を開いた(描いた)意味(意図)が、ヒロインの将来への考え方にきちんとフィードバックされているから。

みね子(M)「お父さん。乙女寮の乙女たち。
      皆それぞれの場所で頑張って生きてます。
      ずっと、ずっと、一生の友達でいたいな。
      そして、時々会えた時に皆に自分の事を
      笑って話せるような人でいたいなと思いました」

こう言うのをビートルズ旋風の時に聞きたかったよ。「お父さん、この先ビートルズ初来日の話をする度に、宗男さんの話と赤飯の匂いを思い出します」ってね。さて、いよいよ愛子さん(和久井映見)の登場だ。

あとがき

演出家交代で安心して観られるようになりましたね。さて、土曜日に本作の総集編(前編)を見ました。印象的だったのは、やはり本作で重要なのはヒロインの父親捜しであり、その重要人物として綿引(竜星涼)が強調されていました。それと、みね子の成長に大きく関わった人物として愛子さんが描かれていました。

向島電機に入社前から退職後まで、みね子が一番世話になった人物で、「向島電機編」の数多くの登場人物の中で実は一番一人ぼっちなのが愛子。その愛子を、この同窓会のくだりでどう描くのか、お手並み拝見です。

最後に。前回の感想に、96回ものWeb拍手を頂き、ありがとうございました。予想通り、演出家の交代で安心感ある作風になりましたね。今週は、私の [妄想] では島谷(竹内涼真)が佐賀県の製薬業を継ぐ形で退場すると共に、みね子の恋が終わる重要な週。メリハリよく描いて頂きたいです。という訳で、当blogは、まだまだ引き続き本作を応援します。

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【これまでの感想】
[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた(2017/06/05)
「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい(2017/06/12)

第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
1  2  3  4  5  6
第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
7  8  9  10  11  12
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
13  14 15  16  17  18
第4週『旅立ちのとき』
19  20  21  22  23  24
第5週『乙女たち、ご安全に!』
25 26 27 28 29 30
第6週『響け若人のうた』
31 32 33 34 35 36
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
37 38 39 40 41 42
第8週『夏の思い出はメロン色』
43 44 45 46 47 48
第9週『小さな星の、小さな光』
49 50 51 52 53 54
第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
55 56 57 58 59 60
第11週『あかね荘にようこそ!』
61 62 63 64 65 66
第12週『内緒話と、春の風』
67 68 69 70 71 72
第13週『ビートルズがやって来る』
73 74 75 76 77 78
第14週『俺は笑って生きてっとう!』
79 80 81 82 83 84
第15週『恋、しちゃったのよ』

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