ひよっこ (第63回・6/14) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式)
第11週『あかね荘にようこそ!』『第63回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
高子(佐藤仁美)からホールの仕事を教わるみね子(有村架純)。トレイの持ち方、メニューや水の置き方など1つ1つ真剣にメモを取る。高子いわく「一度の動きでいかに効率よくできるかが鍵」だという。鈴子(宮本信子)や省吾(佐々木蔵之介)、秀俊(磯村勇斗)、元治(やついいちろう)とまかないの昼食をとるが、開店までのあわただしさについていくのも精いっぱいのみね子。いよいよランチタイムが始まるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
丁寧なのは良いが、新人研修に5分も割く必要あるの?
うーん、分からなくもないが、ここまで丁寧に新人研修のシーンを描く必要ってあるのだろうか?だって、5分以上だよ。別に私が働くのではないのだから。それに、「語り」ですずふり亭のタイムスケジュールの説明まで必要だったのかな?まあ、描くなとは言わないが、モノローグも多くて何だかなぁって感じ。
「このまま開店しなければ楽しい」は、みね子らしくない
そんなこんなで、今度は “まかない” の時間で、あっと言う間に10分過ぎ。社会人になって9か月も働いてきたのに、今さら社会がどうだとか、「このまま開店しなければ楽しい」とかってモノローグも何か、何かなぁって感じ。だって、せっせと働いて実家に仕送りするのが、今のみね子(有村架純)のすることでは?
初日にミスするのは、「向島電機編」の第1週で放送済み
うーん。今回、2度目のため息が出たのが12分過ぎ。みね子が小さなミスを始めた頃だ。みね子が不器用だったり、のろまだったり、間抜けなのは良い。それが、第1回から続いてる正統派のみね子のキャラクター設定だから。失敗するのも可愛らしい。
ただ、新しい職場で初めての作業でミスをするってのは、既に「向島電機編」の第1週で放送済みだ。そりゃあ、仕事が違えばミスもするのは当然だが、これは架空の世界を描く朝ドラ。だとしたら、初出勤日のあるあるミスを描くよりも、努力をした上でミスをしてしまった “新たに成長したみね子” を描いて欲しかった。
"不器用でミス" でなく努力して失敗するみね子が見たい
そんなの簡単でしょ。初日は鈴子(宮本信子)や高子(佐藤仁美)ら店の従業員の助けを借りて、何とかミスをせずに…って描いて、それから数日間は、高子に叱られながらもみね子は頑張った。でも、ある時大失敗をしてしまうで良いんだから。ヒロインが学習能力が乏しいのはダメ。『まれ』と『べっぴんさん』の二の舞になるから。
それに、これでは「向島電機編」そのものを否定しているようにも見えてしまう。これでは話が1からやり直し。やはり、「すずふり亭編」でのみね子は社会人として9か月働いた成長したみね子で無ければおかしいでしょ?何か、今回は12分過ぎまで助長気味、12分過ぎは、向島電機のライン止め騒動を思い出しただけの15分間だった。
あとがき
今日はこれから人間ドックなので、昨晩9時から飲まず食わずのため、省吾(佐々木蔵之介)が焼くフライパンの上のハンバーグが一番心に刺さりました。また、仕事に慣れず落ち込んで、「私も始めはそうだった」なんてみんなに助けられて…ってやるんでしょうか。
今日の鈴子と高子が言ってたことも、愛子(和久井映見)と幸子(小島藤子)が言ってましたよね。上↑にも書きましたが、少しで良いから成長したみね子を見たいんです。なのに成長しないどころか、最近キャラクターが少し変わってきたような気さえするのが残念と言うか…
最後に。前回の「制服を支給される場面を入れたら良かったのに…」と言う感想に79回ものWeb拍手を頂き、ありがとうございました。これでは、「向島電機編」の第1週目と同じですよね。職場、職業は違えど、丁寧にゆっくりやることを学習したみね子を描いたら良かったのにと思います。という訳で、当blogは、まだまだ引き続き本作を応援します。
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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
●「ひよっこ」を2か月間観終えて、今思うこと…(2017/05/28)
●「ひよっこ」の“青天目澄子”と演じる女優・松本穂香に注目してみた(2017/06/05)
●「ひよっこ」は視聴者の“好意的な解釈”に頼らないで欲しい(2017/06/12)
第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
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第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
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第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
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第4週『旅立ちのとき』
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第5週『乙女たち、ご安全に!』
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第6週『響け若人のうた』
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第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
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第8週『夏の思い出はメロン色』
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第9週『小さな星の、小さな光』
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第10週『谷田部みね子ワン、入ります』
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第11週『あかね荘にようこそ!』
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