フランケンシュタインの恋 (第8話・2017/6/11) 感想

日本テレビ系・新日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』(公式)
第8話『僕が殺したのは…愛した人だった』の感想。
稲庭(柳楽優弥)は、深志研(綾野剛)と津軽(二階堂ふみ)の前で2人への思いを打ち明ける。一方、ラジオ局には公開生放送の会場にいた人々の具合が悪くなったという情報が。焦る天草(新井浩文)は、湯河原(黒田大輔)らに深志研の秘密を明かす。その頃、深志研も稲庭の言葉に触発され、恵治郎(光石研)らに‘本当の自分’を告白。そんな中、湯河原から深志研のことを警察に通報するよう言われた天草は、鶴丸(柄本明)を訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
二階堂さんが "病弱でピュアな女性" に見えない違和感
第8話の内容を語る前に。放送回を重ねる毎に、綾野剛さんが演じる深志研の悲壮感や孤独感が増す中で、二階堂ふみさんが演じる津軽への違和感が増大する。いや、正確に言うと二階堂さんが “病弱でピュアな女性” に見えない違和感だ。決して二階堂さんの演技力云々でなく、明らかなミスキャストって感じ。
その上、津軽の性格がハッキリしないから、美琴の不器用だがハッキリした性格の方が共感できるし、美琴を演じる川栄李奈さんの好演もあって、むしろ、深志研(綾野剛)と美琴の “恋” の方がドラマがスムーズに進んだような気がするのだが…
最終回に向けて、益々「人間性」を問うドラマに…
↑の違和感が払拭できない状態で、“研さんと津軽の恋” を描かれても、かなりの “今さら感” があるのだが。ただ、そこを無視すれば、綾野剛さんの怪演のお蔭で、最終回に向けて「人間性」を問うドラマに仕上がってきているのは認める。特に、先週から描かれている稲庭(柳楽優弥)の心情は興味深い。
ただ、研さんからの稲庭先輩への手紙で真実の一部を明かしておいて、残りは次回までお預けと言う展開は如何なものか?やはり、全話のストーリーの展開に問題があるのは間違いない。そことミスキャストさえなければ、もっともっと面白いドラマになっただろうに…
あとがき
今回は、キノコの描写が無くて良かったです。実は、あのキノコの場面が苦手でした。とは言っても、完全に綾野剛さん無しには、見続けられないドラマになっていますね。そこが残念。でも、第9話で明かされるであろう真実と、研さんの心の闇が晴れるのを期待します。
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