小さな巨人 (第9話・2017/6/11) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『小さな巨人』(公式)
第9話『最終回前!過去の因縁とは?本当の裏切り者は!?』の感想。
香坂(長谷川博己)たちは藤倉(駿河太郎)の協力も得て、横沢(井上芳雄)の身柄を豊洲署で確保することに成功した。「早明学園」の裏帳簿を持つ横沢を押さえ、富永(梅沢富美男)の追及に乗りだす矢先、祐里(芳根京子)が衝撃の報告をしてくる。祐里がわずかに目を離した隙に、山田(岡田将生)と横沢が姿を消したというのだ。香坂は、激高した小野田(香川照之)から山田と横沢を逃がした共犯の疑いを掛けられ、自宅謹慎処分となる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
結局、演出・渡瀬暁彦氏も、オジサン俳優の眉間の皺か?
内容をどうこう言う前に、テレビを見ているこちらの “眉間”が痛くなるほどの、オジサン俳優の眉間に皺を寄せたどアップの連続で、アバンタイトルが終わった辺りから、字幕表示で誤魔化して見ていた最終回直前の第9話。
今回の演出は、放送前には他の演出家の放送回と違って、少し熱量を抑えて作る…と言っており、事実、担当した第3話はそうなっていたが、第5話で顔芸の投入、更に今回はオンパレードになってしまった、俳優・故渡瀬恒彦のご子息の渡瀬暁彦氏。やはり、演出は3人で統一しろってことらしい…残念。
もう少し、香坂の立ち位置を明瞭にしていたら…
さて、物語としては相変わらず香坂(長谷川博己)が矢部(ユースケ・サンタマリア)の事件を追っているのか、早明学園と警察組織の闇を暴こうとしているのか、良く分からない。ここまでくると、香坂が熱弁する「正義」や「覚悟」も何だか良く分からない。
その上、中盤過ぎに捜査二課が動き出すまで、ほぼ引き延ばし。その後も、ラストの新事実までまた引き延ばし。更に言えば、捜査二課がが出て来た段階で、完全に香坂の行動の目的がぼやけてしまった。
それに、ラストの新事実にしたって、これまでの展開と次回が最終回となれば、これまで一番顔のどアップが少ないオジサン俳優しかないのは、多くの視聴者がお見通しのはず。もう少し、香坂と言う人物の立ち位置を明瞭にして、上手く描いていたら、もっと面白いドラマになったのではないだろうか?
あとがき
この内容で、視聴率が13%はあるんですよね。出演者のファンが応援しているのか、『日曜劇場』のブランド力なのか分かりませんが、視聴率ってものが益々分からないくなります。最終回は、20分拡大。岡田将生さんが「いっせいのせ」で眉間に皺を寄せる演技も見納めです…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
TBS系 日曜劇場「小さな巨人」オリジナル・サウンドトラック
「小さな巨人」公式BOOK ―PHOTOS&INTERVIEWS― (角川SSCムック)
ノンフィクション(初回生産限定盤)/平井堅 TBS日曜劇場『小さな巨人』主題歌
ノンフィクション/平井堅 TBS日曜劇場『小さな巨人』主題歌
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/10014/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/450784077.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事
-
- ひよっこ (第61回・6/12) 感想 ※追記あり (2017/06/12)
- フランケンシュタインの恋 (第8話・2017/6/11) 感想 (2017/06/12)
- 小さな巨人 (第9話・2017/6/11) 感想 (2017/06/12)
- 架空OL日記 (第9話・2017/6/10) 感想 (2017/06/11)
- マッサージ探偵ジョー (第9話・2017/6/10) 感想 (2017/06/11)