貴族探偵 (第7話・2017/5/29) 感想

貴族探偵

フジテレビ系・月9『貴族探偵』公式
第7話『名探偵との直接対決!暴かれる貴族の秘密と謎の使用人登場!』の感想。
なお、原作:麻耶雄嵩「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」(小説)は未読。



愛香(武井咲)は切子(井川遥)の死に貴族(相葉雅紀)が関わっているのか調べるため、切子が最後に手掛けた事件を調べる。1年前、切子は恩義のある社長・都倉(小木茂光)が密室状態の自宅書斎で自殺したと聞き、現場へ急行。後妻・光恵(広末涼子)、秘書・真佐子(森口瑤子)らに迎え入れられた切子は、密室自殺を偽装した殺人だと見抜く。そこへ貴族の一行が現れ、切子は真相にどちらが先にたどり着くか勝負をするが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

広末涼子さん贔屓だが、ミーハーな感想は控えめに…

当blogの常連さんならご存知のはずだが、管理人は広末涼子さん贔屓だ。その上、テレビドラマ『トリック』のファンだから、広末涼子さんと仲間由紀恵さんが出演されると言う、この1週間の本作の番宣には正直言って胸を躍らせた。

中でも、大手電子部品メーカーの社長・都倉健一(小木茂光)の後妻・光恵役を演じた広末涼子さんは、2007年の『ガリレオ』以来10年ぶりに月9ドラマに出演と言うだけでなく、夏の月9では名作『ビーチボーイズ』があるから。とまあ、ミーハーな感想は出来るだけ控えて、感想を書いてみる…つもりだ。

視聴率狙いだろうが、マンネリ化の打破は大成功だ

さて、今回の第7話は、正直言うと、好みが完全に分かれる作風で、月9にしては低視聴率から絶対に脱出しようと言う試み、いや企てだったのだろう。いつも通りの愛香(武井咲)も鼻形(生瀬勝久)らの登場せず、本作お約束の愛香のへっぽこ推理も無い。

正直、これまでのお約束な展開と、ブレまくりの貴族(相葉雅紀)の設定に、少々うんざりしていたから、視聴率狙いだろうが結果的にマンネリ化の打破に一役買ったのは間違いないから、これはこれで良かったのではないだろうか?

3人の女優が演じた3人の登場人物がとても魅力的だった

良かったと言えば、大きく3つある。1つは切子(井川遥)と貴族の推理合戦の面白さ。今までの愛香の稚拙な推理では、どうしても貴族探偵の存在感が薄過ぎた。それが、切子によって見応えある推理対決になった。

もう1つは、後妻・光恵(広末涼子)の登場で、貴族が「美しい女性のために何でもして差し上げる」と言うキャラクターに磨きがかかったこと。最近、女性への態度で貴族らしさを見せるのが少なかったから、今回のように積極的に取り入れたのは正解だ。

そして、3つ目は仲間由紀恵さんの役どころの面白さ。これまでは、愛香の携帯端末に装備された検索ソフト「ギリ」の声を担当していただけだが、今回で1年前には「鈴木」と言う名の貴族の使用人の1人で、今回は貴族に切子の殺害を命令されると言う新鮮な役。俄然、面白くなって来た。

あとがき

脚本に難アリなのは、十分承知していましたが、4人の中堅実力派女優を加えただけで、まるで別のドラマを見ているかのような錯覚に陥りました。井川遥さんの貫禄十分な演技で、愛香と切子の差別化が完全に成功したし、広末涼子さんは殺し屋も薄幸の美女も自在に出来るキャラを上手く光恵に活かしてくれました。

そして、森口瑤子さんはベテランの味でこう言う役は本当に上手いし、ついに顔を見せてくれた仲間由紀恵さんの謎めいた雰囲気と役柄が見事に合致してました。貴族を演じた相葉雅紀さんも、これだけ貴族を盛り立てる配役に囲まれたら、一気に貴族らしく見えましたね。彼の演技力にも、まだまだポテンシャルがあるってことです。

これまでで一番面白くて見応えもあり、最終回まで見逃せない展開になりそうになって良かったです。次回に期待します。

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