リバース (第7話・2017/5/26) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『リバース』(公式)
第7話『ラスト7分衝撃の展開!告発犯の正体が明らかに…!』の感想。
なお、原作:湊かなえ「リバース」(小説)は既読。
深瀬(藤原竜也)は広沢(小池徹平)の故郷・愛媛で、自分たちに告発文を送った犯人が、広沢が付き合っていた恋人ではないかという情報を得る。東京に帰った深瀬は、生徒のトラブルで一足先に戻っていた浅見(玉森裕太)と共に、谷原(市原隼人)の見舞いに。意識を取り戻した谷原は深瀬らに改めて10年前のことを尋ねられ、事故現場で見たことを思い出す。一方、明日香(門脇麦)は谷原の隠し事に不安を感じていて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前回はズームアウト、今回はズームインで衝撃展開へ
今朝は、簡単感想で。
前回は、回想に次ぐ回想、小出しに次ぐ小出しで、ただ引き伸ばしている印象だった。しかし、今回を見て印象が変わった。実は、前回は敢えて物語を停滞させた上に、主人公を主題から遠ざけ、まるで目指すものからズーム・アウトして作品の世界観を広げてぼやかせた。
そして、今回。今度は Google Earth を一気にズーム・インするかのように、怪しげな人物に焦点が迫り、実は真犯人は思いのほか身近にいたと言う衝撃の展開へ。卒業アルバムのくだりの脚本や演出が創出した “間” や “カット割り” などは十分にドラマチックでゾクゾクした。予告編もゾワゾワさせてくれてありがとう…だ。
あとがき
原作既読の私でも、第7話の展開は十分に楽しめました。そして、小説では決して味わえないハマり役ばかりとは言え、俳優さんたちの演技に魅了されました。今回の演出は、第5話の村尾嘉昭さん。村尾さんの少し抑えた俳優らへの演技指導や美しいカットが、スリルある展開とリバース(逆)で効果的でした。次回に期待します。
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【これまでの感想】
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