ひよっこ (第47回・5/26) 感想 ※追記あり

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式)
第8週『夏の思い出はメロン色』『第47回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
みね子(有村架純)たちは、向島電機の業績不振で給料を減額されることに。しかし金額は変えずに家族へ仕送りをして、懐はさみしくなる。それでもまた頑張ろうと時子(佐久間由衣)たちと励まし合う。毎月の給料日にすずふり亭へ行くことを楽しみにしてきたみね子。今日も店を訪れるが、メニューの値段を見て悩む。注文した料理を食べていると、いつもと違うみね子の様子に気づいた鈴子(宮本信子)が、そっと話しかけてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
乙女たち、鈴子、そしてみね子の気持ちが丁寧に描かれた
今朝は体調不良のため、簡単感想で。
まずは、冒頭の先頭の帰り道のくだり、幸子(小島藤子)と焼き芋で、乙女たちの懐の寂しさと仲間意識と力強さを上手く描いた。
次のすずふり亭でのくだりでは、本作らしい時間経過の表現で、みね子(有村架純)と鈴子(宮本信子)たちの関係が春からずっと続いていたことを描いたのが良かった。特に、鈴子がみね子を「みね子」と呼んだのが。今回のこの2つの場面は、なかなか感慨深いシーンだった。
労働者の日常描写の割に、日曜日の出来事が多い…
ただ、1つだけ気になったことを書いておく。それは以前にも書いたように「向島電機編」でのみね子は日曜日の話が多過ぎるってこと。本作を褒める声に「何気ない日常が良く描かれている」と言うのが多い気がするが、みね子(たち)にとっての日常とは、労働をしている平日の週6日のの出来事では?
しかし、職場での出来事が描かれたのは、第1週目のみね子が作業ラインを止めたエピソードくらいしか強く印象に残っていない。因みに日曜日は月に4日か5日だ。内1日は給料日後に訪れるすずふり亭。もう1日、いや、みね子のことだから、月に2,3日は父親捜しをしているかもしれない…
綿引の提案で、乙女寮から喫茶店に移動していたら…
そう考えると、時子(佐久間由衣)のオーディションも、時子を三男(泉澤祐希)と励ましたのも日曜日。今回の綿引(竜星涼)との喫茶店も、すずふり亭と衣装が違うから、別の日曜日となる。
これでは、みね子がお金が無いのに、外出ばかりしているように映ってやしないだろうか。もちろん、外出したからと言って無駄遣いをしていると言う訳ではない。掛かるのは電車賃くらいかもしれない。メロンソーダ代も綿引が支払っていると思う。しかし、折角、向島電機と言う舞台があるだけに勿体ない。
確かに今週は『夏の思い出はメロン色』だから、綿引との思い出のメロンソーダで…と言うのは納得だが、例えば最初から喫茶店で無く、乙女寮や中庭のパーゴラとベンチから綿引の提案で移動したら、みね子の懐が寂しい感じが更に漂い、中盤のみね子と鈴子の会話劇がもっと光り輝き、人間味溢れるシーンに見えたような…
あとがき
銭湯帰りとすずふり亭だけで15分間でも良かったですね。でも、綿引さんの「ごめん」を聞くと、彼の身の上に何か起こったと言う感じですね。その意味では、明日の土曜日から新たに何か動き出すようです。とにかく、“日曜日ばかり” には引っ掛かりましたが、今朝の15分間は脚本、演出、俳優、音楽が見事にシンクロしてました。
前回の「三男君の里帰り編の面白さ」を書いた感想に、91人もの読者さんが共感して下さり、Web拍手やコメントも頂き、ありがとうございました。今回は「向島電機編」と「すずふり亭編」は良かったです。やはり、本作には間違いなく巻き返す力があると信じます。従って、当blogは、引き続き本作を応援します。
最後に。昨夜、ひよっこファンと言う人から、前々回の感想に久し振りに気合の入った誹謗中傷コメントを貰いました。こんな長文のコメントで私を攻めて気が晴れるんでしょうか。私の感想に共感して下さる読者さんも、良い気持ちはしないでしょうから暫くしたら非公開にします。『ひよっこ』を応援してるのは同じなのに、残念です…
【追記 2017/05/26 09:48】
考えてみると、「奥茨城編」はみね子が学生だったので、平日も土日も朝昼夜の時間帯も場所も、かなり自由に描けたから、話の幅も広がったし、エピソードも自由に書けたから、充実していたんですね。だから「東京編」を物足りなく感じるのは止むを得ないかもなんて思ったので、追記しました(謝)
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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
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第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
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第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
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第4週『旅立ちのとき』
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第5週『乙女たち、ご安全に!』
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第6週『響け若人のうた』
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第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
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第8週『夏の思い出はメロン色』
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