ひよっこ (第43回・5/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式)
第8週『夏の思い出はメロン色』『第43回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
みね子(有村架純)が上京して4か月がたった。実(沢村一樹)が目撃された街に時々行ってみるが、手がかりはないし、都心にもいまだに慣れない。お盆休みが近づき、部屋の仲間たちと里帰りするのか話していると、みんな帰らないと言う。それなら1日海水浴に出かけないかと提案する幸子(小島藤子)に、乗り気になるみね子たち。雑誌で水着を見てはしゃいでいると、愛子(和久井映見)がやってくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
妙な演出や編集で、7月からあっと言う間に8月へ
演出担当が、本作4人目で今週が初担当の渡辺哲也氏へ交代した。突然3か月経過して7月になったものだから、かなり大量の語りや説明を使った上に、「暑中見舞い」と言う体(てい)の妙な演出や編集で、7月の1か月間を描いて、あっと言う間に8月へ。まあ、年頃の女の子だからこれ位は良いか…?
みね子は5月から「すずふり亭」には行ったのか?
さて、みね子(有村架純)が「実(沢村一樹)が目撃された街に時々行ってみる」とあったが、5月から「すずふり亭」には行ったのだろうか?経済的に余裕のないみね子だから行っていない可能性もあるが、今後の「すずふり亭編」のことを考えると、少しは事前の仕込みってのも必要ではないだろうか。
時間経過の説明過多で失敗した『べっぴんさん』
うーん、ここへ来て時間経過のための説明が増えているのが気になる。時間経過のための説明が多くて…と言うのは『べっぴんさん』がやったこと。あの作品は、半年間で50年近くを描くために、1週間で1年、いや数年単位で時間経過させた。そのため、その状況説明に時間を割いて、物語そのものを描くのが疎かになった。
乙女寮の話は楽しいが、引き延ばしに見えるのがどうも…
さて、本作はどうだろう。先週?から5月、今日で7月、8月と進んだが、冷静に見れば僅か3か月しか進んでいない。今回みたいな「年頃の女の子たちの日常」を描くなとは言わないが、父親捜しが数秒で、それ以外が殆どと言うのは違うのでは?乙女寮の話が楽しいのは私も同感。でも、時間繋ぎに見えてしまうのは頂けない。
あとがき
「百貫デブ」と言うのは、久し振りに聞いて懐かしくなりました。でも、明日はみね子が水着を買って後悔して、その詫びる気持ちを奥茨城宛の手紙に書くって感じでしょうね。それと土曜と月曜が女子ばかりなので、綿引とコーラスかな?
これ、話が進んでいるって言えるんでしょうか。悪くないし面白味はありますが、時間は経過はしてはいますが、ヒロイン・みね子の物語としては「奥茨城編」のあとは、みね子は就職しただけで話が進んでいないような。もう少し何かが欲しいです。
前回の「女子会の開催理由が欲しい」と言う感想に、71人もの人が共感して下さって嬉しいです。Web拍手やコメントも、ありがとうございました。分かって頂ける人には伝わるんですね、良かった。と言う訳で当blogは、引き続き本作を応援します。
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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
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第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
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第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
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第4週『旅立ちのとき』
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第5週『乙女たち、ご安全に!』
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第6週『響け若人のうた』
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第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
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第8週『夏の思い出はメロン色』
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