ひよっこ (第42回・5/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式)
第7週『椰子(やし)の実たちの夢』『第42回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
美代子(木村佳乃)を訪ねて、君子(羽田美智子)ときよ(柴田理恵)が谷田部家にやってくる。母たちのにぎやかな集まりから逃げるように、茂(古谷一行)は出かけていく。話題は東京で働く子供たちのこと。美代子はみね子(有村架純)に申し訳なく思う気持ちを打ち明けはじめる。やりたいことを我慢させてしまったのではと心配なのだ。一方、東京へ来て3か月がたったみね子は、すっかり慣れた様子で仕事をしていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
母の思い、みね子の成長、失踪中の実の今…で15分
東京と奥茨城の現状比較と、子を思う親たちの気持ち、そしてヒロインの成長、更に、失踪中の父・実(沢村一樹)の今を描いた15分。実は、記憶喪失にでもなったのだろうか?
期待大の奥茨城村女子会も、何か1つ物足りず…
待ちに待った「奥茨城編」。決して悪くないし、女子会もそれなりに楽しいし泣けるし、でも、やはり物足りない。卒業式の後の親たちのやり取りの方が、笑って泣けた。うーん、どうしても比較してしまうと、物足りない。
なぜ、3人の母親が集まる理由を描かなかったのか?
物足りない理由は、自分なりに結論が出ている。それは、3人の母親が集まる理由が描かれていないから、これに尽きる。
例えば、みね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)と三男(泉澤祐希)が3人で一緒に写ってる写真が、それぞれの家に届くとか、3人で買った東京土産が届くとか。夫の制止を振り切って行くだけの理由がない方がおかしくないか?
5月の設定なら、「母の日」を使ったら良かったのに
私なら、折角5月の設定なのだから、絶好のイベント「母の日(日本でも大正時代にあった)」を使って、盛り上げるが。
例えば、東京の子供たちから感謝の気持ちを表したものが届いたと言うだけで、奥茨城では大ニュースになるのでは?それに、母の日なら、騒動でなく、サプライズとして成立するはずだ。
それこそ、お金がかかる贈り物でなくても、葉書1枚に3人で「母ちゃん、ありがとう」って書いただけでも、立派な集まる理由になるのに。
そして、いきなり時間経過で7月へ
なぜ、唐突に集まる設定にしたんだろ?つくづく、もったいないなぁと思いながら見ていると、今度は何の前触れもなく、3か月後の昭和40年7月に時間経過。母の日を少し描いて、時間経過は来週で良かったような…
次週1週間で夏→冬。再来週の年末に向島電機倒産か?
予告編を見る限り、来週はまずは夏期休暇。みね子たちが上京して4か月経ったと言うことらしい。また、お盆休みに里帰りしたのは三男だけのよう。そして、みね子の恋の予感では冬服を着ていたから、更に4か月経過ってこと。僅か1週間6回で、夏→秋→冬?ここへ来て意外と、いや想像以上に進みが速くて驚いている。
これ、もしかして本当に私が予想したように、再来週には、年末になって向島電機が倒産。そして、「すずふり亭編」に再就職の方向へ話が進むかも知れない。となると、夏過ぎにはお給料が下がって仕送りに困るなんてエピソードもありそうで。みね子たちには、可哀想だが。
あとがき
脚本の岡田恵和さんが本作のタイトルを最初は『猫』としたかったのにNHKからダメ出しがあって、その名残が『みね子』の名前に残ってると言う話を聞いたことがありますが、それに関連する台詞もありましたね。
また、昨日の『あさイチ』で、脚本の岡田さんが 愛子(和久井映見)は最後までみね子のそばにいるようなことを言っているとありましたが、どうなるんでしょう?
前回の感想に、143回ものWeb拍手やコメントを頂きありがとうございました。今回の「奥茨城編」はちょっぴりパワーダウンでしたね。やはり、ただ集まるだけではドラマとして弱いです。と言いつつ、当blogは、引き続き本作を応援します。
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【これまでの感想】
●[妄想] 「ひよっこ」の昭和40年と言う時代設定に、再び“名作の予感”(2017/05/04)
●[訂正] 「ひよっこ」第36回で、みね子がビーコロを食べたのは "初任給" でした(謝)(2017/05/14)
第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』
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第2週『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
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第3週『明日(あす)に向かって走れ!』
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第4週『旅立ちのとき』
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第5週『乙女たち、ご安全に!』
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第6週『響け若人のうた』
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第7週『椰子(やし)の実たちの夢』
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