小さな巨人 (第3話・2017/4/30) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『小さな巨人』(公式)
第3話『所轄に裏切り者が?!』の感想。
所轄署の香坂(長谷川博己)と渡部(安田顕)は、風見の娘を殺害した真犯人として、中田(桂文枝)の息子・隆一(加藤晴彦)に目を付ける。だが、三笠(春風亭昇太)は後は捜査一課に任せるよう忠告する。そんな中、捜査一課が所轄署に同事件の捜査協力を求めてくる。態度を一変させた小野田(香川照之)を、香坂は不審に思う。捜査会議では、事件の最重要人物として隆一の名前が挙がる。一方、事件当日の隆一にはアリバイがあった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
渡瀬暁彦氏の演出で "熱量" が抑えられたのは良かった
演出は、本作は初担当の渡瀬暁彦氏。因みに渡瀬氏は、先日亡くなられた俳優・渡瀬恒彦のご子息。まっ、演出とは関係ないが。第3話の印象は、これまでよりも全体の “熱量” が抑えられ、香坂(長谷川博己)や山田(岡田将生)らの人間味が表現されたってこと。
「半沢直樹」っぽさが抑えられ、落ち着いた作品になった
お蔭で、「半沢直樹」っぽさが抑えられ、落ち着いてみることが出来た。また、脚本的には、引っ張ってなんぼの作品だけに、そこを敢えて責めやしないが、主人公・香坂の本音まで隠して話が進むのは、ここまでくると必要無いような。
全体的な引き延ばし感はあるが、今回もギリギリ成功
その意味で、もっと香坂の内面を見せて、どう小野田(香川照之)に立ち向かうかの作戦だけの引き伸ばした方が得策のような。ただ、今回はギリギリ成功しているとは言える。それは、香坂の中村(竜星涼)への思いや杉本(池田鉄洋)への逆襲がかなり上手に描けていたから。ただ、ギリギリと言わざるを得ないが。
あとがき
物語は面白いです。ただ、引き伸ばし感と既視感が常に気になります。そこが、払拭できたら最高の警察ドラマになると思うんですが。次回に期待します。
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