櫻子さんの足下には死体が埋まっている (第1話・2017/4/23) 感想

櫻子さんの足下には死体が埋まっている

フジテレビ系・『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』公式
第1話『変人!偏屈!骨好き女現る!』の感想。
なお、原作:太田紫織「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(エブリスタ/角川文庫)は未読。また、ラジオドラマとテレビアニメは未鑑賞。


‘3度の飯より骨が好き’な名家の令嬢・櫻子(観月ありさ)は、動物の骨を組み立てるプロの「標本士」。「自然の森博物館」の新人職員・正太郎(藤ヶ谷太輔)は、櫻子が完成させた標本を受け取って来るよう命じられた。恐がりの正太郎が、標本だらけの室内でびくついていると、櫻子が先日預かったキツネの骨の発見現場に案内しろと言い出す。そして、同僚の愛理(新川優愛)に教えられた森に案内すると、そこには白骨遺体が…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

いろんな意味で "予想通り" と言わざるを得ない

第1話の脚本は、『家政婦のミタゾノ』『銀と金』等の山岡潤平氏。第1話の演出は、『ストロベリーナイト』『無痛~診える眼~』佐藤祐市。三度の飯より「骨」を愛する標本士が、法医学・自然人類学の豊富な知識と類いまれなる観察眼によって、数々の難事件を解決していくさまを描くドラマらしい。

放送前から『観月ありさ主演の連ドラは海外ドラマ「BONES」の“公式パクリ”?』などと噂の上がる本作だが、いろんな意味で “予想通り” と言わざるを得ない。

馴染みにくい喋り方などのキャラ作りが完全に浮いた

まず、"3度の飯より骨が好き"な名家の令嬢・櫻子に観月ありささんが似合っていない。それも『IQ246~華麗なる事件簿~』法門寺沙羅駆 役での織田裕二さん並みの馴染みにくい喋り方などのキャラ作りが完全に浮いてしまっていた。まあ、最近の観月さんはキャラを作り過ぎる傾向があったから “予想通り” だが。

櫻子にとって都合が良過ぎ

もう1つの “予想通り” は、番宣でも語られていた「標本士が、法医学・自然人類学の豊富な知識と類いまれなる観察眼で」と言う部分を躊躇なく描くものだから、主人公の言動だけでなく物語全体が、櫻子(観月ありさ)にとって都合が良過ぎるように見えてしまったこと。これ、ミステリーとしては致命的だ。

すべてが櫻子の推測や推理で事件が終わってしまった

3つ目は、終わってみれば、すべてが櫻子の推測や推理で事件が終わってしまったこと。物語としては論理的におかしくはないが、証拠の提示が殆ど無いのは頂けない。まずは、あの見せ場らしい櫻子の推理の映像的な演出は止めた方が良い。櫻子が知的に推理しているように見えないし、安っぽいし。

櫻子自身がどんな人物なのか描かれなかった

さて、ここからは “予想通り” でなく “最も困ったこと” を書く。あの独特な喋り方や万能な能力を活用して櫻子中心に物語や演出(モノローグの多用も)を構成してしまったお蔭で、周囲の人間が櫻子がどう言う人物か評価しているが、櫻子自身がどんな人物なのか描かれなかったことだ。

主人公が、全編で淡々と推測や推理を語るだけで、主人公の人物像が見えないと言うのは、主人公を立てるにしてもやり過ぎ。うーん、困ったぞ。

あとがき

うーん、観月ありささんの26年連続の連続ドラマ主演作にして連ドラ主演30作品目と言うことで、少し期待したのですが、もう『ナースのお仕事』の朝倉いずみのようなハマり役は無いのでしょうか。出来るだけ同時間帯のドラマは見たくないので、本作は第1話で離脱します。継続視聴の皆さん、楽しんで下さい。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9799/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/449285670.html でも受付けております。

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 「変人!偏屈!骨好き女現る!」

原作は、太田紫織による同名ミステリ小説最初、九条櫻子が誰か分からなかったのですが、観月ありさ、だったのですね。彼女は、日本に数名しかいない骨格標本を組み立てる「標本士」で、骨マニア? 骨を見ただけで、凄い推理をしてくるところに「ををっ!」だったのでした。翻弄される、博物館の技術補佐員・館脇正太郎に、藤ヶ谷太輔殿、こと上川隆也が居たので、思わず色めき立ったのですが、もうしばし、様子見、です。 ...

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第1話

内容2週間前から“自然の森博物館”で働く館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)その日の朝も、憂鬱だった。磯崎斎(上川隆也)谷上和裕(近藤公園)など変人揃い。志倉愛理(新川優愛)だけは、普通に見えていたが。。。。その日、館長の杉森重男(渡辺憲吉)に言われるがまま、未だ会っていない九条櫻子(観月ありさ)の自宅へと行かされる。 家政婦の沢梅(鷲尾真知子)と暮らしているようだが。。。部屋...

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」1 ☆☆

鑑識に仕事をさせてあげてください……w動物の骨の中から人骨を見つけた標本士九条櫻子(観月ありさ)は、博物館の新人館脇正太郎(藤ヶ谷大輔)を急き立てて森へ向かい、白骨死体 ...

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中。
ご迷惑とは存じますが、SeesaaブログからもTB送信させて頂きます。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR