ひよっこ (第18回・4/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式)
第3週『明日(あす)に向かって走れ!』『第18回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
綿引(竜星涼)の手紙を読んだちよ子(宮原和)が家を飛び出してしまう。実(沢村一樹)が行方不明であることを知ってしまったのだ。みね子(有村架純)と美代子(木村佳乃)が慌てて探しに出ると、バスの車掌・次郎(松尾諭)がちよ子をおぶってやってくる。東京へ行こうとしたのは、「出稼ぎに出ている家の子にはよくあることだ」と言われ、せつない気持ちになるみね子。ついに、茂(古谷一行)と美代子に自分の決意を告げる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ここで、次郎を使ってくるとは思わなかった!
次郎「出稼ぎに行ってるうぢの子にはな、
そう言うこどはある」
ここで、バスの車掌・次郎(松尾諭)を使ってくるとは思わなかった。確かに、先日、実(沢村一樹)が行方不明であることを聞いていた可能性もあるし、聖火リレー大会で登場しなかったから、どうしてるかな?と思ったのだが。
とにかく、いつ知ったのかは微妙ではあるが、いつも言うように画面に登場しない人物も、劇中でちゃんと繋がって生きているのは、連ドラとして、ドラマとして素晴らしい。先日の警察官・綿引(竜星涼)の捜索もそうだった。
それに、ちょっと事情説明すれだけならば、1分も満たずに描き終わるのを、ちょっとミステリアスな事件のような音楽で仕立てて、バスの車掌と言う仕事の奥深さをまで、丁寧にコミカルに…。もちろん、松尾諭さんの存在感や演技力の賜物であることも間違いない。ちよ子のキャラも演じる宮原和さんも可愛くて良い…
本作、久し振りに名作の予感がする…
ついに、東京行きを口にするみね子(有村架純)。父親を捜すのが第一目的でなく、谷田部家を守るために東京で働くと言う。しかし、父の帰りを待つと言う複雑な心境。美代子(木村佳乃)と茂(古谷一行)は一体どんな気持ちで、みね子の言葉を聞いたのだろう。「語り」で説明しなかったのも大正解だ。
脚本で、俳優で、演技で魅せる、感じさせる、それがテレビドラマ。もちろん、これもドラマ作りの基本だが、本作はそれがちゃんと出来てる。そして、そんな本作が第3週を無事に終えた。敢えて、「無事に」と書いたのは、多くの皆さんも同じではないだろうか。本作、久し振りに名作の予感がする…
あとがき
父・実の「正月には帰る」と言う言葉を信じるみね子を始めとする谷田部一家や、それを見守る近所の人たちとの関わりを、ヒロインが上京するための大きな転換期の準備期間のように描くための、第3週の構成だったのですね。
また、月曜から土曜日まで、各日の話が濃厚で楽しくて泣けて、素晴らしい毎日だったように思います。それに、昭和39年と言う時代を、オリンピックをベースに郷土愛や家族愛を使って、見事に描いた1週間でもありました。次週も楽しみです。
第3週も拙い感想に、数々のコメントや多数のWeb拍手を頂き、ありがとうございました。引き続き、本作を応援していきましょう。 なお本日は、これからホテルで仕事なので、コメントのお返事などは遅れますことをお許し下さい。
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