
テレビ東京・土曜ドラマ24『マッサージ探偵ジョー』(公式)
第2話『嫉妬のツボ』の感想。
女子高校の新体操部へ出張マッサージに行ったジョー(中丸雄一)は少女たちを前にして動揺するが、何とか施術を終える。その夜、新体操部のエース・翔子(小松美月)が殺される。不思議なことに遺体の首には2回締められた痕があった。ジョーは刑事・マネー(小澤征悦)と謎解き勝負をすることになる。やがて、翔子や元エース・みどり(吉本実憂)らの間にレギュラーの座を巡るライバル同士の嫉妬があった可能性が浮上する。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
有名探偵らを中丸サンのコスプレで描くタイトル映像が良い
まず、過去の有名探偵たちを中丸雄一さんのコスプレで描くタイトル映像が良い。確かに「こんなのいたなぁ」なんて思いつつ、知っているのに「今度は、マッサージ師かよ!?」と自分に突っ込む面白さが。そして直後からサクッと本作がテンポよく始まるのもいい。テレ東の深夜ドラマはこれでなくっちゃ。
小澤征悦さんが、自らの演奏で効果音を入れた斬新さ
かつて小澤征悦さんが、自らの演奏(と言っても人差し指1本だが)で効果音を入れたテレビドラマがあっただろうか。そんなことで驚いてしまった第2話。中盤まで葉子(小芝風花)が目立ち過ぎて、ジョー(中丸雄一)の存在感が薄まって心配したが、ジョーの「事件の謎が解れました」の一言から一変。
主人公の設定を余す事無く活かした脚本と演出
ジョーの解決編だけでは放送尺が長過ぎると思ったら、一気に進まず、エコ婆(倍賞美津子)のシーンを挟んで、序盤に何気に登場した「恋愛における心理学入門」の本も活かして、解決編が進むと言った凝った運び。そして、捻りまくった本事件の “ツボ” の面白さ。ラストではイマドキの女子高生の怖さもピリリと添えて…
でも何より今回も、主人公が “卓越したマッサージ技術と情報収集能力を持つ出張マッサージ師” であることが十分に活かされた事件と推理の組み立てはお見事。
中丸さんならではの "持ち味" を最後まで発揮した
最後に、素晴らしい脇役に固められているせいもあるが、主人公を演じる中丸雄一さんが、個性的なキャラと脇役俳優さんたちの中に埋もれずに、中丸さんならではの “持ち味” を最後まで発揮したのは褒めるべき点なのは間違いない。
あとがき
あまり世間の話題に上がっていないのが不思議です。真面目にしっかり丁寧に作られていると思います。出演者も豪華ですし、深夜ドラマとしての面白い “ツボ” もちゃんと押さえられていると思います。次回に期待します。
また、2017年5月31日に、本作のサウンドトラック版の発売が決定しました。
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【これまでの感想】
第1話
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