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ボク、運命の人です。 (第1話/初回14分拡大版・2017/4/15) 感想

ボク、運命の人です。

日本テレビ系・土10ドラマ『ボク、運命の人です。』公式
第1話/初回14分拡大版『壁越しの運命。見知らぬ二人、奇跡の恋開幕』の感想。


帰社した誠(亀梨和也)は、オフィスビルの前で定岡(満島真之介)と話す晴子(木村文乃)を目撃する。定岡は晴子の高校時代の同級生であり、夏の甲子園の県予選で、誠からさよならヒットを打った人物だ。向かいのビルの商社に転職してきた定岡は、晴子とは数年ぶりの再会で、思わず声を掛けた誠のことも覚えていた。その夜、現れた謎の男(山下智久)から、定岡に勝つために必要なのは‘お金’だと言われた誠は、翌日から営業に精を出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

イケるところまで、コメディを突き詰めるべきだった

脚本は、『世界一難しい恋』等の金子茂樹氏。演出は、『地獄先生ぬ~べ~』『花咲舞が黙ってない』『家売るオンナ』等の佐久間紀佳氏。21時から22時に移動した土曜ドラマの第1弾。運命を信じる男とそれを拒否する女と運命を解く自称 “神” の男たちの物語。どうやら、ラブコメらしい。

「ラブコメらしい」と書いた理由は、確かにラブコメを狙ているのは間違いないが、ラブは描けていてもコメディの部分が中途半端に見えたから。出演者は、コメディを演じ切れる俳優ばかりが集まっているのだから、もっと俳優陣に力に頼って、イケるところまでコメディを突き詰めるべきだったのでは?中途半端が一番良くない。

亀梨和也サンと山下智久サンと木村文乃サンが集まったのに

正直、メインの登場人物が『怪盗 山猫』で弾けた演技とシリアスな演技の絶妙なバランスを魅せてくれた亀梨和也さんと、『アルジャーノンに花束を』で繊細な演技と謎めいた存在感が見事だった山下智久さん、そして『神の舌を持つ男』の甕棺墓光 役を最後の最後まで演じ切った木村文乃さんのお三方が集まって…

脚本が『セカムズ』の金子茂樹氏で、この程度の作品なの?って感じだった。特に、脚本、演出、俳優が悪い訳ではないが、3つのバランスが欠いてるような。特に演出が物語に似合っていない印象。

演出がんばれ!

しかし、本作の演出は3人体制。他の2人に期待したいところだが、小室直子氏は『怪盗 山猫』で第2話で最低視聴率を叩き出し、もう1人の猪古隆一氏は今作がほぼ初演出。しかし、演出でもっともっとコメディを高揚させないと、脚本も俳優も活きてこないのは間違いない。演出がんばれ!

21時枠時代のテイストとノリで作れば良いのに

それにしても、なぜ21時スタートを22時にしたのか?『嵐にしやがれ』の視聴率アップのために入れ替えたのだろうが、22時は毎度誠に評判の良い(私は観ていないが)WOWOWプライム『連続ドラマW』枠があるのに、わざわざぶつける必要があるのだろうか?

その上、21時時代は家族みんなで楽しめる作風を基礎に、意外と斬新で魅力的な作品を世に送り出してきた放送枠。それが、22時開始になって、お子様ランチ的な部分を削いで大人向けにしているようだが、そうなると益々裏番組と食い合ってしまう。日本のテレビドラマの活性化には、反逆的行為だと言わざるを得ない…

あとがき

もっともっとハジケたら良いのに…。亀と山Pの主題歌「背中越しのチャンス」と木村文乃さんが加わったエンドクレジット映像のダンスが一番楽しかったのでは、“俳優・亀梨和也” と “俳優・山下智久” の応援団としては物足りなさ過ぎます。

もっともっともっと、亀梨さんと山下さんが同じ画面にいる価値と必然性を、映像で魅せて欲しいです。次回に期待します。

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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