リバース (第1話/初回15分拡大版・2017/4/14) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『リバース』(公式)
第1話/初回15分拡大版『親友の死に隠された秘密…復讐は十年後に始まった』の感想。
なお、原作:湊かなえ「リバース」(小説)は既読。
深瀬(藤原竜也)は10年前、ゼミ仲間5人での旅行中に親友の広沢(小池徹平)を失った過去を持つ32歳の会社員。ある日、深瀬は美穂子(戸田恵梨香)と知り合い、明るい人柄に引かれていく。そんな中、深瀬は大学時代の教授の退官記念祝賀会に出席。会場には10年前の旅行に同行したゼミ仲間・浅見(玉森裕太)たちの姿もあった。そして彼らの前に、広沢の死の真相を追い続けるジャーナリスト・小笠原(武田鉄矢)が現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本は2人体制、演出は3人体制
第1話の脚本は、『夜行観覧車』『Nのために』等の奥寺佐渡子氏。第1話の演出は、『夜行観覧車』『Nのために』『砂の塔』等の塚原あゆ子氏。
因みにもう1人の脚本家は、『夜行観覧車』『女はそれを許さない』等の清水友佳子氏。もう2人の演出家は、『夜行観覧車』『Nのために』『わたしを離さないで』等の山本剛義氏と、『マザーゲーム』『結婚式の前日に』等の村尾嘉昭氏。要は、脚本は2人体制、演出は3人体制と言う訳だ。
原作は「やはり湊さんはそう来るか」ってオチだから…
金曜ドラマ枠の湊かなえ氏小説のドラマ化はこれが3作目。今作も過去2作『夜行観覧車』『Nのために』の制作チームがにも携わる。また、本作では原作のその後も描き、オリジナルストーリーの結末を原作者が書き下ろすことが発表されている。
また、私は、原作とドラマ作品は原則として比較しない立場だが、元長野県警で現フリージャーナリストの小笠原(武田鉄矢)と村井(三浦貴大)の妹で、谷原(市原隼人)の妻・明日香(門脇麦)が、ドラマオリジナルキャラクター。また、原作のオチは好みが分かれるため、ドラマ用に書き下ろすのは正しい判断だろう。
原作既読だが、絶対にネタバレをするつもりはない
原作既読だが、絶対にネタバレをするつもりはないので、安心して今後の感想記事を読んで欲しい。さて、ドラマ化された本作。原作は意外とさーっと読めてしまって、オチでギョッとする感じのため、湊かなえ氏もスタッフもドラマ化に当たって、様々な工夫と施しているのは良く分かる。
ドラマ化に当たっての工夫は認めるが、15分拡大は不要
その意味では、大いにプロの技に期待をしたところだが、第1話を観た限りでは、少々引き伸ばし感があった。恐らく15分拡大が足を引っ張ったのでは?普通に放送していれば、意外と登場人物が多い作品だから、ギュッと詰まった良質なドラマに仕上がったのでは?そこが残念。でも、次回も観たくなる作品にはなっていたのは確かだ。
あとがき
引き伸ばし感が今後どうなるかってところでしょうか。そして、もう1つの懸念はオチとその後を観た時の満足感を果たして得られるか。更に、脚本は2人体制、演出は3人体制が吉と出るか凶と出るか。
でも、藤原竜也さんを始め俳優さんたちの組合せも意外に新鮮ですし、金曜ドラマらしさもありますし、次回も期待します。継続視聴は未定です…
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