母になる (第1話/初回10分拡大・2017/4/12) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『母になる』(公式)
第1話/初回10分拡大『わが子が誘拐…涙の再会で始まる親子の愛しい絆』の感想。
書店で働く結衣(沢尻エリカ)は、通勤バスで見掛ける陽一(藤木直人)のことが気になっていた。陽一は大学講師で、来店をきっかけに2人の交際は始まり、やがて結婚。息子の広が生まれる。陽一の研究室の教授・太治(浅野和之)と莉沙子(板谷由夏)夫婦にも娘が生まれ、3歳になった広たちは同じ幼稚園に通っていた。そんなある日、いつものように幼稚園に迎えに行った結衣が、一瞬目を離した隙に、広が突然消えてしまう。折しも、付近で続発している幼児連れ去り事件に状況が酷似していることが分かり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
坂元裕二氏脚本の『Mother』の軽快版みたいな雰囲気
脚本は、『シェアハウスの恋人』『早子先生、結婚するって本当ですか?』等の水橋文美江氏。演出は、『きょうは会社休みます。』『世界一難しい恋』等の中島悟氏。
3歳で息子が誘拐された女。その息子が9年後に見つかったが、夫とは既に離婚していた。女性にとって母親になるとは?親子とは?家族とは?幸せとは?を描くようだ。2010年にこの放送枠で放送された坂元裕二氏脚本の『Mother』の軽快版みたいな雰囲気か。
普通の時間軸で進めた方が、丁寧な描写が活かされたのに
「水曜ドラマ」枠では、何年かに1度は放送される女性の生き方や親子のことをを真面目に描く類の作品としては、とても “らしい” 作品ではある。ただ、冒頭で2008年の誘拐事件を見せておいて、2001年の夫婦の出会いに戻って、それまた9年後って?
肝心な部分が既に描かれてしまっているから、どうしても展開がもたついているように感じたのが残念。いや、描写は丁寧だ。丁寧過ぎるほどで、登場人物たちの描き分けにも成功している。
どうして、普通に過去から現在への時間軸にしなかったんだろう?これだけモノローグを入れるなら、じっくり出会いから描けば良かったのでは?まあ、第1話だからセンセーショナルな出だしをやりたかったのだろうが、面白味と言う意味では失敗したような…
しかし、描こうとしていることは悪くない。従って、第2話以降の展開次第と言ったところだろう。それにしても、3歳の広を演じた吉武歓クンの演技、もう少しどうにかならなかったのだろうか。それが気になって醒めてしまった。だから、普通の時間軸の方が良かったのに…
あとがき
誘拐された広を7年間世話をしてきた小池栄子さん演じる門倉麻子の存在をリアリティあるように描けるかが肝になるかも知れませんね。それに、結衣(沢尻エリカ)の描き方が、出演者のファン向けの連ドラになる予感も漂わせているのも気になります。藤木直人さんと中島裕翔さんは良かったです。
「水曜ドラマ」って通常の放送時間が他より長い60分なのに、10分延長する必然性があったのかなあと。お蔭で、引っ張り感が余計に助長されちゃいました。最後に、脚本は坂元裕二さんの方が良かったような気がしますね。次回も様子見します。
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