ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 (第1話/初回15分拡大・2017/4/11) 感想

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

関西テレビ制作・フジテレビ系・『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』公式
第1話/初回15分拡大『巨悪に規格外なチームが挑む!』の感想。
なお、原案(ドラマとは異なるオリジナル小説):周木律、金城一紀『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は未読。


班長・吉永(田中哲司)をはじめ、元自衛隊員・稲見(小栗旬)、元公安捜査員・田丸(西島秀俊)ら5人が所属する「公安機動捜査隊特捜班」は、警察庁警備局長・鍛治(長塚京三)直轄の秘密部隊。国家に危機をもたらす事件を秘密裏に捜査し、解決を図る。ある日、首に爆弾を巻かれた青年・圭介(白洲迅)が街中に現れる。現職大臣の息子である圭介は数々の犯罪に関わってきたが、親の権力によって逮捕を免れてきた。犯人は大臣に、夜のニュース番組での公開謝罪を要求。さもなければ、圭介を処刑するという。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

「小栗旬作品にハズレ無し伝説」は継承された

原案・脚本は、『SPシリーズ』『BORDERシリーズ』等の金城一紀氏。第1話の演出は、『銭の戦争』『沈まぬ太陽』等の鈴木浩介氏。音楽は、『BOSSシリーズ』『連続テレビ小説 まれ』等の澤野弘之。

一言で言うなら「小栗旬作品にハズレ無し伝説」は継承された、ってところだ。とにかく面白かった。原作、脚本、演出、音楽担当者を見れば、大凡の作品は想像できるし、むしろ類似作品にならなければ良いなと心配したくらい。しかし、そんな心配は全く不要だった。

会話の中から自然と初期設定が分かる脚本はお見事

警察のはみ出し者たちが集まった国家の危機に立ち向かっていく秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班。メンバーたちはそれぞれがすねに傷を持つ一癖も二癖もある各分野のスペシャリストが集結。警察が手に負えないテロリスト事件に立ち向かう…そんな話のようだ。

第1話の事件そのものは、それ程に難解で奇怪な事件ではないが、むしろそのベタな事件だからこそ、各登場人物の個性が際立って見えた。この辺は、脚本と演出がピッタリ合っている証拠。特に、説明台詞を入れずに、会話劇の中で自然と設定が分かるように仕組まれれていた脚本はお見事だ。

キレのある逮捕術で、彼らの "特殊性の視覚化" に成功

それに、目を奪われたのが稲見(小栗旬)や田丸(西島秀俊)のアクション。なんと、撮影の1年以上前から原案・脚本の金城一紀氏のもとでカリ・シラットという格闘術の訓練に入ったと言う。お蔭で、あのキレのある逮捕術で、彼らが “特殊な環境で育ち身に付けた武術を活かして生きている” の視覚化に成功した。

第1話としてのツカミはオッケーだ

また、特捜班の5人が一癖二癖あるのは見て取れるが、過去にどんなトラウマがあったりなどの各人の背景を、妙なフラグにして引っ張ろうとしていない部分にも共感が持てた。

とにかく、最近の刑事、警察ドラマで見受けられる、俳優は対して動かずにカメラを素早く動かして躍動感を出したり、意味なく怒鳴ったり罵倒したり、劇番で強引に盛り上げようとしたり、そんな小手先の技で乗り切ろうと言うのが見え見えの作品で無かったことだけは確か。第1話としてのツカミはオッケーと言いたい。

あとがき

冒頭から最後まで、ワクワクしっ放しで観ました。いやぁ、面白かった。全体がちょっと昭和チックと言うかアナログなのも良かったです。まあ、時代を考えれば、今後はもう少しデジタル風な部分を取り入れた方が格好良い作品に仕上がると思いますが。今後は事件次第ですかね。次回にも大いに期待します。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


 

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」ORIGINAL SOUNDTRACK
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 (角川文庫)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9743/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/448940014.html でも受付けております。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班「巨悪に規格外なチームが挑む!」

イケメン(目の保養)とアクション、スリルとサスペンスを堪能するドラマ、なのですね。というと、個人的に、「SP 警視庁警備部警護課第四係」の金城一紀を連想してしまった私ですが、やはり脚本、原案は、彼だったのですね。田丸三郎(西島秀俊)は、もちろん、とにかく、元自衛隊員の稲見朗(小栗 旬)のアクションのキレがイイ! しかも、体当たり演技です。紅一点の、大山玲(新木優子)も、なかなか雰囲気で存在感...

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第1話

元自衛隊員・稲見朗(小栗旬)と、元公安の捜査員・田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、警察庁警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)直轄の秘密部隊です。 各分野のスペシャリスト5人が集結し、国家に危機をもたらす政治的事件やテロを秘密裏に捜査しています。 ある日、高層ビルが建ち並ぶ広場に、首に爆弾を巻かれた宇田川圭介(白州迅)が現れて周囲は騒然となります。 現職の外...

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #01

『凶悪爆弾テロ事件を防げ!特捜班始動!』

【CRISIS 公安機動捜査隊特捜班】第1回 感想

俺たちの使命は高度に政治的な事件を秘密裏に捜査し、解決を図って国家の危機を救うことだ。つまり 、この事件は俺たちのためにあるようなものだ。だから …

CRISIS公安機動捜査隊特捜班 第1話

「凶悪爆弾テロ事件を防げ!特捜班始動!」内容宗教法人“神の光教”の協力者から警視庁公安総務課長・青沼祐光(飯田基祐)に緊急通報が入る。文部科学大臣・岡本史明へのテロが実行されようとしていると。青沼から連絡を受けた警察庁警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)は、公安機動捜査隊特捜班を向かわせるよう指示を出す。 連絡を受けた特捜班の吉永三成(田中哲司)班長は、稲見朗(小栗旬)田...

【CRISIS公安機動捜査隊特捜班】第1話感想と視聴率好発進

「巨悪に規格外なチームが挑む!」「凶悪爆弾テロ事件を防げ!特捜班始動!」-初回(

「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」1 ☆☆☆

またもwowowみたいな刑事ドラマ。売れ筋なんでしょうかね。警視庁警備局長(長塚京三)が「僕の兵隊」と自慢する、秘密部隊。想定外の事件は、規格外の人物にしかまかせられないの ...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: