べっぴんさん (第147回・3/28) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第26週(最終週)『エバーグリーン』『第147回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


すみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、健太郎(古川雄輝)に呼ばれ食堂「レリビィ」に集まっていた。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた一通の手紙。4人は、手紙の中に出てきた「エイミー」という名前を聞いてはっとし…。一方、紀夫(永山絢斗)は、写真に興味を持ち始めた孫の藍(渡邊このみ)に大切にしていたカメラをプレゼントするが、翌朝、事件が起きる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

健太郎の英語と明美の逐次通訳がウザくて内容が見えない

何が何でも、“繋がり” や “縁” を表現したいようだ。だとしても、健太郎(古川雄輝)の英語と明美(谷村美月)の逐次通訳の演出がわざとらしくウザくて手紙の内容が頭に入らない。いくら時間が持たないからと言っても、もっとスッキリしないと…なんて、今更言っても無駄か。

5か月近く前の3日分のエピソードの方が印象に残ってる

そして、まあ回想シーンの長いのなんの。でも、エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)が登場したのは、第3週目の第16回(10/20)の頃は、私の本作へ評価はまだ高かった頃。更に今回の回想で無駄な部分が削除されたから、きちんとヒロインすみれ(芳根京子)が起業をするためのエピソードに繋がって見える。

今から5か月近く前のエピソードでも、丁寧に描いてあれば印象に残ると言う良い例だ。こう言う登場人物たちの心情を丁寧に描けば、例え3日分のエピソードでも、十分に視聴者の心に残るのだ。そして、本作はそれを続ければ良かっただけのこと。なのに…

ここで、紀夫が「べっぴんやな」は、おかし過ぎる

すみれの、「キアリス」の感動エピソードを100話位の中から探そうとしても、例えばエイミーのような靴店「あさや」の一角で手芸品販売を始めた頃のお話しかないのだ。そして、この度のエイミーの娘の手紙の話。聊か今更的な部分はあうが、“繋がり” や “縁” の話にはなっいて悪くない。

送られてきた写真を見て、紀夫(永山絢斗)が「べっぴんやな」と言うなんて、完全な的外れな使い方。こう言う無駄なことをするから、肝心の回想シーンもイマイチになることを、まだ分からないのか?

繋がりが「すみれ→藍」となり、さくらの無駄が明確に

しかし、ここでの大問題は、すみれはさくら(井頭愛海)に何を残したのか?すみれがたちが作った「キアリス」は、健太郎たちに何を残したのか?そこが全く描けていないのに、最終週になって、すみれが、娘のさくらを1つ飛ばして、孫の藍(渡邊このみ)に“繋がり” や “縁” を求め、思いを託そうとしている。

結局、さくらは藍を産んだことだけが本作への功績と言っても良いだろう。本来なら、「すみれ→さくら→藍」と紡ぐべき物語が、今回の紀夫の写真にまつわるお話からも、「すみれ→藍」になったのは間違いない。

これは何を意味するのか?年明けからの「さくらの乱」から始まった一連のさくらの騒動が、ほぼ無駄だったと言うことだ。だから、ここ2か月のエピソードよりも100話以上前のエピソードが印象的で有効活用できると言うおかしなドラマになった。

やはり、いくら大人の事情とは言え、さくらと井頭愛海さんが、本作の失敗の要因の一つであると、言わざるを得ない。

藍が夜カメラを見る目は犯罪者の目。舌打ちまでさせて…

終盤のエピソードなんて、「すみれ→藍」を描きたいがあまりに、脚本家が冷静さを失って感情だけで構築したような恐るべしお話だ。既に夜にカメラをじっくり見つめる藍の目なんて、犯罪者の目だもんな。「チッ」って舌打ちまでさせるし。あれでお先が全部読めちゃう。演技指導ちゃんとやれよって感じ。

そして、予想通りにおじいちゃんから「大切なモノ」と言われたカメラを分解するなんて。脚本家は、あの麻田さん(市村正親)の靴分解事件を思い出させて、「おばあちゃんも同じことやったのよ」 と「すみれ→藍」を強調したいのだろうが、これは完全にダメエピソード。

藍が精神的におかしな子どもに見えてるのだが…

まず、藍のテーブル上にはピンセットが置いてあったが、一眼レフカメラはピンセットだけで分解できる機械ではない。そもそも、祖父から貰ったカメラをその日の夜に分解するって、好奇心を超えて狂気の沙汰だろ?この娘、道で熟睡したり、本当に何百人の社員のいる会社を継げるの?って思ってしまった。

モノを分解するのは同じでも、さくらと藍では立場が違う

いや、何より最悪なのは、すみれが靴をハサミでチョキチョキやったのは、すみれの好奇心の強さを描くためであり、きっとそれが「キアリス」起業へ繋がるからと、視聴者が好意的に処理したからまだ良かった。

でも、今回は違う。藍が “モノを大切にする心” が無いことを表現するエピソードになってしまった。だって、すみれもさくらも “モノを大切にする心” を持たないように描いてきたんだから。火曜日でこれは酷すぎる。どうせ藍は紀夫に叱られて、母親(さくら)譲りの家出をして…なんて話だろうが、展開が不快すぎる。

あとがき

どうやら、最後の最後まで、人やモノへの “愛情” や “思いやり” や “慈しみ” は徹底的に描かぬつもりのようですね。ある意味、スゴイです。これ、まさか写真に興味を持った藍が記念写真を撮影して、あの丘でさくらが藍に四つ葉のクローバーの話をして、「すみれ→さくら→藍」として締めくくるとか?

いやいや、そんなご都合主義のまとめは、受け入れられないぞ。

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


             

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
べっぴんさんメモリアルブック (ステラMOOK)
【Amazon.co.jp限定】連続テレビ小説 べっぴんさん 完全版 ブルーレイ BOX1 全3枚セット(全巻購入特典:「オリジナルトートバック」引換シリアルコード付) [Blu-ray]
【Amazon.co.jp限定】連続テレビ小説 べっぴんさん 完全版 ブルーレイ BOX2 全5枚セット(全巻購入特典:「オリジナルトートバック」引換シリアルコード付) [Blu-ray]
【Amazon.co.jp限定】連続テレビ小説 べっぴんさん 完全版 ブルーレイ BOX3 全5枚セット(全巻購入特典:「オリジナルトートバック」引換シリアルコード付) [Blu-ray]
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック Vol.2
ファミリア創業者 坂野惇子 - 「皇室御用達」をつくった主婦のソーレツ人生
familiar[ファミリア] 2017年春夏号 -ママのやさしさで選んだベビー服と雑貨のカタログ- ([カタログ])


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9690/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/448470204.html でも受付けております。


【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
128  129  130  131  132  133
第24週『光の射(さ)す方へ』
134  135  136  137  138  139
第25週『時の魔法』
140  141  142  143  144  145
第26週(最終週)『エバーグリーン』
146  

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【べっぴんさん】第147回 感想

すみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、健太郎(古川雄輝)に呼ばれ食堂「レリビィ」に集まっていた。 そこで…

写真とカメラ>『べっぴんさん』第147話

某ラーメン屋さんで 「美味しい~!」と思ったキムチを 買って帰ったんだけど 家で食べるとそれほどでもない 甘過ぎるし… 脂っこいものと一緒に食べるのが正解 ってことでせうか? え? そんなことどーでもいいって? スミマセンスミマセン! だって 『べっぴんさん』自体がどーでもいい出来なんだもん>ぉ …ひじゅにですが何か? 「今度は娘に託...

写真とカメラ>『べっぴんさん』第147話

某ラーメン屋さんで「美味しい~!」と思ったキムチを買って帰ったんだけど家で食べるとそれほどでもない甘過ぎるし…脂っこいものと一緒に食べるのが正解ってことでせうか?え?そ...

べっぴんさん 第147回

内容海外から届いた一通の手紙に、すみれ(芳根京子)たちは。。。 敬称略 ほんとに、困った作品だよね。 いくらなんでも “回想”。。。。長すぎだろ!!

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中。
ご迷惑とは存じますが、SeesaaブログからもTB送信させて頂きます。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR