べっぴんさん (第146回・3/27) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第26週(最終週)『エバーグリーン』『第146回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に一回のペースでキアリスに出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が10歳になった娘の藍(渡邊このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっていた藍だったが、なかなか自分の思いを口に出さず…。そんな時、キアリス本社に一通の外国からの手紙が届く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

また大幅に時間経過。それも単純な懐中時計のアップで

いよいよ待ちに待った最終週。その月曜日のアバンタイトルから懐中時計のアップで、1984年に大幅の時間経過。10歳になった娘の藍(渡邊このみ)の登場で、若干の新鮮味あがったのは冒頭の僅か数十秒。あとは、誰が若くて誰が年長者なのか全く見分けが付かない例の映像。ホント、最終週なのに落胆しかない滑り出しだ。

どこまでも "愛" を描かぬ作風だけは、貫くらしい

10年間分経過して分かったのは、主要な登場人物たちが昭和の20~40年に、全員一人っ子と言う不自然さ。そして、以前にも書いたまともな大人の俳優が出演していない不自然さ。

そして、健太郎(古川雄輝)とさくら(井頭愛海)は、結婚当初は親の世話になり、親が年老いたら見捨てた上に春休みは藍を押し付けか?普通に、あのまま同居して親の面倒を見てる設定にしたら、最終週で健太郎とさくらも名誉挽回出来たろうに。どこまでも “愛” を描かぬ作風だけは、貫く構えらしい。

紀夫とすみれの夫婦には、本当に "愛" があったのか?

さて、普通なら、春休みにおじいちゃんとおばあちゃんの家に孫が遊びに来るシーンなんて、誰が脚本を書いても、誰が演出しても、明るく楽しいシーンにしか作れないように思うが、なぜか紀夫(永山絢斗)がまた復員してきた頃のようなメンタル疾患を発病したような視点で、藍を見ているのが妙に気になった。

そして、藍の何となくぼけーっとした言動。すみれおばあちゃん譲りの性質と考えると分かり易いが、その性格に紀夫が違和感を覚えるような台詞があったからおかしくなる。紀夫とすみれの夫婦には、本当に “愛” があったのかと。従って、夜に2人で茶を飲むシーンも、結婚41年目の夫婦には到底見えなかった。

栄輔の体調なんてどうでも良いと思うのは私だけ?

月1度のお直し部の日。今回は作業台にお茶もお菓子も無かった。きっと朝一番だったのが功を奏したのだろう。しかし、栄輔(松下優也)の検査結果が2週間後と言っていたから、この先まだ時間経過するってことだ。申し訳ないが最終週に栄輔の体調なんてどうでも良いと思うのは私だけだろうか。

タケちゃん社長の功績が、倒産させなかったことだけ?

とにかく驚いたのが、タケちゃんの社長時代の功績が、無事に「キアリス」が35周年を迎えるまでに倒産させなかったことだけと言うのはお寂しい限り。やはり、親族同族会社の血族は強いってことらしい。まあ、この親族経営でも、あと2年もすればバブル景気がやってくるから、イケイケムードで経営できるだろうが。

「キアリス」でも「ベビーショップあさや」でもない話

そして、第141回で私が予想した最終週までに再登場する人物リストで、ワンピースで入学式に出た美幸の登場に続いて、新聞社通訳ジョンの妻エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)が見事当たった。

ただ、残念なことに、エイミーのエピソードは「キアリス」でも「ベビーショップあさや」でもなく、靴店「あさや」の一角で手芸品販売を始めた頃のお話だ。

これで分かったのは、先週と今週で、本作には「キアリス」とヒロインたちの過去の活躍を表現できるようなエピソードが無いと言う事実だ。これ、実はヒロインが起業するドラマとしては致命傷であることは間違いない。

健太郎が手紙を訳せば、違和感ゼロだったのに

なぜ留学して英語が堪能な健太郎が英文の手紙を読んで、横にいる明美(谷村美月)が翻訳したのだろう?ここは、次期社長が普通に英語の手紙を日本語に訳せば違和感ゼロだったのに。こう言う無駄な脚本を書くから、どんどん違和感が募ってつまらなくなる。しかし、最終週なのに全く面白くなる気配を感じられなかった月曜だ。

あとがき

何が何でも、“繋がり” や “縁” を表現したいようですね。まあ、親子の部分については大胆な時間経過はしていますが、ぎりぎり “繋がり” や “縁” が描かれているのは認めます。まあ、そんなの現実の生活でも親子は親子ですから。

むしろ、現実の生活では “親子だから” が理由で、自身や周囲の事象が動くことの方は珍しいから、描く方向性としては “フィクションらしい” とは言えます。ただ、本作はフィクションとして“繋がり” や “縁” を意識的に強調して描くことをしてこなかった。これが最大の失敗原因。

次から次へと騒動を起こしては、尻切れのまま次々と話が進んで行ってしまいました。お蔭で、登場人物たちの内面が描かれず、出来事の箇条書きで半年間を過ごしてしまいました。こうなると、最終回まで活躍するのは、孫の藍ですね。過去のエピソードは使い物にならないのですから(失笑)

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
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第24週『光の射(さ)す方へ』
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第25週『時の魔法』
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第26週(最終週)『エバーグリーン』

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【べっぴんさん】第146回 感想

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