べっぴんさん (第145回・3/25) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第25週『時の魔法』『第145回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


すみれ(芳根京子)たちが店を始めた頃に手作りしたワンピースと28年ぶりに再会し、お直しをしたというエピソードが新聞記事となった翌日から、キアリスの本社にお直し希望の大量の小包が届くようになる。退職したばかりのすみれたちだったが、キアリスに新しく「お直し部」を発足させ、昔作った服を直してさらに次の世代に受け継がせていくことを第二の人生で進めていこうと決意する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

こんな図々しい話が、「いい話」「美談」かい?

まさか、前回の美幸(星野真里)の話を、今回まで引っ張るとは思わなかった。それも自分たちで「いい話」とし、新聞で「美談」にとしたのには驚いた。しかし、よ~く考えると、かなり図々しい話ではないか。

近所に住んでるのに、28年間も一度も店を訪れる事もなく、お直しのお願いだけはちゃっかりご来店。そもそも、娘が生まれても来店せずに、1円も払わず貰ったワンピースを、またタダで直して貰うなんて恥ずかしくないのかって話だ。

「キアリス」に関わると、みんな図々しくなるとでも言うのか。それに、美幸役の星野真里さんのご主人は、TBSのアナウンサー。脚本の渡辺志穂さんのご主人もアナウンサー。同じなのは偶然か総合統括のお遊びか?何れにせよ、あー、くだない。

ついに、4人が "不愉快な四つ葉のクローバーたち" に

以前も書いたが、ご機嫌のヒロインを見るだけで、イラッとする朝ドラなんて初めてだ。もう、すみれを演じてる芳根京子さんも、半ばやけくそにハイテンションで演技しているようにしか見えないし。

お直し依頼が殺到した際の、はしゃぐ様子なんて、本来ならこちらまで笑いが伝染するようなシーンのはずなのに、“不愉快な四つ葉のクローバーたち” になってしまったのは残念だが、当然としか言えないのが事実。

子役に毛が生えたような15歳に、朝から下品過ぎる

板東家のシーンも、本当に寒々しい限りだ。ほんわかもしなければ、笑えもしない。

その上、(井頭愛海さん贔屓の方には申し訳ないが)子役に毛が生えたような15歳の演技者に、なぜわざわざあんなシーンを演じさせる必要があるのか?シーンが赤ん坊まで絡めてワンセットになっていたのも、センスが悪過ぎる、いや朝から下品で悪趣味と言わせて頂く。

"モノへの愛情や慈しみ" を描く気なんて更々無い

引退して暇をもて余していたところへ、やることが出来たのだから、嬉しくてしょうがないのは理解する。だが、「伝説の…」なんて偉そうなことを言ってた割りに、お茶とお菓子を置いたテーブルに “大切なお直しの洋服たち” を置くなんて。

演出的におかしいことに気付かないのか?演じていて「汚しちゃう」と思わないのか?結局、本作からは、“モノへの愛情や慈しみ” を描く気は、更々無いってことだ。

写真のコラージュ風編集の不可思議さ

あの喫茶店「レリビィ」での写真のコラージュ編集みたいなのって何なの?脚本上の指定なのか、演出家の提案なのか知らないが、当時はフィルム。デジカメじゃないんだから、いくら金持ちの道楽者でも、あんなに無駄に写真を撮るはずがない。紀夫は(永山絢斗)映画監督をした時に、フィルムの貴重さは学ばなかったのか?

更におかしいのは、ああ言うコラージュ的な演出を入れるなら、紀夫が撮影中か撮影後の回想か現像後でないと不自然以前に何の意味も持たない。もちろん、ただの時間繋ぎにはなるが。直後の夜の板東家のシーンでは、ちゃんと出来ているだけに、不可思議な編集だ。

幼稚園のお誕生日会の飾り付けを「まんま」だってさ

「阿部君、オッケー」のくだりも単なる引き延ばし。そんな “溜め” を入れてまで視聴者たちに見せたかったのか?と言いたくなるような、リトルワンダーランドの飾り付け。

まるで幼稚園のお誕生日会の飾り付け。何もかもが、ショボくてお寒い限りの代物。劇中では、「まんまのワンダーランド」と言っていたが、私にはあの想像スケッチとは似ても似つかないようにしか見えなかったが…。

それに、久し振りに1度に登場人物らが集まったシーンで改めて気付いたこと。誰が若くて誰が年長者なのか全く見分けが付かない。何か、何かなぁ。

こんな人たちが、何世代も引き継がれる世の恐ろしさ

最後に。なぜ、四つ葉のクローバーたちは健太郎(古川雄輝)だけに「ありがとう」と言ったのか(脚本家は言わせたのか)?なぜ、健太郎はあそこで手柄を独り占めしたようなドヤ顔をしたんだろう(演出家はそんな演技を)?

ホント、全てのエピソードがお金持ちを鼻に掛けたものばかりだし、メインの登場人物ちは図々しい者ばかり。こんな人間たちが、この先何世代も引き継がれる世の中、末恐ろしや。でも、救いはこれがあと1週間で終わるフィクションだってことだ。

あとがき

健太郎のドヤ顔のアップで、最終回でも良かったのに。いやぁ、今週はお金持ちの道楽に散々付き合わされたって感じですね。何の感動も無ければ、なるほどと頷く所も無い1週間でしたね。

同志の皆さん、あと6回です。ても、最終回の感想の投稿も、仕事で遅くなるかも知れませんが、最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

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坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
128  129  130  131  132  133
第24週『光の射(さ)す方へ』
134  135  136  137  138  139
第25週『時の魔法』
140  141  142  143  144  

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内容“キアリス”から退き、しばらくして、すみれ(芳根京子)たち4人は、健太郎(古川雄輝)から会社に呼び出される。 敬称略 “懐かしい”を連呼し、その後も。。。いろいろ言っているけど(苦笑) もう、本格的に、意味が分からないよ。 きっと、 “普通のドラマ”のように、...

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