べっぴんさん (第142回・3/22) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第25週『時の魔法』『第142回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


ワンダーランドの件を通し、すみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、自分たちの想いが健太郎(古川雄輝)、さくら(井頭愛海)ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信し、キアリスを引退しようと考える。紀夫(永山絢斗)もまた同じ思いを抱いており、社長を引退することを決意する。雪の降る夜、夫婦がこれまでの自分たちの人生をゆっくりと振り返る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

働いてきた印象が無いヒロインたちの引退劇なんて…

前回まで、私なりの本作への愛を込めた応援歌として、細かい部分にまで言及してきたが、流石に今回の15分間には呆れるしかなかった。とにかく、ヒロインらが “引退” するくだりになっているが、そもそも30年近くも働いてきた印象が無いヒロインたちの引退劇なんて、誰が面白いと見ると言うのだ。

何故、すみれは栄輔の名前を抜かしたのか?

序盤で、すみれ(芳根京子)が、麻屋の店内を借りた頃からお世話になった登場人物の名前を挙げるが、その中に栄輔(松下優也)が無かった。潔(高良健吾)と一緒に端切れ集めに翻弄してくれた記憶があるが、ここですみえが名前を出さないのはやはり “不倫疑惑” が沸き上がる。脚本家、妙な詮索をさせるようなことはするな。、

この脚本でやる気が失せるのは同情するが、プロだから…

演出も極めて雑。すみれが過去を振り返ったシーンに、君枝(土村芳)のシーンを直結したために、すみれの声が突然君枝に変わった。ふと目を離した隙の出来事だったため、録画を観直してしまった。何か自然音でも挟んで、音での場面転換を表現できなかったのか?本作は「テレビ小説」なんだから。

良子(百田夏菜子)の時は、勝二(田中要次)の炒め物の音で始められたのに。やる部分とやらない部分があるから極めて雑と言わざるを得ない。この脚本でやる気が失せているのは同情するが、プロなんだから。

キアリスでの映像が無いから、初恋エピで誤魔化した

それにしてもスゴイ。劇中での本人たちは「引退」と言っている。普通、「引退」とは仕事でそれなりの立場の人がその肩書きを捨てることでは?会社を辞めるなら「退職」だ。だから、ヒロインらの “引退” を描くなら、「キアリス」での仕事を回想しなくては不十分だし違和感だけだ。

今回の話では、ほぼ“人生” や “人間” を引退する話になっている。いや、そうならざるを得ないのだろう。意地悪を承知で言うが、この15分間で使えるような「キアリス」での仕事エピソードなんて大して無いのだから。だから、仕事を引退する話なのに、初恋からの人生の回想になってる。完全に失敗だ。

あとがき

恐らく、個々の印象的なエピソードの放送時間を精査したら、一番多いのはさくら(井頭愛海)に違いないですよね。事実、すみれ、君枝、良子、明美、さくらの5人の印象的なエピソードを挙げるとしたら、さくらが挙げやすいですからね。その上、この場に及んで4人一緒のエピソードも殆どない有様です。

やはり、全151話の構成の大失敗作と言わざるを得ません。そして、様々な大人の事情を視聴者に分かり過ぎるように描いた不快感も。半年間のエピローグに、回想シーンに有効なシーンやカットが存在しないのは、騒動を箇条書きに描いて結末は尻切れにしてきた証拠。もう、編集でどうこう出来る次元ではないですね。

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

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ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
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第24週『光の射(さ)す方へ』
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第25週『時の魔法』
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