視覚探偵 日暮旅人 (第9話/最終回・2017/3/19) 感想

日本テレビ系・新日曜ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』(公式)
第9話/最終回『涙と衝撃の結末!!』の感想。
なお、原作:山口幸三郎氏の『探偵・日暮旅人』シリーズは未読。2015年11月20日に「金曜ロードSHOW!」枠で放送された番組と2017年1月17日に放送された映画天国「連続ドラマ化御礼!『視覚探偵 日暮旅人スペシャルドラマVer.』」も鑑賞済み。
両親を殺した人物を知った旅人(松坂桃李)が姿を消し、陽子(多部未華子)は復讐に向かったと確信。一方、榎木(北大路欣也)が灯衣(住田萌乃)と留守番をする事務所には、照之(伊武雅刀)の秘書と鳥羽組のヤクザが現れ、「山田手帳」を捜し回る。榎木は発砲されて負傷するものの、手帳を守りきる。そして、手帳を託された雪路(濱田岳)は、ある作戦に出た。その頃、旅人は雪路家の別荘で、ついに両親殺しの犯人と対峙(たいじ)する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
後味の清々しい作品だった
みんなの歌が聴こえた瞬間、そして、聴覚と愛を取り戻した時の旅人(松坂桃李)のあの表情、あのシーンの素晴らしさが、本作のすべてと言って良いような、後味の清々しい作品だった。
全9話の構成が残念だった
ただ、惜しむらくは、全9話のストーリーで感動できたかと言うと、残念ながら全話の構成には首を傾げざるを得ない。それは、1話もあれば十分な旅人の過去を最後まで引っ張ったこと。
スベシャル版の時から、本作の見所であり魅せるべきものは、旅人の特殊な能力と松坂桃李さんの俳優としての魅力のはず。その意味で、無駄な枝葉が多過ぎたのは、残念でしかたがない。
あとがき
もっと、旅人と洋子先生のくだりをメインに据えて、空回り気味だったコミカルなくだりをシリアスな部分に馴染ませたら良かったと思います。また、個人的な好みで言えば、子役があそこまでこまっしゃくれてなかったら、物語のテイストもだいぶ変わったでしょうに。いろいろ勿体ない作品でした。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
視覚探偵 日暮旅人(Blu-ray BOX)
視覚探偵 日暮旅人(DVD-BOX)
日本テレビ系 日曜ドラマ 「視覚探偵 日暮旅人」 オリジナル・サウンドトラック
探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫)
探偵・日暮旅人の失くし物 (メディアワークス文庫)
探偵・日暮旅人の贈り物 (メディアワークス文庫)
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)
視覚探偵 日暮旅人 [DVD]
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9660/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/448178885.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事
-
- 突然ですが、明日結婚します (第9話/最終回・2017/3/20) 感想 (2017/03/21)
- べっぴんさん (第140回・3/20) 感想 (2017/03/20)
- 視覚探偵 日暮旅人 (第9話/最終回・2017/3/19) 感想 (2017/03/20)
- A LIFE~愛しき人~ (第10話/最終回15分拡大版・2017/3/19) 感想 (2017/03/19)
- 真昼の悪魔 (第7話・2017/3/18) 感想 (2017/03/19)