べっぴんさん (第134回・3/13) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第24週『光の射(さ)す方へ』『第134回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれ(芳根京子)が突然、「映画を作ろう」と提案する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

栄輔に掃除を任せることがゆりの "優しさ" だと思うが…

私の感覚がおかしいのだろう。なぜ、ゆり(蓮佛美沙子)はた栄輔(松下優也)が掃除を手伝うと言った時に拒んだのだろう?私は、あそこで栄輔に掃除を任せることが優しさだと思うのだが。もちろん、ゆりが「さくらの乱」の時に、さくら(井頭愛海)を預かった際も寝食の世話だけして放置していたから、一貫性はあるのだが…

なぜか、栄輔の台詞には不倫の匂いがプンプンする

栄輔「もったいないな思て。あのゆりさんが…」

何か、何かなぁ。栄輔がこう言う言い方をすると不倫の匂いがプンプンする。夫が出征中のすみれ(芳根京子)に近づいた時も。それに、自身が自己破産するかどうかの瀬戸際で、何十年も前の話を持ち出すのもおかしな話のような。まあ、おかしくないまともなエピソードを探す方が苦労するのが本作だが。

子供らの来訪するのが分かってるなら、おかしくない?

おかしなことついでに。ゆりの掃除の途中で英語を教わってる子供たちが家にやって来たが、普通の専業主婦ならとっくに掃除は済ませた状態で、もちろんエプロンの外した状態で、子どもたちがやって来る時間を迎えるのでは?本当に昭和48年(1973)は、おかしなことばかりの1年だった。

「メリヤス」の話の唐突さが半端が無い

さて、時は昭和49年(1974)。何度も書いて恐縮だが、脚本家にはきちんと「キアリス」の現時点での企業規模を描いて欲しかった。それが無いから今回の「メリヤス」の話の唐突さが半端が無かった。

一体前回いつ「メリヤス」の話が出たか調べたら、「第106回・2/8」でメリヤス工場の橋詰(佐川満男)からの手紙が届いたくだりだ。まあ、映画『ゴッドファーザー』も、明美(谷村美月)の映画好きも唐突さは半端ないが。

社長夫人の専務としての意識が薄過ぎる

脚本家さん、映画見たのかな?映画ファンの間では “ゴッドファーザーソース” と呼ばれるミートボール入りのトマトソースのパスタのこと、良く知ってたなって。

因みに4人が食べていたのは普通のスパゲティナポリタンだったが、重ねるなら思い切って同じレシピにしたら良かったのに。しっかし、すみれだけ食欲旺盛だった。あれでは、他の3人との現状認識の違いが歴然と見えてしまって。世間では「総理夫人」が話題だが、こちらの社長夫人は専務としての意識が薄過ぎる…

短気で自己チューなさくらは、何処へ?

さくら「悔しい気持ちも分かるけど
    (中略)待つしかないんやない?」

先週、あれだけ嫁姑問題で、健太郎(古川雄輝)に激高して「次には必ず」的なことを言っていた短気で自己チューなさくらは、どこへ行ってしまったんだ。いや、そもそもあの君枝(土村芳)とのギクシャクした関係はその後どうなったんだ。

健太郎の曖昧な「夢」を反対する紀夫の違和感…

「騒動」を描きっ放しにするのもどうかと思うし、また未解決のまま次の「騒動」を作るかって感じがこの健太郎の台詞だ。

健太郎「僕には夢があるから」

また、そもそも論で恐縮だが。以前に生き急ぐような健太郎に違和感があると書いた。健太郎の野望とやらが全く描かれずに、ただただ事業の業績を上げたいみたいな意識だけが暴走していたから。しかし、脚本家は今回でその「野望」や「意識」を「夢」と改めて定義をしてきた。

「夢」だろうが何だろうが、そもそも健太郎がなぜそう思うのかも方向性も曖昧なのが困る。それを社長の紀夫(永山絢斗)が反対するのも合点がいかない。

すみれの "思いつき" と "自費" ならOKって?

しかしもっと違和感が半端無いのが、そんな健太郎の「夢」は曖昧なまま反対するのに、最近ヒロインの座を取り戻しつつあるすみれの気まぐれな “思いつき” には全員で「いいねぇ」「うんうん」と賛同。それも自費ならOKで、役員らが喜んで出資すると言う始末だ。

次世代を担う若い社員の「夢」や「意見」は、慎重な経営を理由に反対するのに、自費なら大賛成って、完全に金持ちの道楽にしか見えないのだが。確か世の中はオイルショックの影響で不景気、不況だと騒いでいたはずだが。こう言う連続性の無さ、現実味の無さが本作の特徴。結局、あと3週間しかないこの時点でも治らずだ。

最後までヒロインたちはお嬢様で裕福で思いつきだけか…

とにかく、最後の最後までヒロインたちはお嬢様でお金持ちで、やることすべてが思いつきで、何となく成功しちゃうのが本作。これでは、ヒロインたちの言動に共感はおろか、言動は花につくし、不快感さえ抱いてしまう。そして「キャメダです」で撃沈させられた15分間だった。

あとがき

ついに、残り3週間を切った時点で、金持ちの道楽の「映画づくり」を見せられるとは夢にも思いませんでした。それも、こんな駄作をつくっているスタッフたちが「映画づくり」を描くって?コント化して描くのもイラッとしますが、映画製作を舐め切った内容には腹が立ちます。もはや、離脱寸前です。

どうか、スタッフたちには本作が視聴者たちの受信料で製作されていると言う自覚を再認識して欲しいです。あなたたちの “自費” でも、私たち視聴者の “慈悲” でもありませんから。同志の皆さん、あと17回です。頑張りましょう!

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

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坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
128  129  130  131  132  133
第24週『光の射(さ)す方へ』

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【べっぴんさん】第134回 感想

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べっぴんさん 第134回

『光の射す方へ』内容不況により、岩佐(松下優也)の“エイス”が破綻潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)は、岩佐を。。。。 一方、“エイス”倒産を受け、紀夫(永山絢斗)は、“キアリス”の経営を慎重に行うべきと。健太郎(古川雄輝)を諭すのだが。。。。。 敬称略 また、言ってるよ。 ...

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