下剋上受験 (第9話・2017/3/10) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『下剋上受験』(公式)
第9話『入試本番涙のクライマックスへいざ出陣』の感想。
なお、原作:桜井信一氏のノンフィクション本『下剋上受験』は未読。
佳織(山田美紅羽)の成績が全国模試で初めて偏差値60を超えた。信一(阿部サダヲ)は、3学期は受験まで佳織に学校を休ませることを決意。みどり(小芝風花)にそれを伝える。一方、信一は保護者面接の存在を知り、楢崎(風間俊介)に頼んで練習を行う。楢崎から「併願も検討すべき」と助言されるが、信一は「桜葉学園」一本に絞る姿勢を崩さない。そんな中、過去問に苦しむ佳織が「桜葉じゃなくてもいい?」と逃げ腰になり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なんで、こんなドラマになったんだ?
流石に、前回のラスト数分間で、偏差値が40から60に上がってしまった本作。それでなくても、受験勉強の描写が中途半端で少なかったために、前回も今回も成績が上がったと描かれても違和感しかない。
その上、今更取って付けたように受験勉強を描いたり、回想シーンてんこ盛りでこれまでの受験勉強を補完したつもりでも、それこそこれが “一夜漬け” ってやつ。連ドラも受験勉強も “一夜漬け” が一番やってはいけないことでしょ?
それを平然とやった上で、原作の結末を知っていれば、試験結果の週跨ぎなんて、ドラマをつまらなくしているだけ。なんで、こんなドラマになったんだ?
あとがき
「下刻上」をWikipediaで調べると、「日本史において下位の者が上位の者を政治的・軍事的に打倒して身分秩序(上下関係)を侵す行為」とあります。このドラマのどこが下克上なんでしょ?ただ、中卒のお父さんが自身のコンプレックスを娘で敵討ちしているようにしか見えません。それでいいのかな?
最終回で受験に不合格して、その後をドラマ化した方が面白かったのでは?それなら、肝心のお受験の端折りには目をつむります…
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