嫌われる勇気 (第9話・2017/3/9) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『嫌われる勇気』(公式)
第9話『黒幕は誰だ!真実が引き裂く孤独なバディ』の感想。
なお、原案:岸見一郎氏・古賀史健氏のノンフィクション『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え-』は既読。
青山(加藤シゲアキ)が大文字(椎名桔平)の研究室を訪ねた帰りに何者かに刺され、その現場付近で会社員の男性・近藤の刺殺体が発見される。近藤は、蘭子(香里奈)の父の物である実家の鍵を所持していた。蘭子は、この事件と18年前に起きた自身の誘拐事件との関連を確信する。蘭子は大文字に犯人の心当たりを聞きに行く。ところが、大文字は、事件の解決には蘭子がトラウマに支配されている現状から脱却する必要があると説く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
一番やってはいけないことをやっちゃった!?
前回からの流れで、「アドラー心理学」に則って過去のトラウマに支配されている蘭子(香里奈)がトラウマを否定する辺りを描くかと思いきや、意外と普通の刑事ドラマでやや拍子抜け。更に、真犯人は次週の最終回へ先延ばしって。
これ、流石に “謎” を引っ張り過ぎてる。確かに “謎” は視聴者の1つの興味関心ではあるが、それは興味関心を抱けるように、ある程度事前にこれまで上手い具合に小出しにして興味関心を惹き付けるようにやってきた場合だけ。本作のように、ただただ先延ばしにしている作品では通用しない。
その点に於いて、今回の真犯人の謎解きを二週跨ぎにしたのは、一番やってはいけないこと。どうして、こんな構成にしたんだろう?
あとがき
「アドラー心理学」と「刑事ドラマ」の融合を、比較的に好意的に見てきたのですが、この度の二週跨ぎは頂けません。謎を抱えた主人公が謎を抱えたまま1時間画面に出ているだけでは、面白くありません。でも、こう言う展開なら最終回を観るしかありませんけれど。こう言うドラマづくりは賛成しかねます…
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
フジテレビ系ドラマ「嫌われる勇気」オリジナルサウンドトラック
嫌われる勇気
幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
週刊ダイヤモンド 2016年 7/23 号 [雑誌] (今こそ! 「嫌われる勇気」 初めてのアドラー心理学)
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
【早期購入特典あり】私(CD+STYLEBOOK)(初回生産限定盤)(B2サイズポスター付)
【早期購入特典あり】私(DVD付)(B2サイズポスター付)
私(CD+STYLEBOOK)(初回生産限定盤)
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9618/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/447768348.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事
-
- 下剋上受験 (第9話・2017/3/10) 感想 (2017/03/10)
- べっぴんさん (第132回・3/10) 感想 (2017/03/10)
- 嫌われる勇気 (第9話・2017/3/9) 感想 (2017/03/10)
- 就活家族~きっと、うまくいく~ (第9話/最終回・2017/3/9) 感想 (2017/03/10)
- べっぴんさん (第131回・3/9) 感想 (2017/03/09)