べっぴんさん (第129回・3/7) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第23週『あいを継ぐもの』『第129回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 本作は、2/28 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


坂東家の存続について悩むすみれ(芳根京子)と紀夫(永山絢斗)は、紀夫の実父である田中五郎(堀内正美)を家に招く。婿養子として坂東家に入った紀夫は、自分をどんな気持ちで婿に出したかについて、親の気持ちを初めて知ることになる。後日、すみれたち夫婦は、君枝(土村芳)と昭一(平岡祐太)と会い、さくら(井頭愛海)が村田家に入ることを許すのだった。一人娘を嫁に出し、寂しく感じていたすみれたちだったが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

高齢の父親を、自分の相談事でわざわざ出向かせる?

アバンタイトルからすっ飛ばして始まった第129回。坂東家の存続について悩むすみれ(芳根京子)と紀夫(永山絢斗)は、元貴族院議員で紀夫の実父である田中五郎(堀内正美)を家に招くと書くと聞こえは良いが、高齢の父親を自分の相談事でわざわざ出向かせると言う違和感。

紀夫は「迎えに行こうと思った」と小声で言っていたが、ここは実家を菓子折り持って訪問するのが礼儀では?こう言うことも出来ない人間が、思い付きで口先から結婚を反対したり、あっと言う間に手のひらを反したりするから、余計に紀夫への好感度がだだ下がり。良かったのは五郎パパのお言葉のみ…

他人がいる小狭まくて小汚い店内で、親族会議?

主題歌明けは、喫茶店「レリビィ」。結婚や家系の所謂超個人的な内輪の話を、あの小狭まくて小汚い店内にテーブル寄せて、更にカウンター席には赤の他人が2人もいるのに話し出すす違和感。

そして、村田夫妻がいるのに、坂東家の歴史を今になって淡々と話し出す違和感。更に、それをこれまでさくら(井頭愛海)に話していなかったと言う違和感。こちらは、とっくに五十八(生瀬勝久)の「坂東家」と「坂東営業部」の思いを感じ取っているだけに、この今さら感の半端さは異常事態…

3人の名前の「花言葉」と人物像の意外な関係

今回いろんな意味で笑ったのが、大急百貨店会長・大島(伊武雅刀)がさくらの名前の由来について、会長が紀夫に振るくだり。

紀 夫「すみれのお母さんの甘えがはなさんやったんや」
すみれ「そう。そやから お姉ちゃんがゆりで 私が すみれ。
    2人とも花の名前を付けてもろうたのよ」
紀 夫「お母さんのように そのまた お母さんのように、
    美しく 花咲く人生を送って欲しい。
    そんな思いを込めてさくらと付けた」

これまで全く抱くことが無かった違和感がここで湧いてきた。それは、すみれの母の名前が「はな」で花の名前で無かったこと。それと、3人の名前の「花言葉」と人物像の意外な関係に注目してみた。

●スミレ全般の花言葉は「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」
  異論はあろうがまあまあすみれのイメージと遠くない。
●ユリ全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」
  これもゆりのイメージと重なる部分が多い。そして…
●サクラ全般の花言葉は、「精神の美」「優美な女性」
  さくらだけ完全に異次元の世界になってる。更に西洋では「優れた教育」の花言葉があり、ぎりぎりそっちは合ってるか。

いずれにしても、会長が「幸せという大輪の花を咲かせて下さい」とエールを送るが、この席に不在のゆり(ユリ)の花が実際には一番大輪と言うチグハグさ。第11回で紀夫がさくらを命名したくだりは、それなりに感動できたのに、こうして改めて聞くと、もっと最適な名前があったような気がしてしまうのは私だけだろうか?

※花言葉については、『e恋愛名言集』より引用。

経済的にも物語的にも端折りまくる超絶手抜き朝ドラ

ここまで、紀夫の実家、坂東家と村田家の結婚話の場所とスタジオセットを新設するのを拒んだとしか思えぬ経済的な脚本と演出で進んできたが、ついに終盤に差し掛かりナントさくらと健太郎の結婚式のスタジオセットも大胆に省略。まあ、正直見たくは無かったから御の字ではあるが、しかし写真一枚も無いとは恐れ入った。

恐れ入ったついでに書けば、紀夫とすみれが新夫婦の新居を知らなかったことと、新夫婦が一方的に事前の許可も取らず坂東の両親の家に寄生することも驚いた。そして、脚本家お得意の時間経過で昭和48年(1973)へワープ。ワープついでにさくらも妊娠。

いやあ、ここまで経済的にも物語的にも端折られるとは。流石、超絶手抜き朝ドラと言わざるを得ない。

あとがき

なんか、毎回騒動の連続で、どの騒動が解決済みなのかよく分からなくなっていますが、さくらと健太郎の「入社直後の反発・反論」と「商品審議会」と「突然の結婚宣言」の3つの騒動で、脚本家は何を描きたかったんでしょうか?親と子の確執?受け継がれる才能?「家」を残すことの本当の意味?でしょうか。

結局、なぜ「キアリス」のやり方を「古い」と決めつけたり、ただ親に反発したり、身勝手に自己主張しただけで、さくらと健太郎の真意がちっとも描かれずに、健太郎は開発宣伝部部長になり、さくらは母親になる。ホント、「騒動至上主義」の上に歴史年表の箇条書き状態。『とと姉ちゃん』超えは間違いなさそうです。

[お願い] コメント等でのあらすじのネタバレ厳禁でお願いします。今やストーリー展開が唯一の私の楽しみですので…(困)

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上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』
98  99 100  101  102  103
第19週『希望』
104  105  106  107  108  109
第20週『旅立ちのとき』
110  111  112  113  114  115
第21週『新世界へ、ようこそ』
116  117  118  119  120  121
第22週『母の背中』
122  123  124  125  126  127
第23週『あいを継ぐもの』
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