ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

A LIFE~愛しき人~ (第8話・2017/3/5) 感想

A LIFE~愛しき人~

TBSテレビ系・日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』公式
第8話『親父のオペ!!まさかの不覚…』の感想。



会議の場での実梨(菜々緒)の発言により、医師たちに深冬(竹内結子)の脳腫瘍のことを知られてしまう。沖田(木村拓哉)と壮大(浅野忠信)は、激高する虎之介(柄本明)に経緯や詳しい病状を説明し、必ず深冬を救うと約束する。そんな中、沖田の父・一心(田中泯)が倒れる。手術は羽村(及川光博)が担当する予定だったが、一心は息子にやってほしいと言いだす。身内への手術は冷静な判断が難しく、沖田は手術を承諾するべきか迷うが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

実梨の弁護士としての言動が、違法行為ばかりでうんざり

内容がどうこう言う以前に、実梨(菜々緒)の弁護士としての言動が、違法行為ばかりでうんざりだ。いくらフィクションとは言え、順守すべきはしてもらわないと、視聴者は “虚構の中の真実” だからこそ感情移入できる訳だから…。まあ、これで女性弁護士は退場しそうだから、言ってもしょうがないか。

沖田が父親の手術を買って出るくだりは、違和感だらけ

さて、「大切な人は自分が助ける」的な思考回路でずっときた沖田(木村拓哉)が、父・一心(田中泯)の手術を自ら買って出ない違和感もあれば、寿司に拘る職人としての一心は良いとして、あの毒舌が沖田を動かすためとは言え、これまでの一心があんな毒舌を言うだろうかと言う違和感もある。違和感だらけである。

"主人公1人が目立つドラマ" から、ついに脱却したか

ただ、連ドラ作品としての仕上がりとしてはこれまでで一番良かった。と言うより、最もマシだったと言える。まず単純にすべての登場人物が見せ場が用意され、役割もハッキリして、豪華キャストを揃えた甲斐があったってものだ。

また、沖田以外の登場人物の出番が増えたことで、沖田の出番や台詞が減らされ、逆に沖田の心情を沖田以外の登場人物たちが代弁するようなスタイルになり、主人公1人が目立っていたドラマから、いろいろな登場人物たちの人生や考え方を重ねることで沖田を描くスタイルになったのは正常進化と言うべきだろう。

井川のキャラクターの "立ち位置の良さ" が際立っている

井川(松山ケンイチ)のキャラクターの、本作での立ち位置の良さが際立っている。医療ドラマは緊張感の連続がつきものだが、井川の軽妙な部分はいい感じの清涼剤になっているし、今回は井川と沖田を重ねて描いた部分など、これまでに無かった描写。こう言うのが増えて来ると、全体のバランスが良くなるはずだ。

あとがき

次回からは、物語は深冬(竹内結子)の脳腫瘍の手術だけを描くのでしょうから、今までのようなあれこれ描いて違和感だらけな状況にはならないでしょう。やはり、序盤から中盤までの脳腫瘍の小児科医に医療行為をさせ続けた違和感が勿体なかったですね。次回からの巻き返しを期待します。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
TBS系 日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」オリジナル・サウンドトラック


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9597/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/447637783.html でも受付けております。


【これまでの感想】
第1話第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

A LIFE~愛しき人~ 「親父のオペ!!まさかの不覚…」

会議の席で、顧問弁護士の榊原(菜々緒)により、深冬(竹内結子)の脳腫瘍及び、それを知りながら医療行為を行ってたことを知り、憤る壇上(柄本明)しかし、壮大(浅野忠信)は、沖田(木村拓哉)によって、既に有効な手術方法が見つかったことを報告。準備を進めてることを告げます。また、沖田が、由紀(木村文乃)と共に実家の寿司屋に行くと、沖田の父・一心(田中泯)が倒れてました。手術は羽村(及川光博)が担当す...

A LIFE~愛しき人~ 第8話

会議の席で、深冬(竹内結子)の脳に腫瘍があることを知らされた虎之介(柄本明)は、壮大(浅野忠信)と沖田(木村拓哉)を激しく責め立てます。 既に手術方法を見つけていた沖田は、詳しい説明をした上で虎之介に「大丈夫」と言い切るのでした。 そんな中、沖田の父・一心(田中泯)が心臓を患い、倒れてしまいます。 近親者の手術は通例では行われないため、羽村(及川光博)が一心の手術をする...

A LIFE~愛しき人~ #08

『親父のオペ!!まさかの不覚…』

日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』第8話

「親父のオペ!!まさかの不覚…」 内容会議の席で、突如、顧問弁護士の榊原(菜々緒)により、深冬(竹内結子)の脳腫瘍および、病状を知りながら壮大(浅野忠信)が治療を行わせていたことが発表される。憤る壇上(柄本明)は、壮大と沖田(木村拓哉)を責め立てる。すると沖田は、すでに手術方法が見つかったことを説明、準備を進めていることを壇上に伝えるのだった。 そんななか、家に帰った沖田は、...

客も患者も家族も同然という気持ち(木村拓哉)

脚本家には「不毛地帯」という作品がある。 これは原作ありだったために・・・最後まで不毛地帯なのである。 しかし・・・世界が凍てついた不毛地帯であるように見せるのは脚本家の特色でもある。 けれど・・・凍てついた大地に春が訪れて・・・人間性の回復とも言うべき雪解けがあるのが一種のお約束なのである。 「僕

「A LIFE〜愛しき人〜」命と向き合う7,8沖田は父の手術を執刀したがまさかの失敗も適切なリカバリーで乗り越えたが直後に深冬が急変した

「A LIFE〜愛しき人〜」第8話は深冬の病状を榊原に告発された事で深冬の父虎之介は激怒するも沖田が説明しその場を抑えた。そんな中沖田の父一心が心臓の疾患で突然倒れ、その手術 ...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: