映画「WE ARE X」 感想と採点 ※ネタバレなし


ざっくりストーリー
このドキュメンタリー作品は、2014年10月11日のマディソン・スクエア・ガーデンでの舞台裏を追いながら、圧巻のステージ演奏に至るまでの過程と、YOSHIKIの人生と重ねて進められ。本作では、バンドとYOSHIKIの人生が悲劇の連続だったことを重ねて表現されている。
例えば、YOSHIKIの父親はまだ彼が子供だった時に自殺し、幼なじみでX JAPANをYOSHIKIと共に結成したToshIは1997年の解散の原因となる新興宗教による洗脳された。悲劇は続く。その解散の約5ヶ月後のHIDEの死、元ベーシストのTAIJIは、一度脱退した18年後のメンバーとの演奏から11ヶ月後に死亡など…
クライマックスでは息をのむ圧巻のステージが待ち受ける。なぜ今、X JAPANの音楽と物語は世界を熱狂させるのか。 HIDEとTAIJIの夢を叶えるため、逆境に立ち向かい乗り越えてゆくX JAPANのリーダーとしてのYOSHIKIの使命感と覚悟。本作で、X JAPANは、悲劇と悲しみを乗り越えられることを証明するのだ。
世界中のX JAPANを知らない人々にも見て欲しい
映像作品としては、『ART OF LIFE』のようなストーリー性やメリハリがもっとあっても良いかなとは思うが、X JAPANを知らない世界中の人々が、YOSHIKIとグループの歩んできた歴史を知り、理解を深めるにはこの位の尺と詰め込み具合がちょうど良いかも。
YOSHIKIとToshIの会話には、語りつくせない感動が
中でも、幼馴染のYOSHIKIとToshIがグランドピアノを前に、ゆったりと自然体で語られた、ToshIの洗脳されるきっかけから戻って来るきっかけのくだりは興味深いし、友情などと言う言葉では語りつくせない感動があった。
あとがき
X JAPANの楽曲は辛い時にそっと寄り添ってくれるメロディ。だから、世界中の人が共感できる。なぜ、そのようなメロディが生まれるのか、その理由がこの映画でハッキリと分かります。そして、いつまでも続くメンバー同士の熱い絆に心を動かされます。X JAPANのファンだけが見るのでは勿体ないです…
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