嫌われる勇気 (第8話・2017/3/2) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『嫌われる勇気』(公式)
第8話『死者からの復讐!?連続殺人犯からの招待状』の感想。
なお、原案:岸見一郎氏・古賀史健氏のノンフィクション『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え-』は既読。
会社員の松田(横井優一)が撲殺される。松田は15年前に起きた中学生殺害事件の加害者の一人で、当時の被害者・将也(阿久津秀寿)の指紋が松田殺害の凶器から見つかる。蘭子(香里奈)と別行動を取る青山(加藤シゲアキ)は一人で大文字(椎名桔平)を訪ね、犯人の心理にある「安直な優越性の追求」について聞く。青山は将也の自宅に行き、蘭子と遭遇。そこで2人は、将也と蘭子の弟・悠真(堀井新太)が並んだ写真を見つける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
蘭子の過去の謎を引っ張り過ぎ…
これまでで一番良かった。これが率直な感想。まあ、刑事ドラマとしては、蘭子(香里奈)の過去の謎を引っ張り過ぎて、謎解きの面白さを欠いてしまったのが残念だが…
今回の "青山が主人公で大文字の助けを借りる" が正解
しかし、そんな欠点よりも、蘭子の単独捜査のお蔭で、青山(加藤シゲアキ)が中心で捜査をし、解決にまで導いたことが良かった。更に、今まで話の腰を折るだけの大文字(椎名桔平)のくだりが少な目になった上に、「安直な優越性の追求」だけを解説し、青山の捜査の助けと言う役割が明確になったのも良かった。
やはり、以前から言っているように、青山が主人公で大文字教授の助けを借りる刑事ドラマで良かったってことだ。
蘭子の人物設定が間違っていたのかも…
今回の事件と「アドラー心理学」の馴染みの良さからすると、蘭子が難事件を次々と解決するが、組織になじまない一匹おおかみタイプの女性刑事と言う設定だけで良かったような。むしろ、「アドラー心理学」を地で行く “アドラー女子” と言う設定を外して、「青山+大文字 VS 蘭子」の方が面白かったかも。
あとがき
「アドラー心理学」をあまり意識せずに、気楽に観た方が楽しめますね。特に、今回は青山が主人公のように動いて物語をけん引したお蔭で、普通の刑事ドラマらしい面白さが生まれました。もう第8話ですが、この方向性が正しかったような。それにしても、CM多いですね。
いよいよ、次回は過去のトラウマに支配されている蘭子が、現状から脱却するようですね。上手く青山をメインに描いて欲しいです。次回に期待します。
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