A LIFE~愛しき人~ (第7話・2017/2/26) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(公式)
第7話『最後の患者は14歳の乳がん!?』の感想。
沖田(木村拓哉)は、深冬(竹内結子)の有効な手術法を見つけられずにいた。もう長く持たないと確信した深冬は、神経を犠牲にしてでも脳腫瘍を切除して生きたいと沖田に訴える。沖田は高いリスクを伴う手術を拒むが、深冬の決意は固い。深冬は自分が診察した14歳の茜の手術を沖田に託し、今後は外来患者の担当を外してほしいと同僚たちに伝える。一方、壮大(浅野忠信)が進めていた別病院との提携が正式に決定する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やっと "普通に見ることが出来るドラマ" になった
登場人物たちの独り言が大き過ぎるの演出には違和感を覚えるが、ラストでの今さら感が半端無い実梨(菜々緒)の言葉以上に、腫瘍を抱えた外科医が手術をやり続ける本作最大の違和感が無くなっただけ、私にはやっと普通に見ることが出来るドラマになった第7話。
最初に深冬に告知して、"沖田大活躍" にすれば良かった
これが、普通だ。だから、第1話で深冬(竹内結子)に告知だけしておいて、まあ出番作りのために手術以外の外来診察だけはやらせ、物語は深冬の治療のために帰国させた設定にし、沖田(木村拓哉)が大活躍の医療ドラマにすれば良かっただけのこと。これなら、深冬もゲスト患者も診ても不自然さは無い。
あとがき
出来るだけ検査はしないと言う現在の医療の方向性と、可能性ゼロを突き詰めるための検査はすべきと言う医師の対峙構造は、これまでの本作の中では一番現実味がある物語だったと思います。深冬の手術方法を見つけた時の演技も、やっと “俳優・木村拓哉” ここにありって感じで良かったです。
「外科手術トレーニングセット」で沖田と深冬が向き合って練習していたシーンも感動的。やはり、物語に不自然さが無くならないと、俳優さんたちの演技も目に入らないってことですね。脚本家の先生には、引き続き「今さら感」と「違和感」のない脚本を期待します。
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【これまでの感想】
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