下剋上受験 (第6話・2017/2/17) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『下剋上受験』(公式)
第6話『俺の娘を泣かせるな! 父親同士の代理戦争』の感想。
なお、原作:桜井信一氏のノンフィクション本『下剋上受験』は未読。
信一(阿部サダヲ)は全国模試で佳織(山田美紅羽)の偏差値が52まで上がったことを喜ぶ。だが、その後は伸び悩み、結果が出ないまま6年生に。一方、麻里亜(篠川桃音)の成績は落ち始めていた。徳川(要潤)は佳織との付き合いが原因と考え、信一に「2人の交流をやめさせて勉強に集中させよう」と提案。信一はそれを受け入れ、佳織に麻里亜との付き合いを禁じる。佳織はショックを受け、香夏子(深田恭子)に抱きついて号泣する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
1時間ドラマの物語としては、面白味も感動もあった
今回は、1時間ドラマの物語としては、佳織(山田美紅羽)と麻里亜(篠川桃音)、信一(阿部サダヲ)と徳川(要潤)を上手く対比させながら、お受験ドラマとしてかなり面白味も感動もあった。
肝心の模擬試験を描かず時間経過してしまったのが残念
ただ、連ドラの第6話として全話の後半戦に突入している物語として見ると、模擬試験の結果を受けての展開なのに、その肝心の模擬試験を描かず時間経過してしまったのが大いに残念。また、みどり先生(小芝風花)が “ライバル” の話もすごく良かったのに、かなり唐突な感じが残念。
もっと成績が落ちてきて悩んでいるように描いたら…
やはり、前回の感想にも書いた通り、お受験の1年前以上前からの話を3か月(全10話前後)に詰め込むために、省略せざるを得ない部分がマイナスに働いているような。描きたいことも分かるし、大きく失敗しているとは思わない。ただ、今回に限れば、もっと成績が落ちてきて悩んでいるように描いたら、より感動的だったろうに…
あとがき
河原のバーベキューで徳川が娘の麻里亜の頭を両手で撫でる場面は良かったです。それと、香夏子(深田恭子)が回を重ねる毎に、父と娘の “良き接着剤” 的な役割になってきているのも良かったです。あとは、どこを端折ってどこを残すか、それだけのような気がします。次回に期待します。
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