東京タラレバ娘 (第3話・2017/2/1) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『東京タラレバ娘』(公式)
第3話『恋に仕事に迷走中!?私の愛、どこだー!!』の感想。
なお、原作:東村アキコ氏の漫画『東京タラレバ娘』は未読。
KEY(坂口健太郎)との関係が急展開した倫子(吉高由里子)は、香(榮倉奈々)と小雪(大島優子)を呼び出して相談する。だが、女子会ばかりやっていたせいか、3人揃っても次にどう行動すればいいのか分からない。仕方なく、倫子と香は店に戻る小雪に付いていき、酒を飲むことに。その道中、小雪は、落としたジャガイモを拾ってくれた男性・丸井(田中圭)にお礼をするため店に誘う。そして丸井のしぐさや笑顔にときめいてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やっと、3人の内面的な個性を際立たせた
これまで存在感の薄かった小雪(大島優子)が丸井(田中圭)と出会ったことで、やっと3人の恋愛話が動き出したって感じ。その意味では、これで漸く物語がスタートラインに立って面白くなる気配が感じられた第3話。
と言う訳で、私はまだ本作を楽しめてはいないのだが、3人の “グダグダ” と “グズグズ” を本作らしさにして、恋愛に悩む30歳の女たちを描こうとする方向性は悪くない。また、第3話でやっと3人の内面的な個性を際立たせて描いたことで、これまでの外見や仕事以外での違いを見せたのも良かった。
更に褒めれば、3人の違いを描きながら、物語の中心はきちんと倫子(吉高由里子)にして、群像劇になりがちな所を食い止めたのは評価できる。
全体的にダラダラしてるし、3人が幼稚過ぎるような…
ただ、あとは気になることばかり。まず気になるのは、3人の “グダグダ” と “グズグズ” がドラマ自体にも影響を与えてしまって、物語が一進一退を繰り返して既にパターン化してきていること。確かに3人の場面を切り返してパターン化を阻止しているつもりだろうが、内容が似ているからダラダラにしか感じない。
それともう一つ気になるのは、私の世間知らずかもしれないが、30歳の女性友だちは、あれほど憧れの男の登場や肉体関係の話をこまめに連絡を取り合い一喜一憂するのもだろうか?ってこと。中高生なら話は分かるが。こんな女たちだから、男に日照り続きってことなのだろうが、リアリティーの部分で気になる…
あとがき
第3話になりましたが、未だに今時の30歳の女性がこんなに恋愛にガツガツしているのかなと言う違和感が拭えません。35歳以上なら共感しますが。また、3人の言動が30歳の女性にしては幼稚過ぎませんかね。ついでに言うなら、女優3人に対して男優が弱いかなと。
いろいろ愚痴を書きましたが、正直本作はメインの3人の女性を活かし切れていないと思います。もっと個性を際立たせて、3人の切り替えを適正化して、その上で倫子を目立たせる。まだまだやれることはありますよ。キャスティングは変えられませんが、脚本と演出や編集で盛り上がる可能性大。次回に期待します。
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