べっぴんさん (第98回・1/30) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第18週『守るべきもの』『第98回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


すみれ(芳根京子)の娘・さくら(井頭愛海)は、相変わらず家出を続けていた。「キアリス」には夏休み中の君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)と、良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)がアルバイトに。そんなある日、ジャズ喫茶「ヨーソロー」で働いていた五月(久保田紗友)が、何も言わずに姿を消してしまう。恋人の二郎(林遣都)は五月を探すがみつからない。さくらは代わりに「ヨーソロー」で働くようになり…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

子育てしてなかった夫婦の今更子育てに悩む姿が滑稽…

すみれ(芳根京子)って、自分自身には父親とか家への反抗期って無かったのだろうか?だから、反抗期の娘・さくら(井頭愛海)への接し方がわからないのだろうか。実は、私自身が反抗期の記憶が無かったから、そう思ったのだが。まっ、そもそも思春期のすみれが、ほぼ描かれていないから机上の空論なのだが。

更にそもそも論を言えば、すみれ自身が子育てしてたように描かれていない。すみれがさくらを気にかけていた様子もない。すみれがさくらにああしろこうしろと強制したこともない。卒業後の進路や将来の職業を決めつけた訳でもない。なのに、思春期の子育てに悩む両親を描く時点で無理があり過ぎる。

しかし、今回のアバンタイトルでは、「いつもは無口で口下手なすみれがさくらとの関係修復のために、感情的になって必死にさくらが帰って来るのを待っている」のと、「いつもは仏頂面のさくらは母と別居したいために、感情的になって悩んでる」と解釈しろと言わんばかり。流石に視聴者を馬鹿にしてる。

残り2か月。2月の第1週も、期待薄か…

主題歌明けは、あんなにぎくしゃくしたヒロイン一家のことは描かずに、サクッと時間経過して夏休み。もう話になんてなりゃしない。それも、皇室御用達のお墨付きを頂戴した「キアリス」のアルバイトがチンピラ風情の格好でアルバイトとは皇室が、いや私も聞いて呆れる。それも「キアリス製作所長」の息子が?

それにしても、どう言う経緯でアルバイトが必要になり、一般募集したのかも描かずに、更に面接も事前説明も無かった様子で、唐突に始まったのは、流石、脚本家お得意の「騒動至上主義」。これ、完全にすみれがジャズ喫茶「ヨーソロー」でバイトするフラグだね。そして、息子2人がすみれの情報屋になるんだ、きっと。

これは、全くの想像の域を出ないが、どうやら今週も “さくらの乱” は続く模様。それに、健太郎(古川雄輝)と龍一(森永悠希)が「キアリス」のアルバイトになったから、益々すみれとさくらは直接対決の場は少なくなり、伝言ゲームで進んでいくだろう。あー、2月の第1週にも期待薄か…

大急百貨店は "冷房強め" で買い物するには厚着が必要?

さて、やっと6分過ぎになって「キアリス」の話へ。確か冒頭が学生が夏休みって設定で、直前のシーンでのゆり(蓮佛美沙子)は半袖のブラウス一枚なのに、直結の「大急百貨店」は、半袖は展示されてる商品だけ。他の婦人雑貨も夏物だし。なのに、すみれも店員も客もみーんな秋物ジャケット着用!お洒落さんは秋物ってこと?

いつ時間経過した?と不思議に感じながら、既に「女の一生」の企画展示も終わっているし、バーゲン時期で客が大量にいる訳でもないのに、専務直々に接客するっておかしくない?強引に「キアリス品質」をすみれの台詞に盛り込んだのか知らないが不自然過ぎる。男らが遭遇するのも不自然極まりないし雑過ぎるが…

言いたかないが、五月と二郎なんて好きにしろって話…

で、今度は「ヨーソロー」。大急百貨店は冷房ガンガンで買い物するには厚着が必要で、こちらは冷房無しでお客の喉を乾かせて売上げ上昇を狙ってるってことらしい。そして、恐ろしい位にこれまた不自然な偶然が重なって、さくらがいる時に二郎(林遣都)が登場して、ここでもまた「騒動至上主義」が発令。

言いたかないが、すみれですら一か月近く引っ張り続けたお蔭で、興味関心が薄れているのに、ここで五月(久保田紗友)と二郎のことなんて、好きにしろって話。いろいろ盛り込みたいのは理解するが、それは「キアリス」を描いていると言う大前提でのこと。一体、何を描くつもりなのだろう?

週の4日は「キアリス」、3日は「すみれ」に出来ないか?

と、思ったら再び「キアリス本店」。あのー、私が見たいのは、洋服が売れてる様子や売ってる姿、机を囲んで座ったまま事務作業したり、手紙に驚く社員たちでない。ヒロインのすみれが立ち上げた「キアリス」の物語を見たいのだ。

僅かだが、五十八(生瀬勝久)を登場させる時は、「キアリス」の物語を描こうと努力しているのは分かる。それは認めるところだ。ただ、あまりに「キアリス」の物語が少な過ぎる。週の内4日は「キアリス」で3日は「すみれ」で良くないか?

このままでは、本作のヒロインがアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子さんであることを忘れてしまう以上に、「ファミリア」とは無縁の朝ドラになってしまわないかと、そっちの方が心配だ。

あとがき

先週の『明日への旅』では、さくらが東京に行きたいことが分かりました。では、今週の『守るべきもの』では、何が分かるんでしょう?この先、本気で「ファミリア」と坂野惇子さんの名誉を守るような兆しでも見えてくるのでしょうか?それにしても、「キアリス」のくだりが雑過ぎませんか?

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坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)
ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること

第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8 9 10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32  33 34 35 36
第7週『未来』
37 38 39 40 41 42
第8週『止まったままの時計』
43  44 45 46 47 48
第9週『チャンス到来!』
49 50  51 52 53 54
第10週『商いの聖地へ』
55  56 57 58 59 60
第11週『やるべきこと』
61  62 63 64 65 66
第12週『やさしい贈りもの』
67  68 69 70 71 72
第13週『いつものように』
 73 74 75
第14週『新春、想(おも)いあらたに』
 76 77 78 79
第15週『さくら』
 80 81 82 83 84 85
第16週『届かぬ心』
86  87 88 89 90 91
第17週『明日への旅』
92  93 94 95 96 97
第18週『守るべきもの』

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