スーパーサラリーマン左江内氏 (第3話・2017/1/28) 感想

日本テレビ系・土曜ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(公式)
第3話『ヒーローがなんてったってアイドルのマネジャー!?』の感想。
なお、原作:藤子・F・不二雄氏の漫画『中年スーパーマン左江内氏』は未読。
左江内(堤真一)は、娘のはね子(島崎遥香)が人気アイドルグループ「ルージュパンク」のオーディションを受けると知る。後日、左江内は広報部の助っ人として、CM撮影の現場に駆り出されるが、出演する‘4代目マイホームガール’はルージュパンクのセンター・ありさ(浜辺美波)だった。左江内が建設会社の営業係長と知ったありさは横柄な態度を取るが、はね子の件を聞いて、最終審査でプッシュしてもいいと言いだす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
"アクの強さ" はそののまま、"万人ウケ" にしてきたか!?
今回、出番は少なかったが、鬼嫁・円子役を小泉今日子さんにキャスティングにしたこそ完成した、自虐ネタ風の1時間。全体的に “福田雄一ワールド” の個性の強さを若干薄めにして、「はね子は我が家のアイドルだから」で締めくくってホームドラマ色を強めたと言うところだろうか。
私にとっては、かなり万人ウケ方向に振って来た作風だと感じたが、それでもまだまだ “アクの強さ” は健在だ。依然として、好みの分かれる作風ではあるが、この位をキープするのが、本放送枠らしいかもしれない。
序盤の受験生のくだりが、後半に活かされてない
物語は、序盤の受験生のくだりと、はね子(島崎遥香)のアイドル受験の因果関係が今一つ理解に苦しんだが、左江内(堤真一)が “中年スーパーマン” らしい活躍を見せたのは、その序盤とありさ(浜辺美波)を誘拐犯から取り戻した2か所だけだから、「受験」括りでアリってことにしておくが、やはり解せない…
"冴えない中年サラリーマンとパパ" を前面に出した面白さ
しかし、はね子のアイドルお受験のくだりは本当に良く出来てた。前述の通りに “中年スーパーマン” を薄めにして、逆に “冴えない中年サラリーマン”や “冴えない中年パパ” を前面に押し出して、親バカぶりや人気アイドルの本音を軽妙に描いた。
更にお見事だったのは、終盤で天狗になってる我が娘への冷静な円子(小泉今日子)の判断や、その天狗の娘のはね子も実は父の気持ちを分かってる的な描写が僅かに挿入されたこと。この位の馬鹿馬鹿しさとほんわか度が、繰り返しになるが本放送枠らしいのでは?
あとがき
前回の感想で、「福田雄一氏は最初から本作をゴールデン枠向きにしようなんて一切考えていないと想像する」と書きましたが、若干万人ウケする方向にシフトしたのか、模索中なのかなって感じがしました。私は爆笑だっだし、感心することしきりな脚本と演出でしたが、皆さんにはどう映ったのか?
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
日本テレビ系 土曜ドラマ 「スーパーサラリーマン左江内氏」 オリジナル・サウンドトラック
中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)
Happy?(DVD付)日本テレビ系 新・連続ドラマ 「スーパーサラリーマン左江内氏」主題歌
Happy?日本テレビ系 新・連続ドラマ 「スーパーサラリーマン左江内氏」主題歌
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/9429/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/446412205.html でも受付けております。
- 関連記事
-
- A LIFE~愛しき人~ (第3話・2017/1/29) 感想 (2017/01/30)
- 大貧乏 (第4話・2017/1/29) 感想 (2017/01/30)
- スーパーサラリーマン左江内氏 (第3話・2017/1/28) 感想 (2017/01/29)
- バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~ (第3話・2017/1/27) 感想 (2017/01/28)
- べっぴんさん (第97回・1/28) 感想 (2017/01/28)