大貧乏 (第3話・2017/1/22) 感想

フジテレビ系・『大貧乏』(公式)
第3話『ママが入院!?2人きりの夜に大事件裏金奪還の結末』の感想。
裏金との関わりを疑われる浅岡(滝藤賢一)に宣戦布告したゆず子(小雪)は、柿原(伊藤淳史)を代理人とする委任契約書に判を押し、改めて加瀬(成田凌)と3人で裏金30億円の行方を追うことに。田淵家から運び出された段ボール箱の中の現金が国外に出されれば終わりだという柿原。焦る加瀬は、子連れのゆず子を批判し、子どもにも自分たちで留守番できるはずだと告げる。一方、柿原はゆず子から友達だと念押しされてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
加瀬と子どもたちの部分しか、見どころが見当たらない
うーん。加瀬(成田凌)を上手く使って子ども2人の “大貧乏” の部分は、かなり良いホームドラマになってきたのは認める。何せ、やっと子どもたちが自分たちを “大貧乏” と認めるきっかけのエピソードになっていたから。
ただ、相変わらずゆず子(小雪)とその周辺の描写が、全く“大貧乏” になっていない。いや、美術セットや衣装やメイクを含めて “大貧乏” には見えない。それに、劇中では過労で救急搬送されたとなっていたが、安易に救急車を使うようなエピソード自体がどうかって感じ。
そして、何より不可解なのが、コメディーの部分の空回りっぷり。ラブコメのつもりで描いてる部分に入ると、ストーリーの進行は停止するし、(一応)サスペンスの部分とののりしろの違和感に、加瀬と子どもらの演技も台無しに。これ、迷走を超えて、仕切り直しをするべきレベルでは?
ラブコメの部分が、空回りしすぎ
これ、普通に離婚して仕事を失った憧れの女性を、元同級生の弁護士が助けるってだけの話で良かったのでは?三億円だかサスペンスも全部削除しちゃって。それこそ、ゆず子の就活を支える弁護士のラブコメで。いや、加瀬を含めてちょっと変わったホームドラマでも良かったくらい。なぜ、どっちつかずを作ったの???
あとがき
1時間で、良い所が数分しかないって感じ。それもメインの2人がいないシーンって、ありえないでしょ。どうやら、子どもたちだけでも表現を変えようと努力は見えてますが、小雪さんの優雅な雰囲気はドラマに馴染んでないし、伊藤淳史の笑わせる演技も痛々しいほどドラマに馴染んでない。
フジテレビは、本気で裏番組と戦うつもりで作っているのか、連ドラファンとしては、そこに腹が立つと言うか、残念で仕方ありません。
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