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東京タラレバ娘 (第1話/初回10分拡大・2017/1/18) 感想

東京タラレバ娘

日本テレビ系・水曜ドラマ『東京タラレバ娘』公式
第1話/初回10分拡大『あー幸せになりたい恋に仕事に悪戦苦闘!!右往左往』の感想。
なお、原作:東村アキコ氏の漫画『東京タラレバ娘』は未読。


30歳独身の売れない脚本家・倫子(吉高由里子)は、親友の香(榮倉奈々)と小雪(大島優子)の3人で、小雪の父・安男(金田明夫)が営む居酒屋で女子会ばかりやっていて恋愛から遠ざかっている。そんな中、倫子はプロデューサー・早坂(鈴木亮平)から食事に誘われる。8年前に振ったものの、すっかりあか抜けた彼の誘いに期待が膨らむ倫子。当日、倫子の報告を待つ香と小雪だったが、店にはモデルのKEY(坂口健太郎)が来ていて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

『花咲舞が黙ってない』の仕事パートを削除した感じ

脚本は、『花咲舞が黙ってない』等の松田裕子氏。演出は、『花咲舞が黙ってない』『学校のカイダン』等の南雲聖一氏。「奇麗になっ “たら” いい男が現れる」「好きになれ “れば” 結婚できる!」と言う “タラレバ話” を繰り返し独身アラサー女性の3人が、恋に仕事に右往左往していく姿をコミカルに…って話らしい。

同枠の前作『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』が、働くアラサー女性が恋に仕事に奮闘するお仕事ラブコメとして、かなり丁寧な作り込みで面白かったから、少しはその流れを汲むかと思いきや一切汲まず。

その代わりと言っては何だが、脚本・松田裕子氏が以前に書いた『花咲舞が黙ってない』の仕事パートをバッサリと削除したって感じ。恋愛妄想と飯食ってるだけの印象。これ、原作もこんな雰囲気なのだろうか?

朝ドラ出演者が多過ぎ 配役を工夫して欲しかった

さて、出演者。『瞳』の榮倉奈々さんを筆頭に、『おしん』等の金田明夫さん、『おひさま』の田中圭さん、『花子とアン』の吉高由里子さんと鈴木亮平さん、『あさが来た』の大島優子さん、『とと姉ちゃん』の坂口健太郎さんと加藤諒さん(「タラ」の声)、『べっぴんさん』の平岡祐太さんと、まあ9人も “朝ドラ出演者” が…

偶然か狙ったのかもわからないが、視聴率20%の朝ドラのメインの出演者は、やはりその時の役の印象がそれでなくても強いのに、ここまで揃えると否が応でも、記憶が呼び戻ってしまう。私にとっては前述の3作品は未見でも、かなり朝ドラチックが気になった。もうちょっと工夫して欲しかった。

"3人が30歳" と言う設定が、物語と合ってない

脚本、演出、俳優を含めた全体の第一印象は、テンポが悪過ぎ。ただただ台詞が淡々と続くだけって感じ。それと、ちょっと気になったのが登場人物の年齢設定。実年齢28歳の吉高由里子さん、榮倉奈々さん、大島優子さんが揃って30歳の設定メイクの不自然さもあるが…

一番は内容を考えると35歳前後でないとリアルで無いような…。調べると、原作では33~34歳。30代半ばの女性のことは詳しくないが、30代半ばだからこそ、結婚に焦るとか、他の女たちに勝ちたいとか、ちょっと古い恋愛観や結婚観のドタバタする姿が活きるのでは?

今の30歳って、もっとサバサバしてるし、結婚にさほど焦ってはいないような。たくさんいる魅力的な30代半ばの女優さんで作れば良かったのに…

あとがき

ドラマとしては、もっとテンポを良くして、物語が変化・進行していることをわかり易くした方が良いと思います。そして、作品としては、同年代の似たような悩みを持つアラサー女性が視聴者ターゲットだと思うので、オジサンは完全に排除対象って感じ。

登場人物たちの言葉遣いや恋愛と結婚観が、オジサンから見てもちょっと時代遅れで無理してドラマを作ってるって印象が強いのも、どうかなって感じ。第2話で、本作らしい魅力が見えてきたら継続視聴出来るかもしれません。日テレさん、企画と話題性に先走り過ぎましたね。もったいない…

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