カルテット (第1話/初回15分拡大・2017/1/17) 感想

TBS系・火曜ドラマ『カルテット』(公式)
第1話/初回15分拡大『偶然の出会いに隠された4つの嘘…大人のラブサスペンス!!』の感想。
東京都内のカラオケ店で偶然出会った4人は、全員が弦楽器を持っていたことから、弦楽四重奏団(カルテット)を結成。バイオリン担当の真紀(松たか子)と司(松田龍平)、チェロ担当のすずめ(満島ひかり)、ビオラ担当の諭高(高橋一生)は、主に週末、軽井沢にある司の別荘で練習をしながら交流を深める。だが、実はこの出会いには秘密があった。そんなある日、4人は‘余命9カ月のピアニスト’を称する瀧田(イッセー尾形)と知り合う。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
"人生には三つの坂がある" を描くラブ・サスペンス!?
脚本は、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』等の坂元裕二氏。演出は、『逃げるは恥だが役に立つ』等の土井裕泰氏。どう見ても “偶然” には見えない “必然性” で出会った30代の男2人と女2人が、各自が “隠し事” をしながらひと冬の週末だけ軽井沢で共同生活をする話らしい。
30代の男女4人の人生についての本音と嘘が交錯するなんて部分を、“弦楽四重奏” と重ねて描こうなんて趣向もあるのだろうか。台詞にあった、結婚披露宴のスピーチの常套句である「人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして “まさか”」を描くラブ・サスペンス…
第1話から私が苦手な "坂元裕二節" 全開モード!
もう、第1話から私が苦手な “坂元裕二節” 全開モード。坂元氏の最近作『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は人気若者俳優を集めた「月9枠」で話題性十分だったが、今回は実力派中堅俳優をがっぷり四つに組ませて、いつもの “坂元裕二節” の先が読めない&超難解な脚本で…
きっと、「月9枠」でも変わらなかったから、本作も最終回まで、この雰囲気は踏襲されるに違いない。
もう少し "物語の方向性" を見せて欲しかった…
第1話を苦手感覚を抜きして見てみると、もう少し全体像と言うか物語の方向性みたいなものを見せて欲しかった。重厚なのに軽妙で冬なのに冷たくないって不思議な世界観は流石の「坂元裕二×土井裕泰」コンビ。とにかく、全編に漂う “不協和音” を楽しめるかどうか、大いに好みが分かれる作風なのは間違いない。
あとがき
前述した通りに “坂元裕二節” が苦手なので、継続視聴するかどうか第2話が見極めになりそうです。本作の感想ではありませんが、金曜10時の『下剋上受験』を本作を入れ替えたら良かったのに。土日が仕事の私は別にして、一般視聴者には金曜10時の方がじっくり観られる作品を期待しているのではないでしょうか。それにしても、坂元節の癖がスゴイ…
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